くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

毎週月曜日〜金曜日 9:00~13:00 文化放送

デイリー「ホッと」トピックス

『病院だった頃の氷川丸の歴史を伝える特別パネル展が開催中!』

このコーナーをradiko.jpタイムフリーで聴く

※放送終了後1週間しかお聴きになれません。

※詳しくはコチラをご覧ください。

2018年9月5日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『病院だった頃の氷川丸の歴史を伝える特別パネル展が開催中!』


k20180905h.jpg


氷川丸には「病院船」として使われていた時代がありました。
その頃の様子を写真で振り返ることができる特別展が今、
氷川丸の船内で開催されています。


横浜港のシンボルとして、山下公園前に係留されている氷川丸。
1930年に日本郵船が北米・シアトル航路用に造られたもので、
貨客船として、これまで合計254回も太平洋を横断してきました。


総乗船者数は、およそ2万5000人にも上り、
あの喜劇王チャールズ・チャップリンを乗せたことでも知られています。


そんな氷川丸ですが、1941(昭和16)年に海軍に徴用されると、
特設の病院船に改装されることに。


病院船の任務は戦地の海軍病院と日本を結び、戦争による傷病者(けが人)を
収容して日本に帰国させることでした。


終戦までのおよそ3年半、南洋諸島(旧トラック諸島)方面などへ赴き、
合わせて24回の航海で3万人に上る傷病兵を看護・収容し輸送。


今回、病院船時代に乗船していた、海軍兵の遺品の中にあったアルバムが
寄贈されたことをきっかけに、貴重な写真を公開する運びとなったのだとか。


病院船時代の氷川丸の外観や船内外の設備、さらには傷病兵の収容に従事した
乗組員の様子などをパネルで見ることができます。


特別展『病院船時代の氷川丸』は、12月2日(日)までの開催。
開館時間は午前10時~夕方5時(最終入館は4時30分まで)
開催場所は、氷川丸の船内にある一等読書室。
休館日は月曜日(祝日の場合は次の平日)
入館料は一般300円、シニア(65歳以上)200円、小中高生100円。
なお、詳しくは「氷川丸」の公式サイトをご覧ください♪

radiko.jp 文化放送を今すぐ聴く!