【西武】豊田清投手チーフコーチインタビュー 森脇亮介の復帰は「率直に嬉しい」

【西武】豊田清投手チーフコーチインタビュー 森脇亮介の復帰は「率直に嬉しい」

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7月7日放送のライオンズナイターでは、沖縄セルラースタジアム那覇で行われたの西武―楽天12回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの豊田清投手チーフコーチにインタビューした模様を放送した。今シーズンのここまでの投手陣について訊いた。

――豊田さんがコーチになってから、しばらくの間1軍のブルペンを支えてきた森脇亮介が3年ぶりに支配下登録されました。今どのようなお気持ちですか?
豊田「率直に嬉しい気持ちですね」

――ずっと待っていましたよね?
豊田「そうですね。ちょうど僕がブルペンを担当させてもらっているときに、彼に助けられたという思いがすごくあったので、今回長く待ちましたけど、いい形で帰ってきてくれたかなと思います」

――去年の5月頃に豊田さんは「森脇の穴がまだ埋まっていない」と言っていました。改めてどういう意味か教えていただけますか?
豊田「どうしても先発ピッチャーというのは6回、7回というところが苦しくなってくるので、7回、8回、9回と3枚リリーフがいれば何とか試合はいい形に持っていけると思います。その6回のピンチ、7回のピンチといった回の途中に投入するピッチャーというところで森脇はいろいろな変化球を投げますし、まっすぐのキレもありますし、状況判断をしていろいろなことをしてくれるピッチャーなので、非常に助かったピッチャーでした。彼がいない中、昨年は山田(陽翔)がいてくれたというところで何とかやりましたけど、今のところ苦しい状況はまだ変わっていないということです」

――その中で今シーズンは5月9日の楽天戦(7回戦)を境に、黒田将矢にその役割を任せているような気がするのですがいかがでしょうか?
豊田「監督とも相談の上で、黒田もだいぶ経験を積んできましたし、大崩れはしなくなったというところと、対バッターとしっかり対峙できるようになって自信を持ってマウンドに上がってくれていますので、その辺で思い切って起用しています」

――黒田がこれからどんどん伸びていくといいですね。
豊田「そうですね。いろいろなポジションをやっていく中で、厳しいところを投げるというのは彼にとっては非常にいい経験になると思うので、経験もそうですけど、結果を出すというところにも重きを置いてもらいたいと思っています」

――今年の髙橋光成をご覧になっていかがですか?
豊田「開幕から状態よくここまで来てくれているかなと思います」

――去年までと比べて特にどのあたりがよくなったのでしょうか?
豊田「彼はいいと思うものに対してはすごく取り組みが早いというか、吸収したいという選手なので、いろいろなものに目がいくような気はします。僕とは少し考え方が違うのかなと思って見ていましたけど、そのなかで今年に関してはやっていることが投球に一致しているかなというところです。当たり前のことなのですが、投球練習からキャッチボールからいろいろなことに関して、何か同じことを淡々とやっているというか、自分のルーティンをしっかりやって、これをやっておけばということを彼が行っているのでそれが非常にいい形になっているのかなと思います」

――隅田知一郎は、WBC出場を経た難しいレギュラーシーズンの入り方でしたが、昨シーズンから成長した部分はどこだと思いますか?
豊田「成長とはあまり感じていないのですが、隅田に関してはある程度完成されているピッチャーだと思っています。ローテーションの中心的な投手だというところで見ている中で、今年に関してはキャンプからWBCに選ばれる、選ばれないという問題がまずありまして、『選ばれたらこうしたい、選ばれなかったらこうしたい』ということを僕に明確に話をしてくれました。やはり彼は貪欲というか、『日本のために、ライオンズのために』とかという部分が非常に強い選手なので、両方を天秤にかけながら、どちらにいってもいいような形での大変な調整ではありました。この形をしっかりやってくれたということと、WBCに選ばれた後も、ライオンズために僕はどうしたらいいかということを考えてくれているようなピッチャーなので、そういうところでは隅田という形かなと思っています」

――豊田さんは一人前として隅田を扱っていますね?
豊田「どんなときでも前向きですし、その辺は隅田が素晴らしいなと思っていますし、よくないピッチングをするときもありますけど、それでも前を向いてくれるというのは、こちらからすればすごく助かるピッチャーです」

――平良海馬は先発へ再び転向しました。ここまでの働きぶりはいかがでしょうか?
豊田「開幕当初はいきなり彼が完封をしてくれて、何とか連敗を止めてくれたというところで、海馬らしいなと思いながら見ていましたが、今も変わらず海馬らしいピッチングをしてくれています。ここのところ3イニング目、4イニング目で複数失点をしてしまったり、野手の絡みもありますが、そこでも彼らしいピッチングを続けてくれているのかなと思います」

――沖縄那覇のマウンドは東京ドームと違って合いますかね?
豊田「合うと思ってマウンドに上がってもらいます」

――高卒2年目の篠原響が中継ぎの柱として安定した投球内容を見せています。あれだけのピッチングができるのはなぜなのでしょうか?
豊田「昨年の先発として1軍に上がってきたときの経験が今年にいきていると思いますし、昨年のオフに平良と自主トレを行って、いろんなものを吸収してきて、キャンプからオープン戦と順調に経験してくれたというところが非常に大きいと思います」

――球数が少なく、スパっと代えることがありますよね?
豊田「そこ関しては非常に難しいですが、できるだけ彼には負担をかけないように、ここで行くよというときしか投球練習をさせなかったり、その辺のブルペンワークというのは大石(達也、投手)コーチと密に連絡を取りながらやっていて、監督もすごく気を遣って起用してくれているので、今のところ大きな疲れもなく、怪我もなくできているというのがいいのかなと思います」

――巡り巡って甲斐野央がクローザーを担っています。働きぶりはいかがでしょうか?
豊田「セットアッパーからクローザーというところで、何でもお願いしています。そして監督が『一番きついところで行くよ』ということを開幕前に甲斐野には言ってくれたので、どこもきついポジションですが、今のところ頑張ってやってくれています」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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