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(かまた みのる)
医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、
東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー
イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会
放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ
ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」
「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

(むらかみ のぶお)
1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com
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2026年7月 3日
6月28日 第729回放送
「ぎっくり腰」の方にお薦めする本は何ですか?ヴィクトール・E・フランクルの『夜
と霧』です。フランクルはナチスの強制収容所で過酷な体験をした精神科医で心理学者
ですが、彼の体験に比べたら腰の痛さは我慢できるでしょう!という寺田真理子さん。
読書することで心と体がラクになる『読書セラピーと本の効力』についての鼎談です。
読書の目的は、娯楽や気分転換、成長や自己研鑽のための情報収集と考える方が多いと
思われますが読書には別の効果が期待できます。それが「読書セラピー」です。読書セ
ラピーとは「読書によって問題が解決されたりなんらかの癒しが得られたりすること」
です。寺田さんの著書『心と体がラクになる読書セラピー』によると、その歴史は古代
ギリシャに遡ります。古代ギリシャの図書館の扉には「魂の癒しの場所」と記されてい
たとされ当時から読書によるセラピー的な効果が認識されていたことが読み取れます。
17世紀の医師トマス・シデンハムも「良好ナル書ハ百ノ医薬ニ勝ル」と述べています
日本でも吉田松陰が当時最先端の取り組みとして読書セラピーを導入したとされます。
現在、イギリスでは読書セラピーを代替医療として政府が公認し、イスラエルでは読書
セラピストが国家資格になっています。寺田さんは仕事の激務からうつ病になり、社会
復帰もままならぬ時に出会った絵本『だいじょうぶだいじょうぶ』いとうひろしさん著
をきっかけにして言葉の力・本の力を再認識し、うつ病から回復した経験があります。
その経験から2011年に「日本読書療法学会」を設立し会長として活動しています。
番組では「人間関係がつらいときには読む本」と「時間が足りないと感じたら読む本」
さらに「雨の日が憂鬱な人に...」など、境遇に合わせて読んだらいい本を紹介します。
日曜はがんばらない : 15:56
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2026年6月26日
6月21日 第728回放送
100歳以上の長寿者をセンテナリアンといいますが、女性が88%です。去年9月の
時点で日本には9万9763人います。ただ長生きを目指すのではなく天寿を全うする
までピンピン元気に90歳の壁を越えて「人生100年時代の百年健康」をどうように
実現すのかが大事。今週は『ドクター鎌田の「百年健康」の作り方』をお届けします。
「百年健康」が目指しているのは、命の長さではなく、好きなことが出来る体力と気力
を持ち合わせることです。80歳で好きなゴルフやドライブができる。90歳で温泉旅
行に行ける。100歳で日帰り温泉を楽しめるということです。その為にはそれまでの
健康づくりの基礎である食事と運動と睡眠が大切です。野菜を350グラム以上食べる
こと。肉や魚のタンパク質を摂ること。塩分を今よりも一日1グラム減らすこと。一日
5000歩のウォーキングはゆっくり歩きの間に早歩きを必ず入れること。幅広歩行も
取り入れると、認知症のリスクが女性は5・8倍、男性は3倍も低くなる。睡眠を十分
とる。心の健康も大事で無気力、無関心、無感動が起きぬように前向きに挑戦する心を
持ち続けること。一番大事なのは社会的フレイルに陥らぬこと。テレビは3時間以内に
して閉じこもらずに社会との関係を保つこと。さらに「百年健康」でいる為には坂道を
