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ありがとうございました

さて、すでに部長の記事も掲載されていますが、この度、制作部に異動となりました。
      
遊軍記者としての4年間半。
政治から社会、季節の催事やいわゆる「やわネタ」まで、
本当に幅広い現場に行ったことは本当に大きな経験となりました。
     
まず、裁判を傍聴し、裁判員制度を取材することで、
司法のあり方だけではなく、市民が社会に参加していくことまで深く考えるようになりました。
裁判員経験者の方々の言葉には頭が下がるばかりです。
     
また、東日本大震災では、茨城空港で大きな揺れに遭遇し、
そのまま北茨城やいわきを取材しました。
その後も何度か被災地に足を運びましたが、
津波の爪痕、がれきの山、原発事故の影響など、震災の被害の甚大さを痛感しました。
 「津波の恐ろしさを侮っていた」「原発事故さえなかったら」「三鉄の復活は本当にうれしい」
一生忘れられないだろうな、という言葉や音をいくつも聴きました。
記者ではなくなったとしても、復興の歩みを見続けようと思います。
    
そして、ことし2月の冬のソチ・オリンピック。
さまざまな選手の喜びや悔しさ、笑顔、涙を目の当たりにしました。
ロシア語が難しかったり、ホテルの部屋にイスがなかったり、
大変であっという間でしたが、とても充実した、今思えば楽しい経験でした。
     
レポートやブログの記事を通して、僕が取材した相手の思いが少しでも届いていれば幸いです。
本当にこれまでありがとうございました。

さぁ海の日!

140721.JPGきょうは海の日。
夏休みに入ったばかりの3連休で海に出かけた方もいらっしゃるのでは。
     
写真は茨城県の大洗です。
遠浅で波が高くないこともあり、家族連れが目立ちました。
ちょっとまだ海水は冷たいかなぁと思いましたが、
午後になると日差しも強くなり、なかなかの海水浴日和でした。
       
さて、茨城県全体の海水浴客は東日本大震災で激減しました。
その後は回復傾向にあるものの、
去年はおよそ85万人で、震災前の2010年の半分に届いていません。

県では砂浜の放射線量などを計測し、データを公表しています。
ことしは海水浴客数の目標を100万人の大台に載せ、
駐車場料金の割引や花火などのイベントを計画しています。

色鮮やかなほおずき市

140710.JPG7月9日と10日は、四万六千日(しまんろくせんにち)という縁日。
この日にお参りすると46,000日お参りしたのと同じご利益がある、とのこと。
なんとおよそ126年分。「いくらなんでも奮発しすぎじゃ?」と思いますが、
これはお米一升分の米粒が46,000粒で、
「一升」と「一生」をかけた、など諸説あるようです。


この四万六千日と同じタイミングで行われるのがほおずき市。
境内を歩くと、ほおずきの鮮やかなオレンジが目に飛び込んできます。
お彼岸のお供えに買っていく人、玄関に飾るという人、さまざまでした。

「入谷の朝顔市と浅草のほおずき市に行かないと江戸の夏は来ないよね!」
毎年必ず訪れているという人もいました。粋ですねぇ。

オウム真理教による事件と裁判員の判断

都庁小包爆弾事件で殺人未遂ほう助の罪などに問われた
元オウム真理教信者、菊地直子被告の裁判員裁判。
判決は懲役5年でした。
     
「井上・中川両死刑囚らが人の殺傷を伴うテロ行為を計画し、
菊地被告が運んでいた薬品がその計画に使われることは認識していた。
ただ、薬品が爆発物の材料だと認識していたかは疑いが残る」として
爆発物取締罰則違反のほう助は成立せず、殺人未遂のほう助だけ成立するとしました。
ちょっとわかりにくいでしょうか。。。
      
     
さて、この裁判に参加した裁判員経験者3人が記者会見に参加しました。
「19年前の事件で証人も記憶が薄れている。難しい事件だった」
その一方で、「皆で議論して納得してきょう(判決)を迎えられた」という声も。
また、初公判から判決までおよそ2ヶ月という長期審理については
3人とも会社の理解があって良かったと話していました。
     
さらに、制度自体については、
「司法は難しい怖いというイメージだったが、自分に遠い存在ではないとわかった」
「無縁の世界だったが、身近になった。自分のためになるので(参加を)嫌がらないでほしい」
「納得の結果。すべての裁判員裁判がこうして行われているなら、良いものかな。
 気構えずに受けてほしい」
         
   
裁判員制度がスタートして5年。
審理は長期化し、裁判員に選ばれた人の辞退率の高さが問題になっています。
もちろん、会社や家族の理解や協力も必要ですし、負担もあると思います。
それでもなお、参加する意義がある。それを改めて強く感じた経験者3人の貴重な言葉でした。

富岡製糸場が世界遺産に!

140626.JPG「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界文化遺産に登録されました。
日本国内では18件目の世界遺産です。
     
今回登録されたのは富岡製糸場(富岡市)、田島弥平旧宅(伊勢崎市)、
高山社跡(藤岡市)、荒船風穴(下仁田町)の4ヶ所。
このうち、富岡製糸場に取材に行きましたが、たくさんの観光客が訪れています。
その数、22(日)はおよそ6000人。
周辺の飲食店や土産物店などは大賑わいで、
「かつては工女さんで、今は観光客で賑わって嬉しい」という声も。
     
一方、明治初期の建物は保全や修復が必須。
富岡製糸場全体でおよそ100億円かかるという試算もあります。
これから観光客で賑わうと思いますが、その受け入れ体制とともに、
どう残していくのか、が重要な課題です。
      
敷地内にある乾燥場という建物はことしの大雪で半壊。   
ガイドの方の「新たに作るより、保存する方が大変なんだよね」という言葉に
「ほんとそうだよなぁ」と痛感しました。

裁判員制度に関する番組やります!

140620.JPG5月で裁判員制度はスタートして5年を迎えました。
これまでにおよそ5万人の一般市民が裁判に参加したことになります。
   
その裁判員制度を特集する番組を作りました!
25(水)午後8時30分~9時30分の1時間。
「裁判員制度5年~見えてきた課題」

      
出演は裁判員制度に詳しい共同通信の竹田昌弘さん、
ゲストに弁護士の高野隆さん、そして裁判員経験者の鎌田祐司さん。
(写真は左から鎌田さん、鈴木純子アナ、竹田さん)
      
制度については、いくつもの課題が挙げられています。
今回はその中でも「辞退率の高さ」「有罪率」を中心に制度の意義を考えます。
    
    
ぜひお聴き下ください!

山手線に新しい駅が!

140604.JPGJR東日本が山手線の品川~田町間に新駅を作る、と正式に発表しました。
2020年までに開業することを目指しています。
      
なぜ、ここに駅を作ることができるのか。
それは周辺にある車両基地を再編、スリムにしたため。
この用地を使った新しい街づくりを考える中で、
駅があった方が地域の発展につながると判断したということです。
         
新駅開業に向け、山手線・京浜東北線・東海道線(上り)の線路を現在の位置から
西側に移し替える工事も行われます。写真の真ん中あたりに駅ができます。
電車に乗りながら、新しい街ができていく様子を見ることができます。
     
   
気になるのは駅名ですが、まだ決まっていません。
街づくりとともにこちらも注目ですね。

裁判員制度、5年。

裁判員制度が開始してから21日で丸5年。
これまでに、およそ5万人が裁判員&補充裁判員として裁判に参加しました。
    
さて、この裁判員制度。
経験者へのアンケートで審理・評議が「わかりやすかった」と答えた人は66.6%でした。
この数字、多いでしょうか?少ないでしょうか? 
半数以上がわかりやすいと答えている。3人に1人はそうではない・・・。
    
検察官や弁護人が被告人や証人に質問する際、「質問がわからない」という声をよく聞きます。
「意味がわからない」ではなく「意図がわからない」。
    
「そんなことを聞いて何になるんだろう?」そう感じることは確かにあります。
裁判官だけの裁判に比べれば、「見て、聞いて、わかる」裁判になっているとは思いますが、
改善点がまだまだあるのも事実です。

江差までのラストラン

140513-3.JPGJR江差線の木古内~江差間が11日に廃止になりました。
12日からは同じ区間でバス運行が始まっています。
一方、JR江差線の残り、五稜郭~木古内間は
2016年に北海道新幹線が新函館(仮称)まで開業すると、3セク化されます。
    
JR北海道によれば、木古内~江差間は近年は年間3億円以上の赤字でした。
自動車の普及や沿線の人口減が大きな要因で、
今後、老朽化によるメンテナンスに経費がかかることも大きなポイントでした。
また、江差駅は市街地と離れていることもあり、市街地で話を聞いても、
「昔は乗ったけど、今は函館まで車かバスで行っちゃうねぇ」
(昔っていつごろですか?)「昭和30年代くらいまでかなぁ」(昭和30年代!?)
         
