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12月8日 大人の恋の歌対決! ゲスト:三田誠広さん

◆テーマ
  『大人の歌対決 第2ラウンド!
    大人の恋の歌対決!!
      三田誠広 VS 弘兼憲史 』

 
ゲストは芥川賞作家の三田誠広さん。
 
両者は今年5月に『男が泣ける歌』をテーマに初対決。
この時の勝負は三田誠広さんが圧勝。
 
この日『大人の恋の歌』をテーマに第2ラウンドのゴング!
 
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(画像をクリックすると拡大します)
 
三田誠広さん連勝なるか?弘兼憲史さんが雪辱を果たすか?
 
■三田誠広 VS 弘兼憲史“大人の恋の歌”対決
 
対決は前回同様、
三田誠広さん、弘兼憲史さんがそれぞれ
昭和の時代に登場した楽曲の中から
大人の恋の歌ベスト5を選出。
 
各々の第5位から1位まで1曲ずつ【5vs5】
さらに、この日はジョン・レノンの命日ということから
特別枠【ザ・ビートルズのラブソング】を設け
6曲計12曲の選曲対決を行いました。
 
この企画の聴きどころは、三田さん、弘兼さんそれぞれが
選曲した曲=歌詞の解釈を解説することにより、
歌の世界観がより強く、より深く聴く者の心に響くこと。
 
 選曲対決の勝敗はリスナー投票によって決定。
 いかに、ラジオをお聴きの
 リスナーの皆さんの心を掴むか――
 そしてまた、選曲センスが問われる
 大人の歌対決第2弾――
 その勝敗の行方は?!
 
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■第5位 対決!!
 
ジャンケンで勝った三田さんが後攻を選択。
弘兼憲史さんが先攻で第5位対決から順に
選曲対決を繰り返しました。
 
今日でお別れ / 菅原洋一 (弘兼憲史)
 
●ポイント(弘兼さんの主観)
 ・作詞は「大人の恋の歌」といえばなかにし礼さん!
  “なかにし礼節”炸裂!
 ・(歌詞より)“最後のタバコに火をつけましょう”
  “曲がったネクタイ直させてね”
  “身の周りにやさしく気を配る”ことは
  →“胸はずむ仕事”
 
弘兼 「こんな人はあまりいないんですけど、
     これが歌謡曲の世界なんです」

 
三田 「“絵に描いた餅”みたいな
     存在しない女性のイメージです。
     男にとって理想の女性ですね」

 
弘兼 「いないけどね。
     ちょっと(この女性は)僕には重いかも」

 
悲しい酒 / 美空ひばり (三田誠広)
 
●ポイント(三田さんの主観)
 ・対決企画ですから“勝負”に出て選曲
 ・3番の歌詞
  “一人ぼっちが好きだよと 言った心の裏で泣く”
  たぶん男が歌う歌でしょう
  (原曲は1960年 北見澤惇さん歌唱)
 ・美空ひばりさんがカバーしてセリフが入り、
  女性の気持ちを盛り込んだ
 ・男女、どちらが聴いてもいい歌
 
三田 「いい曲ですね!」
 
 
■第4位 対決!!
   
再会 / 金子由香利 (弘兼憲史)
 
●ポイント(弘兼さんの主観) 
 ・金子由香利さんの囁くような歌
 ・怖い女――ギリギリのところ
 ・(2番の歌詞から考察)
  男性が奥さんと二人で歩いているところを
  女性が引きとめている
 ・奥さんは離れたところで見ている
 ・「私と似ているかしら」と話している時
  奥さんと目が合っている
 ・(同)挑戦的な態度
 
三田 「会ったら困る人が世界のどこかにいる
     というのは、怖い人生ですね」

 
弘兼 「大方の男は、一人や二人、
     怖い人生が・・・」

 
三田 「私、いません!」
 
 
弘兼 「(この女性は)大人なのに、子供っぽい・・・
     ちょっと意地悪な感じ」

 
石川 「弄んでる感じがする!」
 
三田 「感じ悪いですね」
 
  3人の意見が一致しました。
 
 
好きだった / 鶴田浩二 (三田誠広)
 
●ポイント(三田さんの主観)
 ・鶴田浩二、高倉健んは“任侠の人”
  高倉健は「好きだった」というような歌は歌わないが
  鶴田浩二が歌うからいい
 ・男だが、ちょっと弱いところがある
 ・女が肩にすがって
  泣きじゃくるくらい思いつめているのに、
  それまで一度も「好きだ」と言っていない
  今の“チャラ男”とは正反対
 ・ひと言も「好きだ」と言わないのに
  女に追いかけられる――
  素晴らしい男性像
 ・「さよなら」を言ったのは
  刑務所に行くのかもしれない
 
弘兼 「自首だ!これは」
  
三田 「いや、もっと要人の罪をかぶって
     自首をするとか、かな」

 
石川 「想像が膨らみますね」
 
弘兼 「泣きじゃくる女性はけっこう子供。
     男は40~50かな」

 
 
■第3位 対決!!
  
