心不全治療のiPS製品「リハート」、9月に保険適用へ 価格は5320万円
7月23日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、エコノミスト・片岡剛士氏と寺島尚正アナウンサーが、再生医療製品「リハート」に関するニュースについて意見を交わした。

片岡氏「いろんな領域に応用ができるんじゃないか」
iPS細胞からつくった心不全治療の再生医療製品「リハート」が9月1日から、公的医療保険の対象となることが決まった。価格は5320万円。厚生労働省が22日の中央社会保険医療協議会で提案し、了承された。
リハートはiPS細胞を心臓の筋肉の細胞に変化させ、それをシート状にした製品。大阪大学発ベンチャーのクオリプスが製造販売する。患者の心臓に直接シートを貼ることで、血管を再生する物質などが分泌され、運動能力や心臓の機能の改善、維持が期待されている。
厚労省の資料によると、市場規模はピーク時の2035年度で96人に使われ、予測販売額は51億1000万円としている。
寺島アナ「心不全にiPS細胞保険適応へ、ということですけれども。市場規模は2035年度で96人と予測されていますけれども、困っている方には朗報ですよね」
片岡氏「そうですね。こういう新たな医療とか、そういうったものをより開発して、それがあまねく困っている方に適応していくと。こういう話って、非常に外部性が強い領域なので、恩恵がいろんな形で及ぶんですよね。ですから、おそらくこういったiPS細胞を使ったシートみたいな話って、心臓関係の患者さんだけじゃなくて、いろんな領域に応用ができるんじゃないかなっていう気がするんですよね」
寺島アナ「なるほど。こういったところにそうすると(戦略)17分野も入ってるっていうことなんですね?」
片岡氏「そうですね。ですから、こういったところの基礎的なバイアスこそ政府にしかできない領域でもあるし、やっぱり時間をかけてサポートしていく必要がある分野の一つだと思いますけどね」
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