140513-1-2.jpg廃線になる1週間前、GWの休みを利用して江差線に乗ってきました。
木古内駅を出た列車は吉堀駅を過ぎると峠越えに向かいます。
周囲は木々ばかりの山の中の坂を進んでいき、湯ノ岱駅を過ぎると天ノ川という川と並走、
そして上ノ国駅から先は左手に日本海が大きく広がる、とてもきれいな景色でした。
         
江差で売っていた「さよなら江差線」という特別包装のようかんをモグモグと食べながら
車窓に広がるまぶしい新緑をのんびりと眺めていると、
仕方ないなぁと納得しつつも、残念だなぁとも思うのでした。
    
(おまけ 昨年1月、雪景色の江差駅にて)140513-2.JPG

おかえり三鉄!

140407.JPG東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県の三陸鉄道。
南リアス線、北リアス線ともに全線で運転を再開しました。
写真は最後まで不通区間だった北リアス線の島越駅に到着する久慈行き。
      
     
南リアス線の駅でも北リアス線の駅でも、
大漁旗が掲げられ、「祝 三鉄」と書かれた旗を振ってたくさんの人が歓迎していました。
     
沿線ではまだまだ津波の爪あとが残っています。
家は高台に移転し、駅前は更地のまま、防潮堤などの工事が進んでいます。
また、赤字を抱える会社にとって、乗客を増やすことは重要な課題で、
震災学習列車など、外から人を呼び込む企画を打ち出しています。
     
     
「まるで開業した時みたい」という沿線の盛り上がりに
公共交通機関の復活だけではない、復興に向けての大きな意義を感じました。
     
トンネルの向こうに小さくヘッドライトが見え始めて、ピーッ!と汽笛がこだまする。
白地に赤と青のラインがまぶしい車両に皆が笑顔で手を振る、本当に胸が熱くなる光景でした。

さよなら「あけぼの」

140315.JPG15日のダイヤ改正で寝台特急「あけぼの」の定期運行が終了しました。
あけぼのは上野~青森間を結ぶ寝台特急で1970年(昭和45年)に運行が始まりました。
「さよなら」と言いつつ、今後は休日などに臨時列車として運行されることになります。
   
  
いわゆるブルートレインは利用者数が減ったことや、
車両が老朽化したことなどから廃止が相次いでいます。
  「残してほしかった。一晩夜を通して走るワクワク感があった」
  「新幹線よりも味がある。ブルートレインに乗る、という特別な気分になれた」
上野駅13番ホームで見送った人からは惜しむ声が聞かれました。
「ピーッ!」とかん高い汽笛が鳴り、発車していくあけぼのの窓からは、
写真などを掲げながらホームに向かって手を振る人たちの姿がありました。
   
      
移動が手段ではなく目的になる列車がなくなることは個人的にもちょっと寂しいです。
ガタガタと揺られてウトウトしつつ、「今どの辺りを走ってるんだろう」と
時刻表と外を眺めたり・・・・・・夜行列車の醍醐味だと思います。
    
あけぼのは今後、臨時列車として運行されますが、その時にぜひ乗りたいものです。 

спасибо!(スパシーバ!)

ソチオリンピックの取材から帰って参りました。
      
        
およそ3週間の滞在でしたが、初めてのオリンピック取材は
毎日が目まぐるしく、あっという間に終わっていきました。
       
それでもさまざまな選手の喜び、悔しさ、笑顔、涙を目の当たりにし、
オリンピックの舞台を自分自身も堪能することができました。
少しでも多くの選手の声を聴いていただけたのなら幸いです。
    
      
自分のために買ったマトリョーシカを眺めつつ、
あと1週間くらいは余韻に浸ろうと思っています。

いざ、ソチへ!

ソチオリンピックの開幕が近づいてきました。
選手たちも続々とソチに入っています。

1日に日本選手団の本隊がソチに到着。
翌2日には選手村での入村式が行われました。
  
  
さて今回のオリンピックに、わたくしめが行くことになりました。
テロの懸念もありますが、できるだけ多くの選手の活躍をお伝えしていきます。


では行ってきます!ダスビダーニャ!

2014年!

140101.JPG写真は栃木県の大平山から見た初日の出です。
      
      
さて、ことしの年越しは足利市最勝寺で大晦日に行われる「悪口祭り」を取材しました。
午後11時ころから、「バカヤロー!」などと悪口を叫びながら参道を登り、
1年間のうっぷんを晴らして清々しく新年を迎えよう、という「奇祭」です。
      
「バカヤロー!」以外にも、学校や職場の愚痴、家庭や社会に対する不満など、
さまざまな悪口が真っ暗な参道に響いていました。
江戸時代から続いているそうですが、その由来がはっきりしていないそうです。
たとえよくわからなくても、新年の迎え方としては面白いなぁ、という年越しでした。
      
      
ことしもよろしくお願いします!

騎西で求められる「場」

131211.JPG東京電力福島第1原子力発電所の事故の影響で
福島県双葉町の住民が避難している埼玉県加須市の旧騎西高校。
      
双葉町は旧騎西高校の避難所を閉鎖する方針を固めています。
当初はぎゅうぎゅうだった教室も、現在の住人は10人ほどになり、
交流の場となっていた生徒ホールのカフェも閉鎖されました。
       
周辺に住む双葉町民の「バラバラになってしまう」という声。
 「(引越先を伝えずに離れてしまい)どこ行ったかわかんねぇんだ」
 「なにかのときに集まれる場所がほしい」・・・
    
先月、町が加須市で開催した会議でも「交流の場がほしい」という要望があがっていました。
町民としての繋がりを維持するための物理的、精神的な「場」の重要性を感じます。

じぇじぇじぇ!流行語大賞が4つ!

きょう、2013ユーキャン新語・流行語大賞が発表されました。
「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」の4つです。
     
このうちのどれかだろう、と予想も盛り上がっていましたが、
まさか4つとも、とは思いませんでした。
     
会場でも、流行語大賞が発表された際の歓声が印象的でした。
『今でしょ!』    「へえー!」 (それが選ばれたか!意外!納得!)
『お・も・て・な・し』 「おぉー!」 (これもかー!)
『じぇじぇじぇ』    「えぇ?!」 (あれ、どういうことだ?!)
『倍返し』      「えぇ・・・」 (おいおい、4つかよ・・・)といったリアクション。


1つを選んでほしかった、と思いつつ、選びきれなかったのかなぁ、とも感じました。
いずれにせよ、4つも選ばれるとは「じぇじぇじぇ~!」でした。

足踏み状態の「違憲状態」 1票の格差

きのう最高裁判決が出た去年12月の衆院選をめぐる「1票の格差」
    
     
去年の1つ前、2009年の衆院選では、1票の格差2.3倍で2011年に出た判決は「違憲状態」
今回はこの2009年と同じ区割り(同じ選挙区の分け方)で格差2.43倍。
つまり、格差が拡大した状態で、きのうの最高裁判決は同じく「違憲状態」
     
そもそも憲法では「格差は2倍未満に」と規定があるのに、なぜ「違憲状態」なのか。
「ソレって結局違憲なんじゃないの?」と言いたくなるところですが、
「改善に取り組むには期間が短い」などの事情を考慮し、
「違憲だけど汲むべき事情もあるよね」という場合は「違憲状態」という不思議な日本語に。
      
