女流俳人の第一人者・黛まどかさん
2018年4月19日(木) 極シアター
本日の『極シアター』には、女流俳人の第一人者・黛まどかさんを
お迎えしました。
黛まどかさんは、神奈川県のお生まれ。お父様は、俳人の黛執さんです。
一般企業にお勤めだった頃、たまたま手にされた本で、俳人・杉田久女の
生涯に触れたことをきっかけに、俳句の世界へと進まれますと、1994年、
「B面の夏」50句で第40回角川俳句賞奨励賞を受賞し、注目を集めます。
以降、ご自身で主宰された俳句誌「月刊ヘップバーン」の創刊をはじめ、
文化庁の「文化交流使」としてのヨーロッパでの活動、オペラ「万葉集」
「滝の白糸」の台本執筆、テレビ朝日『あなたの駅前物語』の語りと俳句
を担当されるなど、幅広いジャンルでご活躍。
また、現在は、俳人としての活動以外にも、「日本再発見塾」の呼びかけ人
代表をはじめ、北里大学・京都橘大学・昭和女子大学で客員教授をお務めに
なるなど、非常に多忙な日々をお過ごしです。
そんな中、去年、およそ2ケ月をかけて「四国遍路」を歩いて踏破!
先日、その模様をまとめた一冊『奇跡の四国遍路』が出版され、
話題となっております。
そんな黛まどかさんをお迎えし、まず第一幕では、かつて邦丸さんと共演
されていた頃の思い出話をはじめ、俳句に興味を抱くことになったきっかけ
などを伺ったほか、お得意のモノマネまで披露してくださいました。
続いて第二幕では、1999年に挑まれた「北スペイン・サンティアゴ巡礼」の
お話や、昨年挑戦された「四国八十八か所巡礼の旅」について伺いました。
そして第三幕では、その「四国八十八か所巡礼の旅」の様子をまとめた一冊
『奇跡の四国遍路』の中から、邦丸さんの印象に強く残ったいくつかの句に
ついて、その句に込められた想いや背景などをお話しいただきました。
☆黛まどかさん 著書情報
『奇跡の四国遍路』
(中公新書ラクレより、税別820円にて発売中)
★☆★☆★本編は