東京都民割「もっとTokyo」が再スタート  大好評で予約殺到! 受付1時間で「完売」も……

東京都民割「もっとTokyo」が再スタート 大好評で予約殺到! 受付1時間で「完売」も……

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東京都が、都民が都内を旅行する場合の旅行代金を補助する観光促進キャンペーン「もっと楽しもう! Tokyo Tokyo」(もっとTokyo)を、9月1日に再開した。2日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)は、金曜コメンテーターでエコノミストの会田卓司氏と寺島尚正アナウンサーが、このニュースについて議論を展開した。

経済回復に「まだまだ政府の支援が必要」と会田氏

東京都は6月から7月末にかけて都民割「もっとTokyo」を実施していたが、新型コロナウイルスの感染再拡大によって8月から一時中断していた。都民割は、一人あたり一泊6000円以上の宿泊で5000円が、日帰り1回あたり3000円以上で2500円が助成され、18歳までの子供には補助額が一人1000円上乗せされる。ワクチンの3回目接種完了、またはPCR検査での陰性確認が利用条件となる。

9月1日正午に予約の受付が再開されると、旅行会社やホテルのウェブサイトにはアクセスが集中し、一部つながりにくい状況が発生した。東京都は全部で30万泊分を宿泊・旅行事業者に割り当てていて、都内のホテルや観光サービスも「都民割プラン」を売り出し。なかには即日完売しているプランもあるもよう。たとえば、新宿ワシントンホテルは受付再開から1時間ほどで完売となる日があったという。

「すごいことになっているようですね」(寺島アナ)

驚いたようすの寺島アナがそう水を向けると、会田氏も「そうですね」と同意。続けて、「厳しい環境が続いてきた観光業にとっては期待が大きいと思います。しかし、開始直後に予約が殺到してしまうというのは、もう少しうまいやり方があったのではないかな、と思います。働いている人にとっては(平日の正午からの予約は)なかなかできませんので」と、システムに不公平感があることを指摘した。

また、多くの道府県が9月末まで延長した県民割の予約も好調のようだ。コロナ禍の第7波の新規感染者数に頭打ちの傾向も見られていて、ウィズコロナが加速しているという状況だ。

「経済の回復と感染対策の両立が国民にも理解されているということだと思います。しかし経済の回復はまだまだ足りません。相当苦しんでいる企業も多いので、政府の財政政策による支援が必要だと思います」と、会田氏は政府への注文も忘れていない。

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~8時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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