登っても息切れしない心臓の機能が要になります。血液を体中に送る心臓のために肥満
は避けましょう。肥満は高血圧のリスクを高めます。老化を促す「慢性炎症」を抑える
には運動が有効でテニスやバドミントンが平均寿命を延ばすという調査結果があります
「時間栄養学」は何をいつ食べると有効かという学問で、トマトや魚は朝食がベスト。
朝食に摂って欲しい食材はブロッコリー・納豆・たまご・鮭(さば缶詰で代用)です。
日曜はがんばらない : 16:20
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2026年6月19日
6月14日 第727回放送
茨城のサクラさん「田舎ゆえ映画館での鑑賞は長らくご無沙汰してますが、番組の映画
紹介などは観たような気持ちになって楽しんでいます。世界が広がる感じがします」と
投稿いただきました。ひと時でも「非日常の空間に誘うことが出来れば」ということで
今週は鎌田さん村上さんが最近観た『おススメの映画と演劇とライブ』を紹介します。
◆スウェーデンとデンマークの合作映画『さよなら、僕の英雄』は鎌田さん推薦。強盗
事件で服役を終えた弟は、事件で得た大金を預けた兄と15年ぶりに再会。ところが兄
は隠した場所を忘れ、自分はジョン・レノンと思い込む「解離性同一性障害」いわゆる
多重人格になっていた。何が原因だったのか精神科医の治療によって解明されていく。
◆村上さんは夏目漱石が小説『坊っちゃん』の執筆を通して、漱石自身を見つめ直す姿
を描くミュージカル『アイ・ラブ・坊っちゃん』を紹介。舞台は執筆に励む漱石の現実
と、彼が執筆する小説『坊ちゃん』の世界がオーバーラップしながら進んでいきますが
巧みな演出で作家の思考と創作の世界がつながる面白さを視覚的にも楽しめる娯楽作。
◆アメリカ映画『サンキュー、チャック』は、大規模な自然災害と人災が次々と地球を
襲い世界は終わりを迎えつつある中で、突如街頭広告やテレビ、ラジオで流れる「チャ
ールズ・クランツに感謝します」という意味不明の謎の広告。この人物は何者なのか?
◆井上ひさし作品を上演する『こまつ座』の『花よりタンゴ』は、戦後の銀座のダンス
ホールを経営する元男爵家の四姉妹と元使用人で闇成金になった男が登場。敗戦を経て
価値観も立場が一変、互いの人生をかけた大勝負が始まった。ドタバタ劇の中でシリア
スなテーマも出てきます。◆夏木マリさんの魅力あふれるライブを鎌田さんが大絶賛。
日曜はがんばらない : 16:28
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2026年6月12日
6月7日 第726回放送
鎌田さんが唱える「きん・こつ・けつ・のう・ちょう」覚えていますか?健康に生きるためには「筋肉・骨・血管・脳・腸」の「5つの力」を食事で高めることが大切ですと説いています。その中でも「腸」は消化・吸収・排泄だけでなく免疫・神経・ホルモンの中枢としても機能する多機能臓器で食事と直結しています。ただ「食べることの大切さは分かるが、作るのが負担」という声に応えて事前準備の『常備菜』を提案します。
「作ること」が負担になり食べずにいると「たんぱく質も野菜も不足し、知らないうちに筋肉が減り、体の力が少しずつ落ちていく」というパターンを多く診てきた鎌田さんが目を付けたのは時間のある時に作り置きする常備菜で、これを一冊にまとめました。≪筋肉・脳・血管・脳・骨の5つの力が毎日高まる『鎌田式 長生き常備菜』≫です。1日3食のバランスは朝4昼4夜2が理想的で、1日の目標はたんぱく質60~80g野菜350gですが、栄養バランスのことを考えて料理を作るのは難しいので、食卓に
一品足すと便利で栄養を補えるのが「常備菜」です。【朝食の常備菜】夕食よりも朝食にたんぱく質を多くとった人の方が、骨格筋指数や握力が高いという報告もあります。卵や乳製品、魚を中心に手軽にたんぱく質を摂る。例「野菜もとれるきんちゃく卵」。3食の中でバランスよく摂る【たん活常備菜】は、足りない時に豆乳、牛乳1カップ、卵1個で6gのたんぱく質が取れることを覚えておきましょう。【カラフル常備菜】はいつでも野菜をちょい足しできるように冷凍のブロッコリー、ほうれん草、オクラなどを常備しておくと便利です。その他、また頑張ろうと前向きになる【ごほうび常備菜】などの各レシピを写真とともに解説した本です。食べて長生きしたい方にお薦めです。
日曜はがんばらない : 16:05
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