      
判決のポイントその① 国会の取り組みは【一定の】前進
国会が行った「0増5減」は確かに当時の格差が2倍未満になりましたが、
根本的な解決には【まったく!】なっていません。
      
判決のポイントその② 今も残る「1人別枠方式」の問題
「1人別枠方式」とは、小選挙区の議席のうち、47都道府県にまず1議席ずつを割り振ったあと、
残りの議席を人口に比例して割り振る、というやり方です。
「格差生むからこの制度ダメだよ」と2011年の判決で言及されていましたし、
きのうの最高裁判決でも「1人別枠方式を廃止できてないよ」と判断しています。
   
    
    
さて、今回の裁判では、各地の高裁の16件の判決のうち、14件が「違憲」判決で、
そのうち、広島高裁岡山支部と広島高裁では「違憲かつ、選挙無効」とまで踏み込みました。
それに比べるときのうの最高裁判決は「0増5減」を評価しすぎている=国会に甘い!と感じます。
   
    
弁護団の1人、升永弁護士はかつての会見で「小学校のクラスの学級委員だって多数決で決まる」と
格差が2倍を超えた状態の国会を皮肉っていました。
    
 「厳粛に受け止めなければならない」「真摯に受け止める」
    
そりゃそうなんですが、自分たちが憲法に反した選挙を経て国会にいることを深く認識し、
状態を改善するために真剣に取り組んでほしいと思います。
「いつやるの?」ならぬ、「いつになったらやるの?」といったところです。

百貨店でも・・・

131105.jpg各地のホテルで相次ぐ食材の不適切表示。 
   
きょう、新たに百貨店大手の高島屋や大丸松坂屋でも
メニューと異なる食材が使われていたことが明らかになりました。
    
このうち、日本橋高島屋のいわゆる「デパ地下」で販売されていた「車海老のテリーヌ」は、
実際はブラックタイガーが使われていたということです。
  
  
日本橋高島屋でお買い物をした人たちからは、
 「高島屋の名前を信頼してここまで来ているのに」
 「偽装せず、(ブラックタイガーならブラックタイガーと)書いてほしい」
といった声が上がっていました。

解体される震災遺構

130925.JPG東日本大震災の津波で宮城県気仙沼市・JR鹿折唐桑駅前に打ち上げられた漁船の解体作業が進んでいます。
     
この漁船、気仙沼市は「震災遺構」として保存することを目指していましたが、
市民のアンケートでは7割近くが「必要ない」と回答したため、保存を断念しました。
     
    
毎日、漁船の近くを散歩しているという近所の男性は、
「船の保存よりもっと他にお金をかけるべき」と考えて解体に賛成しましたが、
解体されていく漁船を見るにつれ、「残した方がよかったのかも」と考えるようになったそうです。
    
一方、南三陸町の防災対策庁舎も撤去が決まりました。
後世のために残すべき、つらいものは見たくない、地元の人たちの中でも意見は分かれています。
    
土台だけが残り、雑草が生い茂るなかにたたずむ大きな船を見ると、
「いやはや、どうしたものかなぁ」ととても煮え切らない気持ちになります。

都庁もカラフル

130910.JPG2020年の東京オリンピック開催が決まり、
東京都・猪瀬知事らが都庁都民広場で報告会を開きました。
およそ6,000人が集まり、「ありがとー!」という声と拍手が。
都庁もごらんの通り、オリンピックカラーに。(スミマセン、少しブレてますが・・・)


その後の記者会見では、7年後に向けての課題についても話が出ました。
フェンシング男子の太田雄貴選手は
「標識ひとつとっても、グローバルな社会を目指すなら、海外の人の目線で東京を見る必要がある」

パラリンピック陸上女子の佐藤真海選手は
「パラリンピックを日本で開催することでバリアフリーにつながると思う。
ハード面だけでなくスポーツを通じて、互いを称え合う大会になるよう努力することが大切」

    
    
7年後、東京はどんな街になってるんでしょうかねぇ。

北茨城で3年ぶりの海開き

130727.jpg茨城県北茨城市で3年ぶりに海水浴場がオープンしました。
磯原二ツ島海水浴場は、震災による地盤沈下のため砂浜の面積が小さくなったことなどから
去年も営業再開できませんでした。
海水浴場の名前にもなっている二ツ島は津波の影響で2/3ほどの大きさに。
上部に生えていた緑もなくなってしまいました。
写真で見えているのはことしになってから生えてきたそうです。
     
    
県が6月に行った検査でも、海水から放射性物質は検出されず、
ことしは海水浴場のスペースを狭くするなどして海開きとなりました。
       
  
午前中は雨が降ったりやんだりの生憎の天気でしたが、
午後は晴れて暑くなり、家族連れなどが水遊びを楽しんでいました。

当日じゃなくても!

130717.JPG参議院選挙の投票日が近づいてきました。

総務省の発表によれば、公示された翌日の5日~14日の10日間で
期日前投票を利用した有権者が選挙区では456万人あまりになったそうです。
これは3年前の選挙の同じ時期に比べて1.11倍。
僕も期日前投票を済ませてきました。

区市町村によっては、期日前投票所が複数設置されています。
(役所や役場、公民館が多いようです。)
「当日予定がある」という人はぜひ利用してみてください。

恵みの雨は?

130618.jpg梅雨に入ったものの雨が少なく、利根川水系のダムの貯水率が少なくなっています。
   
写真は茨城県坂東市。
曇り空でしたが、広がる水田を前に、吹く風も心なしか爽やかでした。
    
ある農家の方は「高温でムシムシした状態が続くと病気や虫害が心配」、
「ネギが太くならない」と話していました。
    
週末にかけては大雨が予想されていますが、
「降るべき時に降らないというのは困る」という言葉に本当にそうだよなぁ、と実感しました。

787再び

130526-2.jpgバッテリーのトラブルで運行停止していたボーイング787。
    
全日空が26日、新千歳~羽田便で787型機の営業運航を再開しました。
第1便に乗り込んだのは218人。
「787が好きで、これに乗るために札幌に来た!」という人もいれば、
「他の便がいっぱいで、席を取ってもらったらたまたま」という人も。
ゲートでは1人1人に手書きのメッセージが手渡されました。
  
さて、フライトはとても順調で、
大きな窓、高い天井、そして乾燥していない機内はとても快適でした。
また、787型機は燃費がよく、長距離路線にも就航できるという強みがある一方、
バッテリートラブルの原因はわかっていないままです。
        
第1便に同乗した全日空の伊藤副社長は
「1便1便、確実なフライトを積み重ねていく」と話していました。
6月1日からは定期便が再開されます。

制度開始から4年で・・・

21日で裁判員制度が開始から21日で丸4年となりました。

一般市民が裁判員として裁判に参加することで、
「裁判がわかりやすくなること」が期待されています。
更に「被告や被害者のことを深く考えた」と話す経験者もいて、
社会全体が変わっていくきっかけになるとも言われています。
   
その一方で、郡山地裁で裁判員を務めた女性が
殺害現場のカラー写真を見てストレス障害になったとして国家賠償訴訟を起こしています。
法務省でも制度の見直し議論も進んでいて、こちらも注目です。
   
     
制度について情報発信している一般社団法人裁判員ネットは刑事裁判の傍聴を呼びかけています。
経験者へのアンケートでも「事前に傍聴しておけば良かった」と答える人が多いそうです。
  
裁判の流れはもちろん、法廷の雰囲気を知っておくことも大事だとか。
確かに、法廷の雰囲気は独特。「そりゃそうだろうなー」と頷けます。
傍聴する際には、ノートと筆記用具を忘れずに。

四代目のみやこどり

130430.jpg東京消防庁が新しい消防艇「みやこどり」が就航しました。
四代目となる「みやこどり」は消防機関が所有する消防艇としては国内最大規模です。
   
大型船舶やコンビナートの火災といった大規模な災害にも対応し、
放水量は消防車35台分(!)にもなるとのこと。
船の内部を見せてもらいましたが、状況が良く見えるよう、
三代目は2階部分にあった操舵室が3階部分にあります。
  
