
(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2025年4月25日
4月20日 第667回放送
独り暮らしの不安に悩む人もいれば、家族との関わりに悩む人もいます。寄る年波に抗
う気持ちはあっても体調に異変を感じて投稿された健康相談など。回答を聴けば自ら解
決法を導き出せるかもしれません。好評企画『ドクター鎌田&村上のよろず人生相談』
◆藤沢市の男性。頑張り過ぎてドクターストップがかかった息子を案じての相談です。
ドクター鎌田のアドバイスは、48歳で罹った「ミッドライフクライシス」体験を語り
「中年期にはよくあることで、きっとうまく脱出できるから、見守ってあげましょう」
◆町田市のアラカン女性。老父との二人暮らしですが、将来の独りになった時の不安に
加えて、加齢から来る体の不調で生活もままならずに求職活動を揺れ動いている日々。
ドクターの回答は「生活の満足度」という点では独り暮らしの方が家族と同居している
人よりも高いというアンケート結果もあるので、ことさらに独りを不安がる必要ない。
村上さんは「感情のギアを持っているとコントロールしやすくなるでしょう」と回答。
◆さいたま市の男性。還暦を過ぎて、カラダの舵取りが難しく、血圧や血糖値の数値、
脊柱管狭窄症、白内障、手足末端の痺れ、尋常性白斑など色々な症状が出始めました。
ドクター鎌田の回答。年齢的にも色々な問題が出てきますが、ボクも同様な症状が出て
手術もしましたが以後はベジ活とタン活と筋活をしたのでほとんど症状がありません。
◆荒川区の85歳の男性。軽い塞栓性脳梗塞を発症し入院治療を受けましたが、その後
左足の股関節の痛みがあり1キロくらいしか歩けなくなりました。後遺症でしょうか?
ドクター鎌田は、整形外科で左側の股関節に異常がないか?を検査してもらいましょう
更に椅子に座り片足をできるだけ大きく開いて・閉じる股関節ストレッチ体操を推奨。
日曜はがんばらない : 10:43
2025年4月18日
4月13日 第666回放送
2001年に黒柳徹子さんの番組『徹子の部屋』に初めて出演した鎌田さんは、二人の
間で約束を交わしました。一つは「子どもたちに生きるヒントになる本を作ること」と
もう一つは「お互いに今まで通り人の役に立つことを続けよう」今週はその本を紹介。
黒柳さんと鎌田さんの対談集『トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく』の初版は
2007年に刊行されましたが、いわさきちひろさんのイラストを刷新して随所に使い
新装の『トットちゃんとカマタ先生のずっとやくそく』を「実業之日本社」から発行。
本書は「約束」というテーマを通じて信頼や絆の大切さを描いています。まずはトット
ちゃんの約束です。最初の小学校を退学させられて『トモエ学園』に転校すると素敵な
小林宗作校長先生に出会いました。小林先生は「君は本当にいい子なんだよ」と言って
トットちゃんを励まし続け先生が大好きになった少女は「学校の先生になる」と約束。
小林先生は健常児も障碍児も一緒に学ばせて「みんな一緒」と言い聞かせていました。
「助ける」という意識すらなく児童が自然に行動するようになる教育方針こそ、後々に
『ユニセフ親善大使』として世界を駆け回っている黒柳さんの行動の原点になります。
一方、鎌田さんの「約束」は養父の岩次郎さんと交わしたものです。経済的に苦しくて
大学進学を望まなかった養父の「進学を許すが貧しい人や弱い人のことを忘れるな!」
の言葉を胸に、医科大学卒業後は信州の小さな赤字の病院に就いて地域医療に邁進した
り、国外ではチョルノービリ(チェルノブイリ)事故後の支援やイラクの難民キャンプ
や小児病院を支援する活動に繋がっています。不遇だった黒柳さんを見出した劇作家で
演出家の飯沢匡さん、新米医師の鎌田さんを認めた高田真行先生の逸話も語られます。
