「北海道三陸沖後発地震注意情報」特別な注意の呼びかけは明日27日(月)17時で終了予定ですが…
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお届けしている番組です。
4月20日(月)、三陸沖を震源とするマグニチュード7.7の地震が発生しました
震度5強の揺れを青森県階上町(はしかみちょう)で観測、津波警報も発表され、岩手県久慈市で80㎝の津波が記録されました。

そして午後7時30分過ぎに「北海道三陸沖・後発地震注意情報」が発表されました。


対象となるのは、北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉の7つの道県で主に太平洋側の182の市町村です。
1週間以内に巨大地震が発生する可能性はおよそ1%、100回に1回程度と、平常時の1000回に1回程度より10倍可能性が高まっています。
必ず大地震が発生するわけではありませんが、対象の地域では家具の固定、避難場所・避難経路、家族との連絡手段の確認など「日頃からの備え」に加えて1週間程度「特別な備え」が求められています。
「特別な備え」とは例えば昼夜問わずすぐに避難できるよう、寝るときも枕元に非常持出袋や靴などを置いておくことなどです。
発生から1週間、明日27日午後5時で、特別な注意の呼びかけは終了しますが、その後も引き続き日頃からの備えは続けてください。
水や携帯トイレの備蓄・常備薬なども確認しておきましょう。
さて熊本地震から10年、今月上旬に東京駅前KITTE地下にある東京シティアイパフォーマンスゾーンで「首都圏防災フェア」が開かれました。
「見て・触れて、備えて」改めて災害についての危機意識をもって、災害への備えを学ぶイベントでした。
熊本地震からの教訓についても講演がおこおなわれた他様々なブースが展開されていました。
備蓄食の尾西食品のブースには人気の「携帯おにぎり」という保存食がありました。


袋に水またはお湯を入れ、20回ほど振って待つだけで三角形のおにぎりが完成するそうです(水なら60分、お湯なら15分)。軽くてアウトドアや海外旅行でも活用可能だとか。
中央大学杉並高校のブースでは、防災の学校での取組を紹介していました。
国語科の先生で防災士・学校防災を考える会事務局長の菊地明範先生に伺いました。

災害時に深刻な問題となるトイレ不足に対し、校内の約60か所の洋室トイレの個室内にあらかじめ携帯トイレ(凝固剤)や生理用品を配備、ドアの内側に使い方の説明を掲示することで生徒たちが日常的に目にし、特別な教育を受けなくても自然と使い方が身につく工夫がなされているそうです。

また、A4サイズの紙が食器に変身する奥村印刷の「BEAK」も展示されていました。

A4サイズの防水・耐油性の紙を折るだけで、皿・カップ・丼の3種類が作れる製品です。糊もハサミも不要で、能登半島地震の際にも被災地へ届けられたそうです。今回は熊本県との協力により「くまモンバージョン」も登場していました。

JTBのブースでは、規格外野菜(ロス食材)を35%使用した「ロス旅缶」が紹介されていました。


タイのガパオやメキシコのチリコンカンなどプロの料理人のレシピによる彩り豊かなメニューが特徴だとか。被災時の精神的な疲れを癒やし、元気が出るような新しい防災食の形を提案しています。
聞き逃した方はradikoでぜひお聞きください。
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子
