文化放送

鎌田實×村上信夫 日曜は頑張らない

鎌田 實
鎌田 實
(かまた みのる)

医師・作家。1948 年東京生まれ。
東京医科歯科大学医学部卒業。
37年間、医師として地域医療に携わり、チェルノブイリ、イラク、 東日本の被災地支援に取り組む。2009 年ベスト・ファーザー イエローリボン賞(学術・文化部門)受賞。2011年日本放送協会 放送文化賞受賞。
ベストセラー「がんばらない」をはじめ、「なさけないけどあきらめ ない」「ウェットな資本主義」「アハメドくんのいのちのリレー」 「希望」(東京書籍) など著書多数。
現在、諏訪中央病院名誉院長。

村上 信夫
村上 信夫
(むらかみ のぶお)

1953年、京都生まれ。
元NHKエグゼクティブアナウンサー。
2001年から11年に渡り、『ラジオビタミン』や
『鎌田實いのちの対話』など、
NHKラジオの「声」として活躍。
現在は、全国を講演で回り「嬉しい言葉の種まき」を
しながら、文化放送『日曜はがんばらない』
月刊『清流』連載対談などで、新たな境地を開いている。
各地で『ことば磨き塾』主宰。
http://murakaminobuo.com

過去の記事

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2026年1月16日

1月11日 第705回放送 

「年配の方が元気でいらっしゃると励みになる」という投稿をたくさんいただきます。
女優の小山明子さんは夫の大島渚監督を17年間介護して77歳で夫を看取りましたが
一息つけるかと思ったところで80代は次々と病と向き合いました。卒寿を迎えた小山
さんに「いくつもの病を経験して生き方を変えて、今を楽しく生きる術」を伺います。

小山さんは「松竹の看板女優」として数多くの映画やテレビドラマに出演し「クールビ
ューティー」と評された時代を経て、独立プロを設立した大島監督と二人三脚で歩んで
きましたが、1996年に大島監督が脳出血で倒れた後は女優を休業して介護に専念。
17年におよぶ介護生活は知られたことですが、82歳で「乳がん」が見つかり両乳房
切除した翌年に心臓の「大動脈弁狭窄症」の手術。さらに翌年には「脊柱管狭窄症」の
手術を受け、リハビリ中に「肺がん」の診断を受け手術。5年後に「肺がん」が再発し
放射線治療中です。終戦の翌年に11歳で母親と死別してから独立心が旺盛でなんでも
自分一人で出来ると頑張ってきましたが、入院や手術には親族の承諾が必要で、入退院
を繰り返すたびに息子やお嫁さんたちが付き添ってくれたので、家族のありがたさが身
に沁みて「家族に託す生き方」に切り替えて楽になったといいます。また哲学者のアル
フォンス・デーケンの「手放す心」に出会ったことで不安や執着から解き放たれたとい
います。小山さんの『90歳、凛として生きる』には、25年休まずに続けている水泳
教室や、月一回のコーラスに参加して腹式呼吸とストレス発散。女子会麻雀で脳活をし
て、一筆画を添えた礼状をまめに出す。今年は数十年ぶりに新調したセーターを着て歌
舞伎座に行くのが楽しみという小山明子さん。今を元気に明るく生きる「かきくけこ」
は、感謝する感動する。興味を持つ。工夫する。健康に留意。好奇心を持つことです。

放送分を聴く
放送日:2026年1月11日

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