性別による無意識の偏見

性別による無意識の偏見

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「男性だから…」「女性だから…」ついつい性別を意識して発言してしまうことは多い。3月7日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、性別による無意識の偏見について議論した。

青木理「僕らの仕事って、特に社会部の記者は、火事だろうが、事件だろうが、災害だろうが、発生したら何時でも行かなくちゃいけない。ある社会部の同僚の話ですが、夜中にたたき起こされて火事の現場に行った男性記者が朝、会社に行って『オレ、ほとんど寝てね~んだよ』って言ったそうです。女性記者に『どうして?』って聞かれたので『昨日たたき起こされて火事の現場に行ったんだよ』と答えたところ、女性記者は『私にはそんな連絡なかったわよ』と…」

西川「へぇ~」

青木「その話を聞いて女性記者はデスクに『おかしいじゃないですか!何で私に連絡しないんですか?』って聞いたら、デスクは『いやいや女の人を、そんな時間にたたき起こすのは悪いと思ってさ』っていうふうに言ったと…」

西川「はい」

青木「一見いい話なんだけど、その女性記者にしてみれば、行かれなかったら行かれないって言うけれど、なんで男性記者に電話して、女性記者に電話しないの、ちょっとおかしいんじゃないのっていう話にもなる。それが、ひいては女性は使いにくいって話にもなってしまう。現実的な偏見だったりとか、差別だったりにもなるから一声かけて『行けるんだったら行くか?』ってことを男だろうが、女だろうが平等にしないとマズいかなって思ったことがあるよね」

西川「どうやったら、そういうことに気が付けるんでしょうね、相手に伝えてしまう前に」

青木「徐々に徐々に…だよね」

番組では、この他にも性別による無意識の差別について話し合っています。もっと聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

番組の「きょうのクリエイティ部」のコーナーでお伝えしています。

 

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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