日曜はがんばらない : 10:30
2025年4月11日
4月6日 第665回放送
ドクター鎌田の考える「長生き」とは、90歳を過ぎても元気で、歩いてレストランへ
行き、好きなものを食べて、日帰り温泉を楽しめるくらいの生活が理想です。そのため
に必要なのは「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」すなわち筋肉・骨・血管・脳・腸の
5つの力を鍛えることです。ドクター鎌田が初めて手掛た「体操」の本を紹介します。
1年半前に出した『医師のぼくが50年かけてたどりついた鎌田式長生き食事術』では
「食事」の大切さを伝えましたが、健康で長生きするためには「運動」も不可欠です。
そこで「食事と運動」の2つをそろえて、長生き健康術を完成させるために考案された
のが今回紹介する『医師のぼくが50年かけてたどりついた長生きかまた体操』です。
『長生きかまた体操』の特長は朝・昼・夜それぞれ1分で「一日たったの3分」でOK
人間の体のコンディションは朝・昼・夜で違い、それぞれの時間帯で身体が一番必要と
している動きも違います。そこで「朝」は眠っていた筋肉や腸を目覚めさせ、すっきり
した一日をスタートさせる体操の「体側伸ばし&腸ひねり」と「バンザイスクワット」
「昼」は脳と体に刺激を与えて、午後も元気に動ける体にする体操として「下半身」を
鍛えながら「脳」を刺激する「脳トレランジ」と「足踏みツイスト」をお奨めします。
「夜」は一日の疲れをほぐし、睡眠の質を高める体操として「内臓ほぐし」と「肩甲骨
はがし」を紹介します。第2章の【鎌田式『カラダ改善』体操】では首・肩こり、腰痛
膝の痛み、冷えやむくみ、猫背、不眠などの気になる体の痛みや不調とサヨナラできる
20種類の改善体操を紹介。第3章の【鎌田式『長生き習慣』のコツ】では身体も頭も
シャキッと元気になる11種の体操を紹介。かまた体操で健康長寿を目指しましょう。
日曜はがんばらない : 10:35
2025年4月 4日
3月30日 第664回放送
「マザーテレサと鎌田先生の共通点を見つけました」という大田区の男性からの手紙。
その共通点とは「庶民を味方につけて、困っている人を援助している点」だそうですが
「聖人」との共通点を挙げられて謙遜する鎌田さんのコメントは放送で確認ください。
年度末の今回は『思いやりと優しさの気持ちが伝わるお便り』の特集をお届けします。
◆鎌ヶ谷市の男性。2年ぶりに「その後の成長を報告」という投稿です。大手通信会社
の特例子会社で18名の知的障害者と一緒に清掃の仕事をしている職場の責任者ですが
特に進化した事は、社内ビル従業員向け限定で「カフェ業務」をスタートした事です。
全く異業種へのチャレンジなので、知的障害のスタッフには負担が大き過ぎるかと心配
したのですが、接客や端末操作についても全く問題なく、特にお客様に対する接客では
オリジナリティ溢れるトークも増え自然に出ているのが驚きの連続!という報告です。
鎌田さんは注文を取るホールスタッフが認知症患者さんの『注文をまちがえる料理店』
の事や、村上さんは「ダウン症の書家」金澤翔子さんの喫茶店も繁盛していると紹介。
◆深谷市の女性。中島みゆき『糸』を50年来の友人に贈りたいとのリクエストです。
友人の嫁ぎ先の何世代も続く農家で、祖母や両親に仕えながら嫁としての務めを全うし
最愛の夫を看取って独りになった今の拠り所は「いつも二人で行動した夫との思い出」
といい愛唱歌の『糸』ように縦糸と横糸で紡いだ「温かい布を織り上げた人生」とか。
友人は健康を害して現在リハビリ中なので『糸』が流れたら喜びますので!との投稿。
◆狛江市の男性。山本コウタローとウィークエンドの『岬めぐり』を希望。連れ添って
40年の夫婦ですが感謝の気持ちを口にしないので、態度で示そうと思うこの頃です。
日曜はがんばらない : 13:54