要請があれば他に地域にも出動することになっており、
災害への対応強化が期待されます。

大船渡にさんてつの汽笛が響く

130405.jpg東日本大震災で被災し、全線不通となっていた三陸鉄道南リアス線が盛~吉浜駅で運行再開しました。
3日は無料で乗車できる特別列車が3往復運行され、僕は2番列車に乗り込みました。
真新しい白地に青と赤のラインの車両が駅に到着すると、
ホームで待ち構えた地元の方が手を振るなど、どの駅でも祝福ムード一色でした。
そして、盛駅に到着する間際、車掌さんが「社員一同、来年の全線復旧に向けて頑張っていく」と挨拶すると
乗客の中から拍手が起きました。
    
ただ、地元の方に聞いても「自動車があるから乗らない」という人も多く、
三陸鉄道の経営も決して順風満帆とは言えません。
「地域の足」としてだけではなく観光資源としての役割も必要で、
列車に乗りながら学習する震災学習列車も企画されています。   
    
    
トンネルの合間の車窓に広がるのは、壊れた堤防、雑草の生えた更地。
港湾の復旧工事が始まっているところもあるものの、津波の爪あとが未だに色濃く残ります。
   
「たとえ乗らなくても走ってるのを見るだけで嬉しい」「やっと戻ってきてくれた」という声も。
地域の復興に向けた大きな一歩となる鉄路の復活ですが、
山あいに響く「ピーッ!」という汽笛にさまざまな思いが込められていると感じました。

下北沢も変わる

IMG_2010.JPG東急東横線の渋谷駅に続き、
23日からは小田急線の東北沢~下北沢~世田谷代田の3駅が地下化しました。
写真は地下化直前、京王井の頭線と立体交差する下北沢駅です。
地上の下北沢駅と地上を走る電車の別れを惜しむ人の姿で賑わっていました。
 - - - - - - -
そして、下北沢の駅は地下3階へ。
今後は地下2階が主に各駅停車、地下3階が主に急行のホームとなります。
電車が走らなくなったホームや線路では早くも工事が始まっています。
「開かずの踏切」はなくなり便利になりますが、
「ごちゃごちゃしたシモキタは変わらないでほしい」という声も。
IMG_2426.JPG  IMG_2434.JPG

銀座で練り歩き

4月2日に歌舞伎座が開場するのを前にして、
中村時蔵さんら歌舞伎俳優63人が銀座を練り歩くパレードが行われました。
冷たい雨が降り、銀座4丁目交差点にある看板には「気温7度」・・・あまりに寒いので写真を撮り忘れました。
    
銀座でパレードといえば去年8月のロンドンオリンピックのメダリストたちですが、あのときはオープンバス。
今回は「練り歩き」なので、紋付袴姿の歌舞伎俳優たちが同じ目線の高さを歩いていきます。
一番歓声が上がったのは市川海老蔵さん。
そして人の名前だけでなく、「成田屋!」「中村屋!」などと屋号を呼ぶ声も。
     
     
集まった人に話を聞いてみると、市川海老蔵さんや中村勘九郎さん、七之助さんなど、
新しい歌舞伎座を舞台に、若手の人気俳優たちに期待する声が多かったです。
  
こけら落としまであと少しです!

変わる渋谷駅

130323-1.jpg16日から東急東横線と副都心線の相互直通が始まりました。
人の動きが変わりそうですし、JR山手線ユーザーにとっては混雑の緩和が期待できます。   
地上の駅がなくなるということで、直前の渋谷駅は写真を撮る人たちで大混雑。
ホームがいくつもあって、改札から列車が正面に見える景色が
「ああ、これこそターミナルだ」と感じられたので少しさびしくもあります。
  
IMG_1896.JPGそして地下5階に移った新しい渋谷駅ですが、なんと複雑なこと。
東武東上線直通と西武池袋線直通の電車が同じホームに来ますし、
階段の一部が狭いこともあり、列車が着くとごった返す印象でした。
「ハチ公はどっち?」「ヒカリエは...?」と警備員さんに聞いている人も多かったです。
   
今後は東横線の日吉駅から相鉄と相互直通する計画もあります。
そうなるとさらに人の流れが変わり、複雑になりそうですね。

東日本大震災から2年

130311.jpgいわき市の北部の沿岸に位置する久之浜地区の写真です。
14時46分にはサイレンが鳴り、堤防の上に集まった人たちが
海に向かって手を合わせていました。
    
    
この地区では堤防を高くし、海に近い場所は防災緑地として整備する予定です。
ある方はこんなことを話していました。
「旦那が行方不明になったままなのでここで待つしかない。久之浜には戻りたい。」

大船渡線の「仮復旧」

130302.jpg東日本大震災の津波で被災したJR大船渡線でBRTによる仮復旧が始まりました。
BRTはBus Rapid Transitの略で、バス専用のレーンを走るため、時間に正確なことが期待されます。
とはいえ、現在は盛~大船渡間の1.9kmのみなので乗客からも「普通のバスと一緒じゃ...?」とも。
まぁ、違うのは「専用レーンを走ること」なので、見た目は普通のバスですからね。

この専用レーンも夏までには盛~小友間の13.2kmまで延伸しますし、   
鉄道だったときよりも本数が増え、特に通学には役に立ちそうです。
   
「仮復旧」ということで、今後この区間がどうなるかは決まっていません。
気仙沼線と同様、沿線自治体は鉄道での復旧を求めています。
ただ、街作りとの連携などが必要なため、
BRTでの「仮」復旧がいつまで続くかは見通せない状況です。
   
ちなみに、気仙沼駅で盛駅までのきっぷを買ったら...駅名にも「BRT」。
130302-2.jpg

一足先にスーパーこまち!

130121-1.jpg3月16日のダイヤ改正でデビューするE6系「スーパーこまち」
きょうは報道陣向けの試乗会が行われました。
   
きょうの「1枚」ではありますが、せっかくなのでたくさん写真を公開!
あかね色(パンタグラフも!)と稲穂や座席のこがね色に目が行きます。
130121-2.jpg 130121-3.jpg


130121-4.jpg 130121-5.jpg

ダイヤ改正からは東京~秋田間を1日4往復し、
宇都宮~盛岡間では最高時速300キロで走ります。
今から楽しみですね。

2013年!

IMG_0477.JPG写真は東京メトロ有楽町線の辰巳駅。
 
説明するまでもなく、干支が2つ連なった駅名ということで、
改札を出たところに大きく飾ってありました。
   
ことしもよろしくお願いします!

選挙が無効?「1票の格差」

16日の衆院選が憲法に違反しているとして、弁護士グループが提訴しました。
理由は選挙区によって有権者の数が大きく違う、いわゆる「1票の格差」。
すでに最高裁は最大格差2.3倍の2009年衆院選を
「違憲状態」とする判決を出しています。
  
この「1票の格差」、今回の選挙で具体的に見ると・・・・
有権者の数で一番差があるのは、
千葉4区の約49万8000人と、高知3区の約20万5000人。つまり2.4倍です。
有権者が2倍以上いるのに、選ばれる議員の数は同じ。
   
 ⇒つまり千葉4区の1票より、高知3区の1票の方が価値が2倍以上重い、
   それは不平等だ!ということです。
  
    
弁護士グループは選挙の無効を求め、
人口の多さに比例した選挙区割りを作り直すべきだとしています。
     
小選挙区の数は同じ300として、総務省の去年のデータで単純に計算してみると・・・
 ●有権者全体は1億400万人÷小選挙区300区=35万人で1区くらい
  ○千葉県は508万人ほどなので、現在の13区→14.5区くらい
  ○高知県は64万人ほどなので、現在の3区→1.8区くらい
    

とはいえ人口の多い都市部ばかり選挙区が増えれば
地方の声が届きにくくなる、とも言えます。

流行語だぜぇ!

