「災害時の連携を考える全国フォーラム」とは…JVOAD 栗田代表理事にきく
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。
今週もNPO法人・全国災害ボランティア支援団体ネットワーク JVOAD代表理事の栗田暢之さんにお話を伺いました。
JVOADの最終目標は「現場で誰も取り残されないような被災者支援を目指しいくこと」だそうです。

栗田さんは「一人暮らしの方や老々世帯の方であったり、事情を抱えた方々が取り残されないためにはやはり多くの支援が必要になってきます。例えば基本的に私有地について行政は対応できないんですよね。(となると災害ボランティアが私有地の復旧を担うことになる)一方で全国から集まってくれるボランティアの方々がどこに行ったら支援ができるかわからない。そこで『ボランティアをしたい方はここに集合』というボランティアセンターを社会福祉協議会が立ち上げてくれる。
社会福祉協議会(社協)は地元のことをよく分かっている方々なので、民生委員さんや地元の町内会長さんなど普段から信頼性が高い。『ここでこんな困っている人がいるよ』という情報も入りやすい。社協がボランティアセンターを立ち上げて対応するというのは非常に理にかなっている」と話していました。
また、床下の泥出し・乾燥などについては知識経験のある専門ボランティアが、また災害救助法や被災者生活再建支援法に基づく支援などについては行政がしっかり関わるべきとのこと。社協・NPO・行政が連携をして、被災された方々にとって一番よい方法を見出していくことをさらに精度を高めてやっていかないと…とのことです。
11月2日・3日JVOAD主催「災害時の連携を考える全国フォーラム」が国立オリンピック記念青少年総合センターで開かれます。

栗田さんは「支援の漏れやムラをなくしていくために、行政、社協、そして NPO、企業、様々なセクターが一度に集まる。オープニングでは社会福祉協議会や企業、技術系・避難所が得意なNPOなどの専門家や若者らと、今後10年を考えた時にどういう姿を目指すべきか討論。2日間の間に18の分科会を開催し、避難所運営や重機対応、水害時のNPOの役割の他、都道府県ごとに、社協と(各都道府県の)災害中間支援組織の連携をどう深めていくかなどを熱く語り合おうという会」だと話します。
詳しくはJVOADのHPをご覧ください。
きょう10月25日は、台風30号と前線の影響で特に和歌山県で雨雲が発達しています。(以下 気象庁HPより)


今後、台風は東シナ海を北東に進み、明日26日(月)朝までに九州の西の海上で温帯低気圧に変わる見込みです。台風から変わった温帯低気圧は九州を通過して明後日(火)にかけて四国沖に進むとみられます。一方前線の活動は活発で西日本は明日にかけて、関東など東日本は明後日にかけて大雨となる所がありそうです。
最新の情報にご注意下さい。
きょうの「防災アワー」聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 気象庁担当記者 伊藤佳子
