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デイリー「ホッと」トピックス

『セーラー服の魅力を探る展覧会が開催中!』

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2018年5月29日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『セーラー服の魅力を探る展覧会が開催中!』


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数ある制服のなかでも、ひときわ特別な存在感を放つセーラー服。
その魅力を探る展覧会「セーラー服と女学生」が、現在、
東京都文京区の弥生美術館で開催されています。


ちなみに、セーラー服の発祥は英国海軍の水兵服。
日本国内で女子の制服に採用されたのはおよそ100年前の1920年前後。
女学生が増え、主流だったはかまよりも「動きやすい形」を望む声が高まり、
その早い時期に採用したのが、平安女学院(京都市)、福岡女学院(福岡市)、
金城学院(名古屋市)だったそうです。


今回の展覧会では、平安女学院の最も古い制服のレプリカや、福岡女学院と
金城学院で現在採用されているセーラー服といった伝統校の制服をはじめ、
戦前のセーラー服姿の女子学生のスナップ写真が掲載された雑誌など、
300点ほどが展示されています。


さらに、映画「セーラー服と機関銃」に主演した女優・薬師丸ひろ子さんの
母校・都立八潮高校の制服なども飾られています!
リボンは変えていたのですが、薬師丸さんは自分の制服を着て映画に
出演していました。


ちなみに、かつて八潮高校には「八潮巻き」という変わったリボンの結び方が
あったが、今の生徒には受け継がれておらず、もはや校内では校長先生くらい
しか、その結び方を知らない。そのため、卒業生が来て在校生に「八潮巻き」を
教えるような機会もあるのだとか。


なお、創立100周年を記念し、今年の1年生から制服がモデルチェンジされた
ため、「セーラー服と機関銃」で薬師丸さんが着ていた制服が見られるのも、
現在の2年生が卒業するまでとのこと!


様々な学校の個性的なセーラー服を一度に見ることができるのはもちろん、
その学校に代々伝わる特別なリボン・タイの結び方なども紹介しており、
こちらも見どころのひとつ。もちろん、先ほどの「八潮巻き」も紹介しています。


また、世界のセーラー服ブームを牽引した人気漫画『美少女戦士セーラームーン』
も登場! ファン必見の貴重な原画を特別に公開中です。


こちらの展覧会『セーラー服と女学生』は6月24日までの開催。
会場となる弥生美術館へは、東京メトロ千代田線「根津」駅または、
東京メトロ南北線「東大前」駅より歩いて7分ほど。
開館は午前10時~午後5時まで。月曜日は休館。


料金は一般900円、大学・高校生800円、小中学生400円。
なお、詳しくは『弥生美術館』のホームページをご覧ください♪

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