きょう、2012ユーキャン新語・流行語大賞が発表され、
年間大賞にお笑い芸人、スギちゃんの「ワイルドだろぉ」が選ばれました。
  
いつも通りの「あの」姿で現れたスギちゃんは
会場に集まった人たちと一緒に「ワイルドだろぉ!!」
    
お笑い芸人と流行語と言えば、
「流行語に選ばれると翌年消えてしまう」というジンクスがあるようですが、
スギちゃんは母親に「ワイルドには飽きている」と言われたとか。心配だぜぇ。
    
     
それにしても、こういった流行語に敏感なのが子どもたちで、
「小学生が何をマネているか」が大事な指標のように感じます。
ちなみに、近所の子どもたちも「学校に行くぜぇ」とか言ってました。

今こそみんながひとつになる時

121117.jpg「仮面ライダー」や「サイボーグ009」で知られる漫画家・石ノ森章太郎さんの作品を集めた
宮城県石巻市の「石ノ森萬画館」が先週、17日に再開しました。

東日本大震災からおよそ1年8ヶ月ぶりの再開。
石巻市のご当地ヒーロー、シージェッター海斗や歴代の仮面ライダーがそろうと
集まったファンや家族連れから歓声&シャッター音が。
 
石巻市の亀山市長が「復興のシンボルになる」と挨拶していましたが、
沿岸部にはがれきの山が残っていて、復興の現状を改めて痛感させられます。
    
萬画館に入ったすぐのところに、
セレモニーでも引用された石ノ森さんの言葉が009たちと共に飾られていました。
 「今こそみんながひとつになる時」

スカイツリートレイン登場

121026.jpg東武鉄道の新しい展望列車「スカイツリートレイン」
 
網棚がなく、普通列車であれば広告が並んでいる部分も窓になっており、
光がたくさん入ってくるほか、座席数も少なくて開放感があります。
  
実際に乗った人も「非日常を楽しめる空間」だと話していました。

この列車は11月中は団体専用列車、
そして12月からは特別特急として運行します。

震災後に客足が遠のき、8割ほどに戻ってきたという日光でも、
このスカイツリートレインに期待する声があがっていました。

裁判員について考えよう

裁判員制度から3年が経ちました。
すでにおよそ3万人の一般市民が裁判に参加したことになります。
     
そんな裁判員制度のこれまでとこれからを考える番組を作りました!
番組では実際に裁判員を務めた方々の貴重な話もあります。
     
放送日はあす13(土)の19時からの2時間です。
ぜひお聞きください!!

東京駅ふたたび

121002.jpg「おぉー」と思わず見上げてしまう東京駅丸の内側の駅舎。
南北のドームは写真を撮る観光客や通勤客で大賑わい。
その姿に、改札から出てきた人も「何だ何だ?」と見上げていました。


八重洲口の工事や、
宇都宮線・高崎線・常磐線が乗り入れるための工事も続き、
東京駅はまだまだ変わります。

東京駅のふくげん

JR東日本は「復元」ではなく「復原」と表現する今回の工事。120924.jpgステーションホテルは天井が高く、縦長の窓からは丸の内のビル群と皇居が見渡せます。
写真は中央部の4階にあるラウンジ。もともと屋根裏の倉庫だったそうですが、
とても明るく、そして駅だというのに電車の音はまったく聴こえませんでした。
  
また、ミュージアムなど駅舎の一部では開業した1914年当時の
赤レンガと鉄骨がそのまま使われています。
1209242.jpgそして、丸の内の南北の改札口を出たところのドームは干支のレリーフなど、とても鮮やかです。
10月1日以降、東京駅に降り立った際はぜひ見上げてみては。
つい「おぉー」と声が出ると思います。

霞ヶ関を見学しよう

夏休みの子どもたちに各省庁の仕事を知ってもらおうという「子ども霞ヶ関見学デー」。
省庁の中では普段聞かれない子どもたちの賑やかな声が響いていました。
   
いくつか見学してみましたが、
国土交通省では鉄道の運転体験や水について考えるコーナーがありました。
ある親子連れは、お父さんが国交省で働いているものの、
「その内容をよく知らないので来てみた」とのこと。

120808.jpg写真は不法電波について取り締まる総務省のキャラ、でんぱくん。
こんなキャラがいたとは・・・・。

梅雨明けだぞ!あついぞ!

120717.jpgきょう、中国・四国~関東甲信にかけて梅雨明けしました。
「あついぞ!熊谷」でおなじみの埼玉県熊谷市では37.7度を観測しました。
   
いやはや、暑かったです。湿気がひどく、ジメジメムシムシという暑さ。
「本日の最高気温 37.7度」と看板が書き換えられると、
「そんなに?」「どおりで・・・」という驚きと諦めの声が聞かれました。
  
いよいよ夏本番、熱中症にご注意ください。

「福島のあとに沈黙していることは野蛮だ」

120716.jpg関東地方でも気温が上昇した海の日のきょう、
代々木公園では作家の大江健三郎さんらが呼びかけた脱原発の集会が行われました。
   
呼びかけ人のひとり、ミュージシャンの坂本龍一さんは
「たかが電気のためになんで命を危険に晒さなきゃいけないんでしょうか。
お金より命、経済より生命、子供を守りましょう、日本の国土を守りましょう」
と挨拶。
    
タイトルは坂本さんが「私の心情」として話した
「Keeping silent after Fukushima is barbaric」という言葉の訳です。
   
   
主催者発表によれば、参加者は17万人。
文字通り老若男女が集い、気温以上の熱気がありました。

ジェットスターが国内線に

120703.jpg日本航空が出資するLCC=格安航空会社のジェットスター・ジャパンがきょう、
成田~新千歳、成田~福岡で就航しました。
 
新千歳から成田まで乗ってきた人たちに話を聞きました。
席の狭さは「気にならない」という人もいれば、
「膝が前にあたるが窮屈ってほどではない。数時間なら大丈夫」という男性も。
 
 
話を聞いた人の片道のチケット代は5,000円前後が多かったです。
この安さは魅力的ですね。
 
8月には全日空が出資するエアアジア・ジャパンも就航を開始。
価格やサービスが多様化して選択肢が増えることで、
長距離バスだけでなく空でも新たな競争が始まります。

出廷の義務はないものの・・・

ニュースの多い、なんとも慌しい一日でしたが、
東京高裁では秋葉原無差別殺傷事件で殺人の罪に問われ、
一審で死刑判決を受けた加藤智大被告の控訴審が始まりました。
 
弁護側はあらためて責任能力を争点にし、死刑回避を求めました。
検察側は控訴棄却を求めています。
 
 
ただ、加藤被告は出廷せず。
弁護士によれば本人が出廷を望まなかったそうです。
ただ、事件の被害者も「本人から真実が聞けなかった」と
悔しさをにじませていた一審のことを考えれば、
控訴審で発言の機会がないというのは・・・と複雑な気持ちも・・。
 
次回は来月2日、被害者遺族らが意見を述べることになっています。

雲の中のスカイツリー

0522.JPG350mの高さにある展望デッキすら雲に霞むスカイツリーと東京ソラマチ。
開業初日の眺めは残念だったものの、
それでも来場者たちは雲の早さや真下に広がる隅田川などの景色を楽しんでいました。
 
7月10日までは完全予約制の展望デッキと天望回廊。
空気の澄んでいる冬の方が眺めがいいようなので、
その時期まで待つのも得策かもしれません。

都市のビックと近郊のコジマ

0511bic.jpg家電量販店業界での新たな動き。ビックカメラがコジマを買収しました。
  (写真は会見する〔左〕コジマの寺﨑社長、〔右〕ビックカメラの宮嶋社長)
  
グループの売上高はおよそ1兆円。ヤマダ電機に次いで業界2位になります。
ビックカメラの宮嶋社長は「相互補完的なかたちでの拡大だ」と意義を説明。
また、首都圏で競争優位に立てる、と話していました。  
   
一方、業界2位から3位となったエディオン。
久保社長は「加速するとは見ていない」と業界再編には否定的で、
「足元を固めていきたい」と、中国地方など強みを持つ地域の強化を目指すそうです。
  