黄昏よ、そばにいて / 西城秀樹 (弘兼憲史)
 
●ポイント(弘兼さんの主観) 
 ・大人の恋の歌を書かせたら右に出る人がいない!
  作詞は荒木とよひささん
 ・(弘兼さんが)『黄昏流星群』を描き始めた1995年発表
 ・倦怠期の男女が、人生を迷う歌
 ・(歌詞より)“違う人生 やり直せたら”
  “違う生き方 選んでいたら”どうなるか――
  誰もが一度は考える切ないシチュエーション
 
弘兼 「あまり知られてない曲だと思うんですけど
     本当に素晴らしいいい曲です」

 
三田 「90年代半ばは
     アップテンポなポップス全盛の時代。
     ゆるい感じが 年配者には
     “いいな”という感じがします」

 
暖流 / 石川さゆり (三田誠広)
 
●ポイント(三田さんの主観)
 ・黒潮が流れる“南”の方の歌
 ・石川さゆりさんは「津軽海峡・冬景色」
  「能登半島」など“日本海側”のイメージがあるが
  あまり“寒い”と恋をする場合じゃない
 ・心は寒いけど体は温かい――この感じがいい
 ・未練がないと言いつつ、徐々に未練が募ってくる
 ・暖かい南の海を見下ろしながらも
  心が寒い・・・
 ・「心が晴れました」と何度も言ってはいるが、
  最後には泣いている・・・
 
弘兼 「僕も(ベスト5に)入れようと思った
     大好きな曲です」

 
三田 「物語がしっかりしていて、
     すごい小説を読んだような
     ドラマがありますよね」

 
 
■第2位 対決!!
   
また君に恋してる / ビリー・バンバン (弘兼憲史)
 
●ポイント(弘兼さんの主観)
 ・坂本冬美さんのカバーで大ヒット
 ・タイトルの「また君に恋してる」――
  この言葉はなかなか言えない
 ・(長年 共にいて)飽きてくる頃に
  あらためて「また君に恋してる」とは
  大人でなければ言えない
 ・(歌詞より)“朝露が招く 光を浴びて・・・”
  男が朝、先に目覚めて、
  寝ている女の人の顔を観ている
 
弘兼 「頬に手をかざすと寝息が伝う
     リアルな感じ、
     それで『やっぱり君が好きだ』と
     これは“大人の曲”ですよ」

 
三田 「“また君に恋してる”ということは
     しばらく恋してなかった」

 
冬のリヴィエラ / 森進一 (三田誠広)
 
●ポイント(三田さんの主観)
 ・森進一さんが歌うのにオシャレな曲になる
 ・場所はイタリア/地中海に面した海岸
 ・貨物船の船乗りが女を捨てていく
 ・捨てた女に「悲しかったらラジオを聴いて」と
  ひどいセリフだと思うが
  大瀧詠一さんの曲だからオシャレなメロディで
  いい感じに仕上がっている
 
三田 「男の方が純情で、
     女性の方が割り切っている」

 
弘兼 「男は自虐的になっていて
     カッコつけてるけど未練タラタラ」

 
三田 「悲しい男の歌という気がします」
 
 
■特別枠 ビートルズ楽曲 対決!!
 
この日はジョン・レノンの命日。
特別枠として
ビートルズの楽曲限定で「ラブソング」選曲対決!
 
Julia ジュリア / ザ・ビートルズ (三田誠広)
 
●ポイント(三田さんの主観)
 ・ジュリアはジョン・レノンの母さん
 ・交通事故で亡くなったしまった
  悲しい思い出が込められている
 
三田 「たぶんオノ・ヨーコに向けて
     “お母さん”と言っている曲ではないか、
     と思います」

 
If I Fell 恋におちたら / ザ・ビートルズ (弘兼憲史)
 
●ポイント(弘兼さんの主観)
 ・(歌詞から解釈)
  二人が結ばれたことを知ったら、
  彼女は泣いて悔しがるでしょう――
 ・女性が横恋慕して、取ろうとしている曲
 
 
■第1位 対決!!
 
