円買い介入、すでに過去最高の20兆円超え見通し。日米協調の効果はどこまで?

円買い介入、すでに過去最高の20兆円超え見通し。日米協調の効果はどこまで?

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8月5日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、7月30日から始まった政府・日銀の円買いの為替介入が、過去最高となったというニュースについて、意見を交わした。

森永氏「日米協調は非常に大きい。アメリカが介入すれば理論上、ドルは無限に撃てる」

寺島尚正アナ「7月30日から始まった政府・日銀の円買いの為替介入。
市場推計によると12兆円から13兆円規模でした。
政府・日銀は7月30日と31日に介入に踏み切り、2日間で11兆円から
12兆円規模とされています。8月3日も実施したとの見方もあります。
今年は4月下旬から5月下旬にもおよそ11兆7000億円の実施。
これも含めた2026年の合計額は20兆円を超える見通しです。
円買い介入の過去最高は2024年の15.3兆円で、今年はすでにその額を
上回っています。今回の為替介入の規模も含めて、これ森永さんどう
受け止めていらっしゃいますか?」

森永康平「そうですね、このあとどれくらいさらにやるのかって僕は
見てるんですね。まず今までの介入と違うのは日米の協調っていうところは
非常に大きいと思うんですね。
言うまでもなく日本単体で介入するってなると、当然日本の場合は
今回の介入って円を高くする方向に持っていくんで、ドル売り円買いという
介入になるんですけども、日本って自分たちの通貨はドルじゃないですから
ドルを売ろうとしても限界があるわけですよ。
なのでそうなってくると、結局なめられるというか、投機筋からすれば、
弾の残量は分かってるし」

寺島「限界があるじゃないかと」

森永「『ここまではいけないだろう』ってことでやられちゃうんですけど、
アメリカが入ってくるってなると、ま、理論上ですよ。理論上は彼らは無限に
撃てるわけです」

寺島「ドルを刷ってるわけですからね」

森永「実際やるかどうかはさておき。って考えると、ま、かなり今回は
今までの単独介入に比べると非常に心強い状態にはなってるんですが、
ただどこまで落とせるかって話ですね。
164円に乗りそうなところで介入が入って、一回159円を割るところまで
突っ込ませて、今157円を割って156円くらいまで突っ込ませて
でも今もう足元157円80銭くらい戻ってきちゃってるわけですよ。
ここからさらに突っ込ませられるかというのがポイントで、一応ですよ、
FXとかやってる人は知ってると思うんですけどIMFのルールがあって、
『3営業日内での介入はすべて1回と見なす』っていうのが一応あるんですよ。
なんか強い縛りがあるわけじゃないんですけど」

寺島「はい」

森永「で、先週木曜から入ってるから、木金そして明けて月曜、
ここまで一回なんですよね、どれだけやっても。
で、その月曜も過ぎちゃって、今日はもう水曜日ですから。
じゃあ今157円80銭ぐらい戻ってるけど、今市場に張ってる人たちは、ここから
さらに落としにいくのかというところの見極めをしてるところじゃないかなと。
ただやっぱり戻りが、5月のときの介入に比べて弱いんです」

寺島「弱いんだ」

森永「ってことはやっぱりこのアメリカが入ってきたっていうところに対して
5月の単独介入よりもちょっと市場は警戒してるんで。
でも警戒ってやっぱ時間経つと薄れますから、この追加で、さらに落としにいくのか
どうかというところ、今綱引きというか様子を見てるような状況ですよね」

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