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デイリー「ホッと」トピックス

『高速バスで新鮮な野菜や果物を都心のオフィス街へ!』

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2018年8月28日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『高速バスで新鮮な野菜や果物を都心のオフィス街へ!』


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全国各地から都心へと向かう高速バスのトランクなどの空きスペースを
活用し、採れたての新鮮な野菜や果物を、大手町や丸の内、有楽町に
届ける「貨客混載~バスあいのりマルシェ」プロジェクトが、
今月から始まりました。


こちらのプロジェクトは、地方の生産者と都心の消費者を結ぶ事業を
展開している全国農業協同組合中央会、農林中央金庫、三菱(みつびし)地所(じしょ)、
大丸(だいまる)有(ゆう)環境共生型まちづくり推進協会の4者による主催で、
4者が去年から取り組んでいる「大丸有フードイノベーション
プロジェクト」の一環として実施されています。


ちなみに、「大丸有フードイノベーションプロジェクト」というのは、
大丸有(大手町、丸の内・有楽町)エリア独自の専門家の視点で生産物・
加工品の品評会・交流会・商談会を行っていく中で、農村・山村・漁村の
生産者の商品価値の向上をサポートしたりすることを目指すというもの。
その他にも、定期的にマルシェを開催することにより、都市生活者の
ライフスタイルの充実や、生産者の所得向上や地域の活性化なども目指しています。


今回始まった、高速バスのトランクを活用して新鮮な農産物を届ける、
「貨客混載~バスあいのりマルシェ」というプロジェクトは、
生産量が少なく配送ルートの確保がネックとなっていた希少野菜や伝統野菜、
朝採れ野菜などの特色ある農産物を丸の内エリア向けに定期的に届けることで、
食に対する感度が高い都市生活者のニーズに応え、
各地の農産物の継続的な消費・購買につなげることが目的。


運送業の人手不足により、農産物の流通サービスの低下が危惧されている中、
全国各地の複数のバス会社と連携し、高速バスのトランクスペースに新鮮な
農産物を積み込み、東京都市部で乗客を降車させた後、
丸の内エリアに届けるというシステムになっています。


届けられるのは、山形県のスイカ・メロン、福島県のアスパラガス・長ネギ・
とうもろこし・枝豆、山梨県のシャインマスカット、茨城県のいちご
......といった、その日の朝や前の日に採れた新鮮な農産物ばかり!


今後は需要の動向を見ながら、できる限り定期的に、およそ20ヶ所の産地から
農産物を運び、丸の内エリアの飲食店に卸したり、このエリアで働く人たちなど、
一般の消費者に向けて販売していくそうです。


なお、次回の一般向け販売マルシェの開催日は未定となっておりますが、
このような取り組みはほかでも始まっていますので、
「バスあいのりマルシェ」で検索してみてください♪

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