1日で3人の社長の話を聞き、
同じ業界でも、展開エリアや立地など、強みはさまざまだと再認識しました。

450mの眺め

12041722.JPGきのうになってしまいましたが、
東京スカイツリーの450mの高さにある展望台が報道陣に公開されました。
 
なだらかなスロープを歩きながら、景色を楽しむ「天望回廊」
新宿のビル群は霞み、残念ながら富士山は見えませんでした...。1204171.JPG350mの展望台より100mほど高いわけですが、「100mでこんなに違うのか!」と実感。
ヘリコプターや飛行機から見下ろしているような景色にびっくりしました。
東京スカイツリーの開業は来月22日です。

162km

12041401.jpgきょう午後3時、新東名高速の全長254kmのうちの162kmが開通しました。
区間としては静岡県内の御殿場JCT~浜松市の三ヶ日JCTまで。
   
写真は記念式典の会場となった新富士IC、数時間後には車が行きかう料金所です。
今思えば、開通する前しか撮れない写真でした。
 
そして実際に新富士IC~御殿場JCT間を走行しましたが、カーブや勾配がゆるやかで、とても快適でした。
高速道路に架かる橋から手を振る人の姿もあり、とても楽しかったです。

12041402.jpg12041403.jpg

また、駿河湾沼津SAはご覧の通りのロケーション。
地元の住民含め、たくさんの人で賑わっていました。
     
東名と新東名というダブルの高速道路ネットワークは、
渋滞緩和だけでなく、災害時の緊急輸送ルートとしても期待されています。
新東名の神奈川県の海老名南JCT~愛知県の豊田東JCTまでの全線開通は2020年度の予定です。

「お互い様なんだよな」

03101.JPG写真は「KIZUNA NIPPON」の文字が光る東京タワー。
この1年「絆」という言葉を何度も目にし、耳にしてきました。
 
その一方、被災地では大量のがれきが復興への大きな妨げとなっています。
取材で出会った、仮設住宅暮らしを続ける男性の言葉が印象的でした。

 「東京でも大阪でも津波来ないとは限らないんだよな。
  お互い様でやっていければいいのになって思ったりする。
  『絆』だの何だのって言葉では言うけどさ、実際その通りになんねえもんな。
  言葉ばかりでさ。情けねぇもんだなーってさ、世の中ってさ。」
 

特信性(とくしんせい)

①検察が被告人以外の関係者から事情を聴いていて、
②検察の調書と公判での証言が違う際、
③検察の調書の方が信用できる特別な状況がある場合においては
  ⇒特別に証拠として採用できる、というもの。

うーん・・・

小沢被告の裁判における石川元秘書を例に取るとこうなります。

①石川元秘書が

②検察の取り調べ「小沢被告に報告してました」
  公判での証言 「小沢被告に報告してませんでした」
   ⇒違う

③政治家と元秘書という関係性もあるので、
「小沢被告のいる法廷では不利なことを話しづらいんじゃない?」
   ⇒特別な状況

であれば、検察の調書の方が信用できるよね。
   ⇒これが特信性です。

ただ、今回の場合は
検察によって誘導された「違法で不当な供述」なので、
「特信性は認められない=証拠にはできません」というワケです。

法律用語は難しいです・・・

帰宅困難者対策訓練

0203.JPG515万人。東日本大震災当日、首都圏で帰宅困難者となった人の数です。(内閣府推計)
 
この「帰宅困難者」のための訓練が新宿・池袋・東京で同時に行われました。
写真はJR東京駅にいた人たちが丸の内口に避難し、
水やカンパンを受け取っているところです。
また、丸の内にある三菱商事ビルでは、一斉に帰宅しないようにする訓練も。
 
鉄道など公共交通機関が復旧していない場合、「むやみに移動しないこと」が原則です。
たとえば、家族の安否が確認できたら、無理に帰ろうとせずにオフィスで一晩を過ごすなど・・・
 
そのためにも、安全な場所の確保、そして情報の入手が一番重要な課題ですね。

てつたび

01271.JPG優れた鉄道旅行プランを表彰する「鉄旅オブザイヤー」の表彰式が行われました。
  
グランプリは普段は運転していない夜に特別列車を走らせ、
怪談話を聞くという京都・嵯峨野観光鉄道の夏のプラン。
 
このほか、特急列車で九州を1周するプランや、貸切列車で結婚披露宴を開くものも。 
成功のキーワードは「鉄ちゃん(鉄道ファン)以外にも伝わる、目的としての鉄道」。
個人的にもその通りだと思いました。  
 
01273.JPG例えば、九州新幹線も手がけた
水戸岡鋭治さんデザインの車両。 
 
JR九州では既にたくさんありますし、
和歌山電鉄で走るのが「たま電車」です。
外装も内装もねこ尽くしで、
とにかく乗っているだけで楽しくなります。
  
01274.JPGこのほかにも、乗っていて楽しいのが、
青森・津軽鉄道の「ストーブ列車」。
 
その名の通り、ストーブがあるのはもちろん、
添乗員さんが津軽弁で説明をしてくれます。
乗ったときは吹雪で外は真っ白でしたが、
ストーブと訛りの暖かさを感じられました。

地元の声を聴く

120120.jpgきょう、政府の原発事故の調査・検証委員会が福島県で説明会を行いました。
昨年12月に出された「中間報告」を地元自治体に説明するというものです。
 
ただ、実際には今年の夏に予定されている「最終報告」に活用すべく、
地元の声を聴く、という意味合いが強いものでした。
 
「『最終報告』とすると区切りになってしまう」、
「避難には国が主導を」など自治体それぞれの意見が出ていました。

「即効性のある治水」

1222.JPG政府はきょう、八ッ場ダムの建設事業を継続する=ダムを作るという方針を決定しました。
 
前田国土交通大臣はきょうの会見で、
治水の重要性と治水における八ッ場ダムの役割を繰り返し強調していました。
関東1都6県の治水のため、ダム建設が妥当だ、と。12222.JPG前田大臣が視察を行った今年10月。深い谷の中に建設中の橋脚が見えます。
 
「本体以外」の工事は既に行われていますが、
「ダムに沈む幻の温泉」、川原湯温泉街の移転作業は進んでいません。

エコプロダクツ

1112152.JPG環境に関する商品などの展示会「エコプロダクツ」が15(木)~17(土)の3日間行われました。
 
写真は「紙で発電できる」というソニーのブース。
紙からブドウ糖を抽出し、そのブドウ糖で発電するというものです。
中央の四角い箱にブドウ糖を含んだ水を垂らして回路を繋ぐと、プロペラが回ります。
ダンボールを使っていましたが、紙ならどんな種類でも可能だそうです。
 

実際に自分たちで「実験」もできるということで、環境学習で訪れた小中学生たちが楽しんでいました。

変わり羽子板

1207.JPG話題となった人物が描かれる「変わり羽子板」。なでしこJAPANなど女性が多かったようです。
 
ちなみに・・・・
女の子が生まれて初めて迎える「初正月」に羽子板を贈る風習があります。(男の子は破魔矢)
また、宙を舞う様子が似ていることから、羽根を「トンボ」と呼びます。
 
 ①トンボは疫病感染の原因となる蚊を食べてくれる   →病気にならない
 ②さらに。羽根の黒い部分は「無患子(むくろじ)」という木の種 →「子が患わ無い」→病気にならない
 ③さらにさらに。羽子板自体が、「災厄を打ち返す」  →病気にならない
 
・・・ということから、子どもの無病息災、無事な成長を祈る縁起物なんだそうです。
  
 
江戸時代中期から浮世絵や人気役者を描いた羽子板が登場していたということで、
「その年の顔」が描かれる「変わり羽子板」も歴史の自然な流れなのかもしれません。

商売繁盛!益々繁盛!

