第115回~忘れえぬ人々(前編)/国木田独歩~

みなさん、こんばんは。

お休み前のひと時、いかがお過ごしですか?

小説や民話、童話や絵本、ライトノベルなど、毎回様々な「おはなし」を

能登さんの美しい朗読でお送りする『能登麻美子 おはなしNOTE』。

さて、第115回目は『忘れえぬ人々』(前編)お送りしました。

 

作者は国木田独歩です。
溝口にある宿屋に文学志望の大津という青年が泊まります。
大津はそこで秋山という画家志望の青年と出会います。
意気投合した二人は仲良く酒をの飲み交わし、
その最中で大津の書いた原稿が話題になります。
その原稿は「忘れえぬ人々」という冒頭で始まっていました。

 

ちなみに、大津と秋山が泊まっていた宿屋のある溝口ですが、
現在の住所では神奈川県川崎市にあります。
多摩丘陵から流れてくる溝のような細幅の小川が姿を現す場所、
つまり溝の入り口とあることから「溝口(みぞのくち)」と呼ばれるようになったそうです。
江戸時代中期以降は、大山への参詣が盛んとなり、
多くの参詣者が行きかう大山街道は、渡り船「二子の渡し」で多摩川を超えていたため、
溝口と隣接する二子は共に宿場町として栄えることとなりました。
そんな溝口で大津が語った「忘れえぬ人々」とは一体どんな人たちだったのでしょうか?
後編もお楽しみに!

 

さて、この番組では毎回読み物に合ったドリンクをご紹介しています。
今回は今が旬のライチを使った『ライチ酒』でした。
次回も「ライチ酒」をご用意ください。
どんなお話がくるのかお楽しみに!

 

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そして、番組の朗読CD第2巻が発売中です!!
ご購入は通販サイト「超!A&Gショップ」もしくは、文化放送地下1階にある「ちかQ」にて。
前回同様、データCDとオーディオCDの2枚組です。
新規録りおろし作品は海野十三のSF小説『三十年後の東京』です。
価格は税込3,000円です。
能登さんからのスペシャルメッセージも収録されています。
是非お聴きください。


それではまた、月曜日の深夜をお楽しみに!!

番組内容

小説や物語、民話や絵本、童話、ライトノベル、詩などあらゆるジャンルの作品を
「朗読」します。

放送時間

毎週木曜日26時30分~27時00分
リピート:毎週金曜日14時30分~15時00分
AG-ON:毎週土曜日 正午更新
1週間オンデマンドで配信
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