文化放送

鎌田實×村上信夫 日曜は頑張らない

鎌田 實
鎌田 實
(かまた みのる)

医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、 東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会 放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」 「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

村上 信夫
村上 信夫
(むらかみ のぶお)

1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com

過去の記事

番組へのメッセージをお待ちいたしております。 メールはコチラ:kamata@joqr.net

2026年6月12日

6月7日 第726回放送 

鎌田さんが唱える「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」覚えていますか?健康に生きるためには「筋肉・骨・血管・脳・腸」の「5つの力」を食事で高めることが大切ですと説いています。その中でも「腸」は消化・吸収・排泄だけでなく免疫・神経・ホルモンの中枢としても機能する多機能臓器で食事と直結しています。ただ「食べることの大切さは分かるが、作るのが負担」という声に応えて事前準備の『常備菜』を提案します。

「作ること」が負担になり食べずにいると「たんぱく質も野菜も不足し、知らないうちに筋肉が減り、体の力が少しずつ落ちていく」というパターンを多く診てきた鎌田さんが目を付けたのは時間のある時に作り置きする常備菜で、これを一冊にまとめました。≪筋肉・脳・血管・脳・骨の5つの力が毎日高まる『鎌田式 長生き常備菜』≫です。1日3食のバランスは朝4昼4夜2が理想的で、1日の目標はたんぱく質60~80g野菜350gですが、栄養バランスのことを考えて料理を作るのは難しいので、食卓に
一品足すと便利で栄養を補えるのが「常備菜」です。【朝食の常備菜】夕食よりも朝食にたんぱく質を多くとった人の方が、骨格筋指数や握力が高いという報告もあります。卵や乳製品、魚を中心に手軽にたんぱく質を摂る。例「野菜もとれるきんちゃく卵」。3食の中でバランスよく摂る【たん活常備菜】は、足りない時に豆乳、牛乳1カップ、卵1個で6gのたんぱく質が取れることを覚えておきましょう。【カラフル常備菜】はいつでも野菜をちょい足しできるように冷凍のブロッコリー、ほうれん草、オクラなどを常備しておくと便利です。その他、また頑張ろうと前向きになる【ごほうび常備菜】などの各レシピを写真とともに解説した本です。食べて長生きしたい方にお薦めです。

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放送日:2026年6月7日

日曜はがんばらない : 16:05

2026年6月 5日

5月31日 第725回放送

さいたま市のタクシードライバーさん「うつ病で4か月休職。その間はひたすらラジオを聴いて過ごし助けられました。ありがとうございました。おかげさまで4月下旬仕事に復帰しました」といただきました。病気療養中の方にはラジオから流れる話題が気分転換になります。今週は健康などの相談に応える『よろず人生相談』をお届けします。

◆草加市の女性「股関節に人口骨を入れる手術をして順調に回復したが、その後の腰痛に悩んでいます」ドクター鎌田の回答「股関節に人工骨が入ったことで隠れていた脊椎の症状が出てきいる可能性があります。脊椎のMRIを撮ってみたらどうでしょうか」椎間板ヘルニアや狭窄症、背骨に問題がなければリハビリと痛み止めで軽減されます」
◆立川市の男性「脚がとても弱くなり歩くのも支障がでています。信号待ちも辛いです視力も落ち、昼間交差点で信号機の場所が解らない事も有り、矯正視力が0・1です」ドクター鎌田の回答「脊柱管狭窄症の『間欠性跛行』という症状かも。脊柱管狭窄を含め整形外科で脊椎のMRI検査を受けましょう。視力についても眼科相談が必要です」
◆蓮田市の男性「すい臓がんのステージ4です。すい臓がんの5年後生存率はわずかに8%と低いですが、色んな本でステージ4からの生還の嬉しい話も聞いてます。前向きに、人生いけるとこまで賭けてみようと思います」ドクター鎌田の回答「他のがんよりすい臓がんの方が厳しいというのが常識ですが、それを分かって生きる姿は尊いです」
◆大腸がんステージ4の友人がいる男性「治療中の友人にかける言葉を探しています」ドクター鎌田「肺がんステージ4の山崎章郎医師の例を挙げ、あきらめないことが大事です」と説く。村上さんは「相手の言葉をリピートしてあげるといい」と助言します。

