田中優子「教室は横のつながりの中で情報交換や他愛もないおしゃべりをする場所」法政大学前総長の語るリモートと対面授業の違いとは~11月24日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

田中優子「教室は横のつながりの中で情報交換や他愛もないおしゃべりをする場所」法政大学前総長の語るリモートと対面授業の違いとは~11月24日「大竹まこと ゴールデンラジオ」

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11月24日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)に、法政大学前総長で江戸文化研究家の田中優子がゲスト出演をし、コロナ禍においての学校経営や、リモート環境の学生の学びや、対面授業の重要性について語った。

2014年春から今年の3月まで7年間法政大学の総長を務めた田中氏。大学の総長の仕事とは何か・・・?田中はこう答えた。

「学長と理事長を兼ねているのが総長。学生に何を教えるか、学部長たちが何の仕事をしてくれているか、学部長たちと議論しながら大学の教育を決めている。これが学長の仕事。理事たちと一緒に大学の経営を決めていく。両方やるのが総長の仕事。両方やらなければならないので、大変でした」と説明した。

この2年間のコロナ禍の大学経営について尋ねられると、

「本当に大変でした。全く思っても見ないこと。(リモート授業のため)とにかく学生の通信環境が気になる。学生に無料で機材を貸し出す措置をすぐに始めた。学生だけでなく、教員も(リモートに)慣れていない。教員に対しての支持もしなければいけない。学生たちは特に、新入生。本当にかわいそうで、学校に来られない状況で授業が始まる。友達もできない。誰かにサポートしてもらいたくても、誰にサポートしてもらえばいいかわからない。授業そのものはできるようになったが、在学生に有償でサポートに入ってもらって対応した」と、その苦労を語った。

コロナでリモートになって、対面授業の大切さに気が付いたという田中氏。

「リモート授業は教えるだけだと、かえって学生側は教員と1対1で教わっているような気持ちになるのでそれはそれでいい。ただ、横のつながりが無くなる。教室は横のつながりの中で情報交換や他愛もないおしゃべりをしてその空気の中で学んでいく場所。その学びが無くなったことは決定的な違い。サークルやボランティア活動の重要性もあらためて感じた」

社会全体のリモートでもういいのでは?という空気感に対しては、田中氏はこう考える。

「年齢にもよるが、特に若い頃は自分が知らない世界で育った人から話を聞いたりすることがとても重要。学生にとっては対面は重要だと思います」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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