状況・条件が揃った時に性加害は起きる
毎日のように猥褻事件が報じられていますが、なぜこのような卑劣な犯罪に手を染めてしまうのでしょうか。9月29日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、「校内盗撮」という本の著者で精神保健福祉士の斉藤章佳さんにこの問題について伺いました。
斉藤「教員が児童盗撮をする事件はセンセーショナルに報道されがちで『変態教員が…』とか『モンスター教員が…』という見出しになりますけど、現場に来る元教員の方々は、どこにでもいるような人で特に性的欲求が暴走してやるのではなく加害を起こす場所だとか計画性はしっかりとあります。普段はそういう欲求を制御できている人たちが、状況・条件が揃った時に盗撮という加害行為をやってしまうというのが実態かなと思います」
小島慶子「斉藤さんは性加害とか様々な加害行為をしてしまった人たちが、繰り返さないようにするための治療やカウンセリングを行っているということですよね」
斉藤「そうですね。再加害を防止するための惨事予防としての再発防止プログラムを行っています」
小島「加害をしてしまった人たちの話を何千人と聞いていらっしゃるわけですね」
斉藤「昨年12月末でちょうど3500名を超えました」
小島「これまで変態や異常性欲で片付けられてきたものが、そうではない理由が複雑に絡み合って起きているんだそうです。条件が揃ってしまうと、やってしまうのであれば、本人がしないようにするだけではなく、条件が揃わないように環境を工夫することも大事になってくるわけですね」
斉藤「たくさんの性加害者に会ってきましたが、性加害というのは、人が起こすものではなく、環境が起こすものであるというのが私の一つの結論です」
番組では他にも斉藤章佳さんが性加害の問題について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。
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