きょうは酉の市。
「福をかきこむ」熊手が売り出されています。
1111022.JPG金額も大小もさまざま。
おかめを中心に七福神や招き猫、米俵などがあしらわれていました。
毎年、少しずつ大きな物に買い換えていくそうです。
 
そして、購入するとお店の方の手締めが披露されます。
境内では「商売繁盛!益々繁盛!」という威勢のいいかけ声があちこちから。
 
 
二の酉は14日、三の酉は26日に行われます。

CEATECで未来を見る

デジタル家電やITの最新技術の展示会「CEATEC」(シーテック)
さまざまな技術に圧倒されました。
 
そのうちの1つがこちら。
10051.JPGこれはTDKの展示ですが、
青いゾーンを走っている瞬間に充電→その力で進む→次の青いゾーンで充電→進む→充電→進む→・・・
を延々と繰り返す、つまり充電しながら走り続けられる、というものです。
そう簡単に実用化できるものではないようですが、
実現すると例えば、高速道路を走っている間に燃料は満タン・・・、公共交通手段にも応用できるとのこと。
 
そして、会場には電気自動車がたくさんありました。
「移動手段」というより、「移動式蓄電池」としての電気自動車。
家庭や地域で電気を作り、それを地域で効率的に使う、という生活モデルも紹介されていました。
 
ブースで話を伺った方曰く「こんな明るい未来があったらいいよね、というものを見てもらいたい」。
その通り、「そんなことができるの?でも何だか実現しそう」という未来がいくつもありました。
 
シーテックは8(土)まで。事前登録すれば無料で入場できます。

787

0929011.JPG(見ての通り、大きく「787」が塗装された特別バージョンです)
 
世界で初めて導入されたボーイング社の787型機。
一番の売りは「低燃費」です。
実際にシアトルから操縦してきた機長さんは「ほんと燃料食わないなー」と感じたとのこと。
そして、この787について「とっても素直な操縦性」と絶賛。
 
その後、機内が報道陣に公開されました。0929022.JPG天井が高く、照明はLEDライトです。
窓が大きくなったほか、シェード(日よけ)は5段階で自動調整。
ボタンを押すと少しずつ暗くなっていくのが面白かったです。
 
このほか、機内の湿度調整が改善されました。
機内の乾燥が気になっていた方には朗報ですね。

11月以降は羽田-岡山、羽田-広島で定期運航が始まります。

線路は繋がるよ

090511.JPG 
突然ですが、このきっぷを使う乗り物と言えば・・・
09052.JPGなんとバス。
種明かしというほどのものでもありませんが、
これは今月上旬に撮った、山口県を南北に走る美祢線という路線の写真です。
 
美祢線は去年7月にあった豪雨の影響でずっと運転見合わせ。
その鉄道の代わりの移動手段がこのバスなんです。
だから、駅できっぷを買ってバスに乗ります。
 
この美祢線が、きょう、およそ1年2ヶ月ぶりに運転を再開しました。
住民の足がバスから鉄道になっただけ、かもしれませんが、
「街と街が一本のレールで繋がる」ことは何か特別な意味を持つ気がしてなりません。
 
・・・・・・
 
翻って。現在も東日本大震災や台風、豪雨の影響で、
東北地方や和歌山、新潟でも同じように鉄道が運休しているところがあります。
特に東北の路線ではルートの変更案もあり、復旧には時間がかかるとされています。
 
鉄道や道路など、交通手段が繋がることの重大さを改めて痛感しますね。

再審請求

0915.JPG

東京電力OL殺害事件で再審請求中のゴビンダ・プラサド・マイナリ受刑者の家族が
東京高検、東京高裁へ迅速に再審を始めるよう要請を行いました。
  
写真は会見する妻のラディカさんと、兄のインドラさん。
要請書を提出した際には「(検察や裁判所が)受け入れようとする態度を感じた」、
と手ごたえを感じている様子だった一方で、
「早く夫を返してほしい」、「なるべく早く再審を」と話していました。

祭りの夏

rokkon22.JPGrokkon11.JPG8月に入り、東北はお祭りシーズンに入りました。
写真は先月仙台で行われた、東北6県のお祭りが集合した「東北六魂祭」のようす。
 
各県を代表する祭りのパレードは、お囃子と歓声で大賑わいでした。
 
地元に住む女性は、こう話していました。
「今も複雑な心境で過ごしている。
 でもお祭りは日常と違う。気持ちも盛り上がるし、頑張ろうという気になる」

 
もし夏休みの予定が決まっていない方は、東北への旅行いかがでしょう?
 

裁判員とは・・・

2009年にスタートした裁判員制度。
 
一般の国民が刑事裁判に参加し、被告が有罪かどうか、そしてどのような刑にするのか、
裁判官と一緒に決める制度です。

これまでに裁判員となったのは1万2000人以上に上ります。
 

裁判員制度とはどんなものなのか、そして今後の課題とは何か?
文化放送では、今週末に制度についての番組をオンエアします。
裁判員の経験をした方の生の声もうかがいます。
 
26日(日)午後6時~6時55分。
「文化放送サンデープレミアム もっと知りたい!裁判員裁判」

 
ぜひ聴いてみてください!

スイsui化

0519.jpg再来年の春から、SuicaやPASMOなどのIC乗車券が全国で使えるようになります。
 
1つのカードで全国の大半の地域で電車やバスに乗れるということで、
特に全国を飛び回るビジネスマンの方々はかなり便利になるのでは。
 
全国各地の鉄道会社などによって運用されているIC乗車券。
関東ではSuicaのペンギンとPASMOのロボットがおなじみですが、
各社のキャラも個性派ぞろい。
 
個人的にはJR北海道「kitaca」のエゾモモンガ、
西鉄「nimoca」のフェレットが可愛くてお気に入りです。

仙台の空へ

0413.JPG仙台空港の旅客便運航が再開しました。
羽田からの第1便は朝早かったにも関わらず、
サラリーマンや家族に会いに行く人たちが次々と乗り込んでいきました。
 
「がんばろう日本」と書かれた機体を、整備士やグランドスタッフの人たちが見送りました。
 
 
空港・港湾・鉄道・道路。それぞれが少しずつ復旧しています。
ヒト・モノ・カネの動きがより活発になるといいですね。

ふたばまち

今回の震災では、茨城県北部から福島県いわき市を中心に取材しました。

12日の夜には、福島第1原発がある双葉町から避難してきた人たちにも会うことができました。
どうすればいいのか、何がどうなっているのか、何もわからない状態でした。
 
そのから3週間。
その双葉町は、役場機能含め、およそ1300人が埼玉県加須市の廃校に「引越」。
職員室だったところが「双葉町役場」になり、新しい生活が始まっています。

kazo.jpg「どれだけかかるわからないが、双葉町に戻りたい」
「戻りたいって皆思ってると思いますよ」
 
とても印象的な言葉でした。 

オールジャパン

LmTL2WLlRuDRU_3-10145-1-attach-d1.jpg警察や消防などの「救助のプロ」たちによる緊急援助隊の救助チームが、
きょう、政府専用機で成田空港からニュージーランドへ。
 
その政府専用機がこちら(奥にいる方です)0223-2.JPG滑走路にいるところは、逆光でうまく撮れませんでした・・・。
写真ではわかりづらいですが、赤いラインの下に細い金色のラインも入っています。
そして尾翼には日の丸。
 
「オールジャパンで活動していきたい」とは副団長のことば。
午後2時半ごろ、成田を飛び立っていきました。

無念の結審

秋葉原無差別殺傷事件で殺人などの罪に問われた加藤智大被告の公判、
きょうは弁護側が死刑回避を求めました。
 
ちなみに、検察側は「史上まれにみる凶悪犯罪」だとして死刑を求刑しています。
0209.JPG写真は、この事件で被害にあい、公判でも証人として出廷、
そして公判をずっと傍聴している湯浅洋さん。
  
検察側が死刑を求刑したときには、
「加藤被告が何を話すのかが気になる」とおっしゃっていましたが、
きょうの公判で加藤被告が話したのは・・・
 
 「今現在、事件を起こすべきでなかったと後悔し、反省しております。
  ご遺族、被害者の方に申し訳なく思っております」

  
あまりに短く、拍子抜けした、と話す湯浅さん。
そして、「加藤被告本人から真実が聞けなかった」と悔しさを語っていました。

判決公判は、来月24日です。

再生ではなく新生へ

会社更生法の適用申請からちょうど1年の日本航空。
そんなきょう、先月に整理解雇されたパイロットたちが「解雇は無効」として提訴。
一方で、4月以降導入する新しいロゴマークも発表になりました。
jal110119.JPG懐かしいと感じる方も多いであろう、「鶴丸」の復活です。
会見で大西社長は「過去への回帰ではない。JALの原点・初心のシンボルとして採用した。
再生ではなく、新生JALを作っていく」
と声を張りました。


ところで。この復活した「鶴丸」ロゴ。実はかつてのものと、少し違いがあります。
「JAPAN AIRLINES」の字体が変わったのはわかりやすいですが、他にも・・・・・
 
 ①鶴の身体に書かれた「JAL」の字体が変わった
 ②翼の切り込みが、「深く、太く」なった
 
スピード感、どっしりしている、インパクトを表現したかったそうです。
①は気付いても、②はさすがにわからないですね・・・。

朝がまた来た

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あけましておめでとうございます。
今朝、6時半ごろの東京湾です。少しずつ空が明るくなってきました。
 
静かだったスタジオフロアも、続々と駅伝中継のスタッフが出社してきました。
年中無休の放送局らしさを改めて実感させられます。
 
今年もよろしくお願いします!

