アナ歴40年!邦丸が様々な エピソードを語る連載企画⑯

アナ歴40年!邦丸が様々な エピソードを語る連載企画⑯

Share

【野村邦丸 ワタシの履歴書 ~アナウンサー歴40年記念特別連載企画~】

『第16回 本人の知らないところで誕生していた…我がラジオネーム「邦丸」』

さて、今回は、私がなぜ野村邦夫という本名ではなく、
野村邦丸というマイクネームで喋るようになったか、というお話をしようと思います。

あれは文化放送でスポーツアナを担当した最初の年、シーズンオフのこと…。

それまで、ナイターのない時期の夜ワイドは「夜はキラキラ寺チャンネル」、
タイトルからもお分かりのように寺ちゃんが、ナース井手さんと一緒にやっていたんです。

ところが寺ちゃんが、翌年から朝ワイドを担当することになって、
その時間のパーソナリティから外れることになりました。代わりをどうしようかということになる。

そこで、私に白羽の矢が立てられたんですが、そのことを私自身、まったく知らされてなかったんですね。
オフは連日、野球とか駅伝とかの取材に行くものだとばかり思っておりました。

あれは、ある夏の暑い日のこと…。
その日も取材から戻ってきて、営業局を通りかかると、
秋の新番組をスポンサーに売り込むための資料が目についたんです。

そこに見えたのが「邦丸 ナースのラジオ横丁1番地」という新番組の告知。
それはまあ、いいんですけど、そこになぜか私の写真が掲載されてるんですよ!

宣伝用に、広報に撮ってもらった笑顔の写真が、その資料に使われている。
企画書を見てみると「野村邦丸が、ナイターオフの女王・ナース井手とタッグを組んだ生バラエティー」って書いてあるんです…。

こんな話、全然聞いてないし、だいたい、クニマルって誰だよ!
そのパンフレットをもってスポーツ部に行くと、菅野詩朗アナウンサー…私の神戸での初放送のとき、
ABCにいる同期の太田アナに電話して助っ人を頼んでくれた恩義ある菅野さんがいたので
「これ、どういうコトですか?」って、聞いたんです。

「あー、俺が名前つけたんだよ。お前でナイターオフやるって言うからさ、うーん、『邦夫ナース』じゃちょっと違うな、
『野村ナース』でも違うって、会議でみんな頭抱えてるんだ」

「はあ…」

「それで俺が、あいつ体も丸いし、落語家で歌丸とか米丸とかいるし、
邦丸ってどーだって言ったの。そしたら、それでいいんじゃないって、話がまとまってさあ」

「……」

本人が知らないところで、企画が進み、ナース井手さんと組んで「ラジオ横丁1番地」がスタート。
今日につながるバラエティ・アナウンサーの第一歩を踏み出すことになったわけです。

それにしても、菅野さんに「伝えるの、忘れてた」と言われたときは、ホント、ガクッと来ましたね…。

まあ、そんな、あっちへ行ったり、こっちへ行ったり、なかなか定まらなかった我がアナウンサー人生を、
ずーっと支え続けてくれているのが、我が女房、ラジオでもよく話に出てくるミッちゃんです。

茨城放送時代の同僚で2歳年上、頼れるレコード室のお姉さんでした。
私が言うのもナンですが、ソートーな美人で、美人なんだけど、コッテコテの茨城弁で…。
次回は、このミッちゃんとのなれ初めをじっくり、お話したいと思います。どうぞお楽しみに!

過去の記事はこちら👇
【野村邦丸 ワタシの履歴書~アナウンサー歴40年記念特別連載企画~】

『第1回 必修単位を落としてもアナウンサーになれる!?』

『第2回 局の玄関にコタツ、トン汁食べながら生放送で県警から大目玉』

『第3回「完璧にパクった」NHK松平アナに仁義を切った話』

『第4回 主夫として生きるつもりが「いつまでそんなことやってんだ!」と一喝されて…』

『第5回 控室で爆睡、本番でスポーツのスの字も聞かれなかった入社試験に合格で「ビックリ仰天」』

『第6回 どうせ中継はないとくつろいでいたら…』

『第7回 無事野球中継デビュー、連日奮闘もバラエティへの憧れが抑えきれず…』

『第8回 「今までにないニュース番組を作る」確かにタイトルは今までになかったが…』

『第9回 棺を乗せた軽トラの車列を見て「何も喋れない…」』

『第10回 もう家業はダメかもしれん。でも従業員は全員生きとった。これだけや…』

『第11回 阪神淡路から戻った夜「ワンカップの味がしない…」』

『第12回 ゲームセット、でも解説者はとっくに消えていた』

『第13回 超高級スナックの勘定書に顔面蒼白となった若きエース』

『第14回 「ノ…ノムダクニマドゥでふ…」酩酊状態で放送開始!』

『第15回 お前と野球中継するつもりはない。面白い中継をする』

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
野村邦丸:1957年1月17日生まれ。川崎生まれ、日大明誠高校・日大法学部新聞学科を経て1981年茨城放送入社、
フリーを経て1991年文化放送入社。2017年定年退職、再びフリーとなる。
「くにまるジャパン極」パーソナリティ。
家族・高校野球・シカゴ(ロックバンド)、そして酒と肴をこよなく愛する。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

📻くにまるジャパン 極 平日09:00~13:00生放送📻
【深読みジャパン(09:10頃~)】PICK UP!👇
月曜日 大谷昭宏さん
10月25日「まるで映画のワンシーン!パトカー車列強奪事件…大谷昭宏氏、警察の対応に怒り」
火曜日 吉崎達彦さん
10月12日「現職事務次官が政策論争にモノ申した件、私はこう読み解いた!」
水曜日 二木啓孝さん
10月20日「日本の平均賃金、30年間ほぼ横ばい…なぜ上がらないか?」
木曜日 伊藤惇夫さん
10月21日「新聞の選挙情勢の報道を疑問視…『有権者は間違いなく影響を受ける』」
金曜日 佐藤優さん(第1・3・5金曜日)
10月15日「アフガニスタン・タリバン政権を巡る米露それぞれの思惑とは?」

【くにまるさん、お客さんですよ!(10:17頃~)】PICK UP!👇
10月15日 岡田晴恵さん「『新しい変異ウイルス大流行のリスクも』感染症の第一人者、岡田晴恵が指摘する第6波とは?」

10月18日 錦織一清さん「少年隊のニッキを“お笑い担当”にしたのはジャニー喜多川さんの教育」

10月19日 吉田照美さん「伝説の番組「やる気マンマン」復活!? 」

文化放送の番組はスマホやPCでも
お聴きいただけます👇

※タイムフリーは1週間限定コンテンツです。
※他エリアの放送を聴くにはプレミアム会員になる必要があります。

Share

関連記事

この記事の番組情報


くにまるジャパン 極

くにまるジャパン 極

月〜金 9:00~13:00

その他の主な出演者

人生ひとまわり。 2017年1月に還暦を迎えた野村邦丸が27年間在籍した文化放送を退職し、 フリーアナウンサーの道を歩み始めています。 これに合わせて大幅リニ…

ページTOPへ
// 2022.04.28追加