大人の恋をしましょう / 大橋純子 (弘兼憲史)
 
●ポイント(弘兼さんの主観)
 ・久しぶりに再会するが
  『再会』の“しつこい女”とは異なり
  プラス思考で近代的な女性
  昔風にいうと“翔んでる女”
 ・相手にパートナーがいようがいまいが
  楽しく生きられればいい――という
  ドロドロしていない明るい曲
 
弘兼 「もし『黄昏流星群』をテレビドラマにするなら
     間違いなく、これを主題歌に入れたいと
     思ってる曲です。
     作品では最後はハッピーエンドというか
     明るい希望の光を
     最後のコマに入れるようにしてるんですが
     この曲が流れると、ふさわしい感じしませんか?」

 
三田 「きょう(選曲した)曲を聞いて
     弘兼さんの“大人のイメージ”が
     だんだん見えてきましたね。
     なかなか立派だな、という感じがします」

 
LOVE(抱きしめたい) / 沢田研二 (三田誠広)
 
●ポイント(三田さんの主観)
 ・“寒い”という感じがする――
  それが恋の一番いいところ
 ・沢田研二さんの声が甘いので
  温かい感じがする――
  そこがまたいい
 
三田 「寂しいけれども
     きれいな言葉で言われると
     心が温まる感じがして
     この歌はいいですね」

 



■リスナー投票結果
 
三田誠広 VS 弘兼憲史 “大人の恋の歌”対決を
番組をお聴きのリスナーの皆さんに
ジャッジしていただきました。
 
中間発表では三田さんがリードしたものの
最後の「1位」対決で弘兼憲史 さんが逆転!
 
弘兼憲史・・・ 124票
三田誠広・・・112票
 
最終的に、大人の歌 選曲対決シリーズ 第2弾
「大人の恋の歌 対決」
は
弘兼憲史さんが勝利!
見事、前回の雪辱を果たしました!

 
弘兼 「最後に逆転したといいうことは
     最後の歌が良かったのかな」

 
三田 「最後の歌、よかったですね。
     渋い、いい歌を聴かせていただいたんで
     よかったな、と思います」

 
弘兼 「僕も三田さんの選曲で
     ものすごい好きなものもありましたから、
     “やられた”と思いましたけどね」

 


■三田誠広さんの最新情報
 
 ■三田誠広さんの最新情報は
  三田誠広のHOMEPAGEをご覧ください。
 


■お送りした曲目
 
◆今日でお別れ / 菅原洋一
 (弘兼憲史選曲 大人の恋の歌 第5位)
◆悲しい酒 / 美空ひばり
 (三田誠広選曲 大人の恋の歌 第5位)
◆再会 / 金子由香利
 (弘兼憲史選曲 大人の恋の歌 第4位)
◆好きだった / 鶴田浩二
 (三田誠広選曲 大人の恋の歌 第4位)
◆黄昏よ、そばにいて / 西城秀樹
 (弘兼憲史選曲 大人の恋の歌 第3位)
◆暖流 / 石川さゆり
 (三田誠広選曲 大人の恋の歌 第3位)
◆また君に恋してる / ビリー・バンバン
 (弘兼憲史選曲 大人の恋の歌 第2位)
◆冬のリヴィエラ / 森進一
 (三田誠広選曲 大人の恋の歌 第2位)
◆Julia ジュリア / ザ・ビートルズ
 (三田誠広選曲 大人の恋の歌 特別枠 ビートルズ編)
◆If I Fell 恋におちたら / ザ・ビートルズ
 (弘兼憲史選曲 大人の恋の歌 特別枠 ビートルズ編)
◆大人の恋をしましょう / 大橋純子
 (弘兼憲史選曲 大人の恋の歌 第1位)
◆LOVE(抱きしめたい) / 沢田研二
 (三田誠広選曲 大人の恋の歌 第1位)


◇三田誠広さんの名言・好きな言葉(PC版)はこちらをご覧ください。
 
◇前回2012年5月5日ご出演時の放送リポートはこちら
 「好きな言葉」はこちらをご覧ください。
 
◇過去の放送レポート バックナンバー(PC版)はこちら

2012年12月08日