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放送日:2026年5月31日

日曜はがんばらない : 09:18

2026年5月29日

5月24日 第724回放送 

先週紹介した絵本『ダニーさんのちゃぶだい』は元イスラエル空軍兵の家具職人ダニー
・ネフセタイさんが平和を願いつつ「丸いちゃぶ台」を作り続ける姿を描いた作品です
が複数の感想が寄せられました。番組には他にも自薦本の読書感想が投稿されますので
今週は番組で取り上げた本の感想と自薦の本を合わせて『本と絵本の感想特集』です。

◆『ダニーさんのちゃぶだい』には葛飾区の男性から「日本でシリア人と出会い認識を
改めるきっかけとなったという話から、人権無視教育が続くイスラエルを糾弾するフラ
ンス映画とアメリカ映画を例に挙げ、戦争は少数の思惑で多くの犠牲者がでるという。
また、新宿区の男性は「ちゃぶ台と平和」から江戸時代の国学者・本居宣長が提唱した
円居(まどい)を紹介。円居とは親しい者が集まり楽しむことの意味があるそうです。
◆2月に紹介した絵本『じかん屋テンペリア』翻訳者でイタリア在住の後藤彩さんから
手紙が届きました。後藤さんは「イタリアで同作品と出会い、どうしても日本に紹介し
たくて小さな出版社を自ら立ち上げて日本語版を出すことが出来ました」と経緯を紹介
し「北イタリアのボルツァーノの幼稚園では多国籍の子供が仲良くしている」という。
◆秩父郡の男性は藤子不二雄Aさんのエッセイ『81歳いまだ、まんが道を』を推薦し
「人は二面三面あっていい。それが人間」といった言葉で心が軽くなりましたと吐露。
◆東京の男性はサヘル・ローズさんの本『生きることから、すべては始まる』の中から
「教育とは<答え>を学ぶことではなく<問い>を持ち続ける力を育むこと。などなど
必ず心に響く言葉を見つけることが出来ます」と推奨。◆村上さんの新刊『日本をかっ
こよく』にも複数の投稿があり「笑顔と笑声は最高のおもてなし」など取り上げます。

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放送日:2026年5月24日

日曜はがんばらない : 18:02

2026年5月22日

5月17日 第723回放送

「丸いちゃぶ台」はどこに座っても同じ距離感で、境界もなく、人数が増えても譲り合
って詰めれば座れます。互いに顔を会わせて和気あいあいとおしゃべりできます。これ
こそ平和そのものだと気付いてから「丸いちゃぶ台」に平和の願いを込めて作り続ける
埼玉県秩父郡皆野町のイスラエル出身の家具職人ダニー・ネフセタイさんに伺います。

ダニーさんの半生が絵本になりました。タイトルは『ダニーさんのちゃぶだい』です。
1957年にイスラエル中部の町で生まれたダニーさん。小学校の校庭には戦闘機が飾
られ、パイロットになるのは子どもたちの憧れでした。3年間の兵役を空軍で過ごした
ダニーさんは夢を叶えることができずにアジアを巡る旅に出ます。そして日本の公園で
驚きの体験をします。公園には今まで「敵」と思っていたアラブ周辺国の人たちが多数
いて、その人たちと自然に楽しく話をすることができたのです。敵ではなく同じ人間と
気づきました。その後日本で暮らすようになったダニーさんは、自分の国はずっと戦争
しているが、暴力では何も解決しない話し合いこそが大切だと気づいたのです。ダニー
さんは言います「戦争はダメ!と誰もがわかっています。でも大人は"しかたがない"
と付け加えます。子供は"しかたがない"を付けません。ダメなものはダメなのです」
ダニーさんの父方の祖父母はポーランド生まれのユダヤ人。母方の祖父母はドイツ出身
のユダヤ人で、ナチスによる「アウシュビッツ」の収容所ができる前にイスラエルに移
住したので難を逃れましたが、親族の多くはホロコーストの犠牲になったと言います。
それでもダニーさんはドイツ人を恨んでいません。恨みは次の恨みに繋がるのでダニー
さんが大切にしているのは「人権」です。全ての人が平等に扱われる社会が目標です。

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放送日:2026年5月17日

日曜はがんばらない : 11:09