衆議院が緊急事態条項のイメージ案を提示。「議員任期の延長」など5つの項目を明記
5月13日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、衆議院の憲法審査会で、憲法改正をめぐる緊急事態条項のイメージ案が示されたというニュースについて意見を交わした。

森永氏「政府には『どこからがこの5項目の適用範囲なんですか?』っていうのをイメージしやすいような説明が、今後求められるんじゃないかなとは思います」
寺島尚正アナ「衆議院憲法審査会は昨日、幹事懇談会で、憲法改正をめぐる緊急事態条項のイメージ案を示しました。大災害など緊急時の国会議員の任期の延長や、内閣による緊急政令の制定が柱だと言います。
判明したイメージ案では、議員の任期延長が必要となる緊急事態としては『大規模な自然災害』『感染症の大規模な蔓延』『内乱などの社会秩序の混乱』『武力攻撃』『これらに匹敵する事態』の、5つの項目を挙げています。
これに該当する場合、内閣が国会の事前承認を得て『選挙困難事態』と認定し、議員任期の延長が可能になると言います。
緊急事態条項のイメージ案が出てきましたけれども、これ森永さんどうでしょう?」
森永康平「やはり『そりゃそうだよね』っていう話だと思うんですよ。
今ここに挙がってる5つのうちの4つに関しては、具体的な話が出てるわけですよね、自然災害とかパンデミックとか戦争とかですね。
当然そういうのが起きてたら『選挙なんかやってる暇ないだろ』っていうのは、それはごもっともだと。
ただ一方で、国民への説明としては、全てを数値化するっていうのは無理だとは思うんですけれども、ただ『何がトリガーになるんですか?』っていうのは、もちろん全部を定量的に説明するのは無理だとしても、納得感のあるものをなるべく具体的に出していかないと、またそれに対して解釈のスペースが広ければ広いほど、そこに何か恣意的な仮説を叩き込まれて、それこそなんか変な陰謀論だったりとかデマとかがくっついて回る話になると思うんですね」
寺島「そうですね」
森永「今挙げた5つ、特に具体的になってる4つの中のそれぞれの事象に対して、どれぐらい具体的な線引きを出せるかですよね。
例えば『パンデミックです』って言ったって、何を以てパンデミックというか、大流行と呼ぶのか。インフルエンザだって毎年流行しているわけだし、コロナだって拡大のスピード、拡大の局面もバラバラだったわけじゃないですか、第何波だとか言って。
そう考えると、数字でやるのは難しいにしても『どこからがこれの適用範囲なんですか?』っていうのは、やっぱりイメージしやすいような説明が、今後求められるんじゃないかなとは思いますね」
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