AIに頼る人は思考が衰える? 内視鏡検査医師の判断にAIが影響。いとうあさこ「漢字も書かないと書けなくなる」
7月15日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、東京新聞の「AI頼みで「認知的降伏」 思考力衰え無批判受け入れ」という記事を取り上げ大竹がコメントした。
買い物から学習、仕事のアシストまで、急速に普及する生成人工知能(AI)への依存が進み、思考力が衰えるとの懸念が広がっている。米国の研究チームは、AIが誤った答えを出しても約8割の人が従ったとの実験結果を報告し、無批判にAIの回答を受け入れる「認知的降伏」が起きたと指摘。内閣府の調査では利用者の約4人に1人が「考える時間が減った」と回答したという。 米ペンシルベニア大ウォートン校のチームが行ったのは、正答と誤答をランダムに返すAIを使った実験。さまざまな質問に対しAIに相談して答えた238人では、相談時にAIが正しい回答をした場合は92・7%が受け入れ、間違った回答をした場合でも79・8%が従った。
間違った回答をした場合、参加者の正答率はAIを使わなかった人と比べて、15ポイント低かった。かつ AIを使った人は自分の答えの自信が使わなかった人より12ポイント高く、誤答が続いても、それは下がらなかった。AIの信頼度が高い人ほど誤った回答でも受け入れやすかった。チームはこの結果を「認知的降伏」だと説明。単にAIを使うのではなく共に考えることが重要だと主張し、使う人が批判的思考と説明責任を維持できるようにすることが課題だと訴えた。
更に内閣府は2月、生成AIを利用したことがある10代から70代の男女1442人を調査。悪い影響として、AIに頼りすぎて自分で考える時間が減ったとの回答が23.2%。思考力や判断力の低下を不安する回答が57.8%に上った。
思考力の低下への懸念は意思などの専門職でも浮上。ポーランドなどの国際チームは去年、大腸内視鏡検査でAIに頼る医師ほど診断スキルが低下する可能性があるとイギリスの医学誌で発表している。AIに頼ることでやる気や注意力、責任感が低下する恐れがあるという。
砂山アナ(アシスタント)「その横にある記事がAIで雇用創出警告ノーベル賞学者ら声明とあります。ノーベル経済学賞を取った16人を含む経済学者ら200人余りが人工知能が経済に及ぼす影響に対し、政策や制度づくりを急ぐよう政策担当者や技術業界に求める声明を連名で発表しました。AIが産業革命を上回る経済変革を短期間でもたらすと警告し、大規模な雇用創出といったリスクへの備えを促したと。声明はAIが今後10年で飛躍的に性能を高める可能性があると指摘。生活水準の向上をもたらす一方、職が失われる恐れもあるとした。また経済学者や政策担当者、技術業界の指導者がAIを人間の能力を補う方向へ導く政策や制度を早急に整備する必要があるとも訴えたとあります」
大竹まこと「どうしましょう」
水谷・いとう「どうしましょう」
大竹「おじいちゃんはただでさえ脳の力が衰えているところに持ってきて、AIでいろんな判断して、おじいちゃん間違えちゃうと」
いとうあさこ「信じちゃってね。言うから。AIが言うから」
大竹「特にまず相談すれば俺やってないけど、あれだよね。本人にAIは寄り添うから、知りたい方に考えたい方にAIも寄り添っている。そうすると余計本当の正解っていうのとは、理論が違うの?合ってる?」
砂山アナ「そういう部分もあると思いますね」
大竹「そういう部分も含んでるよね。どうしましょう。本当に。だって今の新聞の記事だけども雇用もどんどん失われていくって、アメリカの学会の人がノーベル賞学者らが声明を発表してるよ」
砂山アナ「あくまで人間が主でAIは補助ですよという社会制度をちょっと整えていかないと、ちょっと大変なことになるかもしれませんよと」
水谷アナ(アシスタント)「医療も怖いですよね」
大竹「なんかさっき言ってたね」
砂山アナ「内視鏡検査でAIに頼る医師ほど診断スキルが低下する可能性がある」
いとう「AIに頼るんだ。検査で」
砂山アナ「判断がすごく早い。そして、見落としも少ないっていうふうには言われてます」
いとう「正確さが」
大竹「それは人間の目よりかAIのほうがということになると、これからもどんどんそれは多用していくという方向になるだろうね。それでやっぱし治療法とか、いろんなことがAIで変わってくる。困ったなあ」
いとう「怖いです。私なんか。こういう感覚がなく50年生きてきたから」
大竹「ここに来てそんなこと言われてもねえ」
水谷アナ「AIというか車の運転なんかも、今私が乗ってる車って、なんかぶつかりそうな時にピピっていうじゃないですか?それがついてない車に乗ってるんですよ。ただ今までそれに慣れちゃってるから、ちょっと怖くって」
いとう「ピピが欲しいんだね」
水谷アナ「ピピがならないから私大丈夫かなあって思いながら、バックで駐車したりとかしてんですけど、やっぱ頼っちゃってると絶対能力はバカになってきますもんね。人間の脳のほうがね」
いとう「シンプルに文字を書かなくなったから漢字書けない人、書けなくなったっていいますもんね。読めるけど、書けない」
水谷アナ「もう脳が衰えてるもんね」
大竹「僕も前から漢字書けない」
いとう「また違う事情で」
大竹「AIとはまた別」
水谷アナ「頼っちゃだめだな。頼り切っちゃだめなんです」
大竹「でもね、まあいつも言ってるけど、若い人はみんなAIを使ってると」
いとう「相談するからね、調べるっていうより。結構ね」
水谷アナ「でも我々より若い人の方が付き合い方上手になっていくんじゃないかと思いますけどね」
大竹「なるほど。その逆もまたあるよね。頼り過ぎる」
砂山アナ「頼りすぎて信じすぎてっていうね」
いとう「自分で考えないっていうかね」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午前11時30分~15時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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