ひとり横綱の年末

「4、5年分の経験を1年でまとめたような、深い、厳しい1年だった」

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初場所の番付が発表されたきょう、横綱・白鵬関が1年を振り返りました。

自身としては、今年は63連勝という記録を作りましたが、
角界では朝青龍関の引退、そして野球賭博問題という大きなトピックがあり、
相撲人気を復活させる責任が、その大きな両肩に重くのしかかっていたのかもしれません。


写真は「日本スポーツ大賞」授与式のため、出かけていくところ。
白鵬関を見るのは初めてでしたが、やっぱり大きかったです。

ボロ市だけど、ボロくない

東京都の指定無形民俗文化財、「世田谷のボロ市」
古着だけでなく、正月飾りや漬け物、骨董品も売ってます。

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もともとは400年以上前から市場として栄え、
その後、ボロ(布きれ)を扱うから「ボロ市」になったそうです。
 
更に、もともと「歳の市」として、年末に行われていたものの、
旧暦から新暦に変わったときの混乱がもとで、
未だに12月と1月の15,16日に行われているそうです。
・・・・・こんなところにも歴史の深さを感じさせられますね。
 
「ボロ市」名物となっているつきたてのお餅「代官餅」、
ぜひ食べたいと思ったのですが、9時前に着いた頃には既に150人近くの行列が・・。
泣く泣く諦めました。残念。

ユビキタスが銀座に来たっす

10.11.20.JPGユビキタス・・・耳慣れない言葉かもしれません。
意味は「コンピューターの存在を意識せず、いつでもどこでも情報を手に入れられる」こと。
19日から来年3月いっぱいまで、銀座でこの「ユビキタス」に関する実験が行われています。
実際に使ってみましたが、「カーナビの人間バージョン+観光ガイド」といった感じでした。
  
携帯電話をひと回りほど大きくしたこの情報端末の特徴は、
カーナビなどに現在使われているGPSよりも、自分の居場所がより正確にわかること。
将来的には、誤差を数十センチ程度にすることを目指していて(今のGPSだと10メートルほど)、
実現すると、たとえば目の見えない方にも正確な道案内が可能になるそうです。
 
この端末は無料で貸し出していますので、銀座にお越しの際はぜひ使ってみてください。
貸し出し場所は、東京メトロの銀座駅A5出口の近く、東京メトロの案内所のすぐそばです。

ブルーマンと火の用心

今月9日からは、「秋の全国火災予防運動」が始まります。
 
これから、火災が発生しやすいシーズンを迎えますが、
六本木では、意外な人たちが「火災防止」を呼びかけ。
101102.jpgきょう限定で行われたスペシャル公演には、東京消防庁のマスコット「キュータくん」も登場。
ブルーマンが手に持ったライターの火を消火器で消すという特別な演出もありました。
 

写真は放水を体験する半纏姿のブルーマンと、それを笑顔で見守るキュータくん。
これからの季節、火の扱いにはご注意を。

FLY TO THE WORLD

101021haneda.jpgきょう新たに開業した羽田空港の新国際線ターミナル。
そして4本目の滑走路「D滑走路」も運用開始。
モノレールや京急にも新しい駅ができました。
  
10月31日からは、パリやロサンゼルスなどへの定期便が就航し、
本格的に「国際線ターミナル」として動き出します。

きょうはたくさんの見物客も訪れていました。
空港はその雰囲気を味わうだけでも楽しい場所だと思います!

 

日本の死刑制度とは・・・

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今年7月、(当時)千葉法務大臣のもと、死刑が執行されました。
そんな日本の死刑制度について、
毎週土曜の番組「よくわかる裁判員裁判」で取り上げます。
 
番組では、アジア各国の死刑制度に精通した
ハワイ大学のジョンソン教授に2週にわたって話を伺いました。
写真は収録時の(左から)ゲストのジョンソン先生、鈴木純子アナ、弁護士の四宮啓さん。
  
放送日時は23(土)と30(土)の5:05から。
朝早いですが、ぜひお聴きください!

判決のあとに・・・

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押尾学被告に懲役2年6ヶ月の判決が言い渡された裁判員裁判。
裁判終了後、裁判員の方たちの会見が行われ、今回の裁判を振り返りました。

 「有名人かどうかは関係なかった」
 「先入観はあったが、評議を続けるうちに、
 『押尾被告』という人物よりも『行為』自体を考えるようになった。」

 

そして「どうしても言いたいことがある」と会見場に戻ってきた男性。
 
「不安だったが、裁判所のスタッフの対応が丁寧だった。
 裁判員裁判の趣旨も理解できたし、いい経験できた。
 これから裁判員をやる人も怖がらずにやってほしい」
 
 
とても印象的で、経験した人にしか言えない言葉でした

はたらくくるま

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そんなタイトルの歌があったと思いますが、
首都高が主催した子どもたちの社会科見学会に、特殊車両が大集合。
高所作業車も登場、子どもたちが20メートルの高さを楽しんでいました。
   
更に、ちょっと珍しい車がコチラ。
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事故による渋滞などの時に出動する「移動トイレ車」。
あまり出番はないようなので、見かけたらラッキーかもしれません。
  
ちなみに、「はたらくくるま」に出てくる「さんすいしゃ」もいました。
本当に「いろんなくるまがあるんだなー」ですね。

帰省ラッシュ

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新幹線が次々に出発する東京駅。
大きな荷物を持った家族連れなどで賑わっていました。
 
中には「渋滞が凄そうだから今年は新幹線で」という人も。
それでも、自由席の乗り場には長蛇の列が・・・。
 
 
青森、仙台、大阪・・・と行き先を聞いていて、
自分もどこかに行きたくなりました。

宇宙飛行士の新たな一面?

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先日、菅総理大臣に表敬訪問した宇宙飛行士の野口聡一さん。
きょう訪れた先は、「宇宙開発担当」の前原大臣のところでした。


目の前で見る野口さんは、思っていたより背が高い!
宇宙ステーション滞在中の思い出話や、
今後の宇宙開発についてのお願いをしていました。


宇宙飛行士といえばこの格好、とも言える青い服ですが、
野口さんはなんと、このまま、タクシーをつかまえて去っていきました。

タクシーで帰っていったことも、ずっとあの青い服のままだったのも、
なかなか驚かされる出来事でした・・・。

いざ投票!

meisui100708.jpg参院選がいよいよ近づいてきました。
渋谷などで行われた、投票を呼びかけるキャンペーン。
骨組みに投票用紙を再利用したという「うちわ」を配っていました。


うちわに描かれているのは「めいすいくん」。
そして、そのうちわを持っているのは中継車のドライバーさん。
心なしか表情が少し強張っているような・・・

小耳に小ネタ

「ニュースなことば」とは違い、知らなくても損はしないけれど、
知っているとちょっと楽しい、話題として面白い、そんなミニ知識を披露します。

きょうの1枚

私たちは、様々な場所に出かけ、様々な取材をしています。
なかなか見えない取材の現場や裏側を、1枚の写真で切り取ってご紹介。

文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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