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2016年2月29日 「被災地の真実 あれから5年 南三陸は今」

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「モアイ」の「モ」は、イースター島のラパヌイ語で「未来」
「アイ」は「生きる」という意味です。
「未来に生きる」
それが彼らの呼び名です。
建造された理由は諸説ありますが
イースター島では、いずれも海を背にして立っており
住民の皆さんを見守ってきたのかもしれません。
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1960年に宮城県南三陸町を襲ったチリ地震津波をきっかけに友好を深めたチリから
2013年、東日本大震災に被災した南三陸の皆さんを勇気づけようと贈られたのがこのモアイです。
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震災発生時から東北で取材をさせていただきましたが
翌年、小谷ディレクターと取材したのが南三陸町でした。
今回は、その時出会ったみなさんに再びお会いしました。
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2012年に仮設住宅で取材に応じてくださったみなさんは
今もそのまま仮設住宅にお住まいでした。
住宅政策の遅れは、経済格差などを生み出し
人口流出などにもつながっています。
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その一方で、希望の種を探すのも今回の目的でした。
番組では「希望」という言葉を使っていますが
取材した感覚では「約束」という言葉に近い気がしました。
この町で暮らし続けることを選んだ皆さんの
「ともに幸せな未来を生きる」約束です。
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仮設住宅で一緒におじいちゃんおばあちゃんの話を熱心に聴いている小谷ディレクター
(最近お国言葉のヒアリングに長けてきた)の表情を見ていて思いました。
「リスナーさんにも、このコタツに一緒に入って話をゆっくり聴いていただきたい」と。
そんな気持ちでお聴きください。
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文化放送ウェンズデープレミアム
『シリーズ被災地の真実 震災から5年、南三陸は今』
放送日:2016年3月9日(水)  午後7時00分~8時00分

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文化放送報道制作部では「ニュースパレード」を中心に、日々のニュースをお伝えしています。

その一方で、私たちの周りには普段のニュースでは伝えきれないような話が溢れています。

それをお伝えする場所が、このリニューアルしたブログ。
部員それぞれがゆるやかに伝えていきます。
ニュースの「おまけ」として楽しんで頂ければ幸いです。
よろしくお付き合いください。

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