自転車に5000円~1万2000円の反則金「闇雲に捕まえれば不満が高まる」免許の導入訴え

自転車に5000円~1万2000円の反則金「闇雲に捕まえれば不満が高まる」免許の導入訴え

Share

12月22日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、自転車の交通違反について意見を交わした。

免許制にしてある程度の知識を持ってもらう

自転車による交通違反に対して導入が検討されている反則金について、警察庁は16歳以上を対象にする方針を明らかにした。交通マナーの向上と事故防止が目的で、来年の通常国会に道路交通法改正案を提出する見通しだ。反則金は軽微な違反に「青切符」を交付し、反則金を納めれば刑罰を科さない仕組み。乗用車などで既に制度化されている。対象となる違反は、信号無視や右側通行、自転車特有の「歩道における通行方法違反」など全部で約115種類に上る。交通ルール順守の促進が目的のため、警察官が違反を現認しても指導や警告を原則とし、警告に従わない場合や歩行者にケガを負わせる危険を生じさせるなどした場合に限り、青切符を交付する。反則金は違反内容によって異なるが5000円から1万2千円程度で検討されているという。

寺島アナ「内藤さん、これはどうでしょう?」

内藤「僕自身はあまり規制を増やすことには賛成しかねるんですが、自転車は簡単な免許を設けたらいいんじゃないかなと思います。この手の議論を聞くたびに思うのは、自転車って割とみんな勝手に乗れるようになって勝手に乗ってますよね。だから子どもたちが交通ルールを学んでから乗るとは考えられない。自転車しか乗ったことがなくて車の免許を持ってない人と話をしていると、自転車が車両だって知らないんですよ。当然交通ルールも漠然としか知らないので、例えば近所の警察署で簡単な技能と交通ルールの試験を受けさせて、合格した人に免許を出すと。」

寺島「ある程度の知識を持ってもらうわけですね。」

内藤「簡単な試験を受けて免許を取ってルールを知った上で乗る。ということをしないで闇雲に捕まえるような形になると不満ばっかりが高まると思うんですよ。」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

で開く

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


おはよう寺ちゃん

おはよう寺ちゃん

月~金 5:00~9:00

その他の主な出演者

NOW ON AIR
ページTOPへ