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デイリー「ホッと」トピックス

『品川区に「龍馬通り」が誕生したぜよ!』

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2018年10月29日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『品川区に「龍馬通り」が誕生したぜよ!』


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歴史に名を残す偉人たちのなかでも、ひときわ多くの人から愛されている
幕末の志士・坂本龍馬。そんな龍馬の名前を使用した商店街が品川区に誕生し、
話題となっているそうです!


その商店街がある場所は京浜急行・立会川駅の東側。
これまで「立会川駅前通り繁栄会」という名前で親しまれてきましたが、
近くにある旧土佐藩下屋敷跡で、若き日の龍馬が過ごしたとされることから、
今回、名称を「立会川龍馬通り繁栄会」に変更しました。


ちなみに、龍馬は1853(嘉永6)年に19歳で江戸に上ったとされています。
アメリカのペリーが浦賀に来航した後、土佐藩が現在の立会川の河口付近に、
警備のための砲台を建造。その際、龍馬も土佐藩の屋敷に詰めて警備に
当たったとのこと。


ここ数年、訪れるお客さんの数が減り、空き店舗も目立つようになっていた
こちらの商店街では、龍馬とのつながりを積極的にアピールしてきたそうです。
例えば、立会川の河口で発掘された、土佐藩の砲台跡の土台部分に使われていた
石を高知市に寄贈した代わりに、高知市から贈られた強化プラスチック製の
龍馬像を積極活用。軽くて持ち運びが楽だったため、品川の観光大使として
さまざまイベントに出張。ちなみに、現在は土佐藩下屋敷跡に建つ中学校に
展示されているのだとか(普段、一般見学は難しいそうです)


また、2010年には、地元ロータリークラブが立会川駅の隣にある公園に、
高さ約3・5メートルの銅像を建立した。そして、同じ時期にNHK大河
ドラマ「龍馬伝」が放映されたこともあり、一躍、人気スポットに! 
現在でも、多くの龍馬ファンや観光客が訪れ、写真を撮る姿が見られるという。
週末には団体客の姿も。


そんな中、今年が明治維新から150年にあたり、再び幕末や龍馬に注目が
集まっていることから、商店街の名称変更を求める声が上がり、今年5月の
総会で「龍馬通り繁栄会」と変えることを決定。
今月7日には、龍馬像の近くに新たな名称が入った横断幕が掲げられました。


さらに、商店街には龍馬にちなんだ商品も! 
例えば、パン屋さんでは「龍馬の足跡パン」などを販売。
また、海苔とお茶を扱うお店では、龍馬のイラストが描かれた缶に入った
海苔が大人気となっているほか、龍馬の故郷・高知から取り寄せたお茶や
お水も販売しているのだとか。


こちらの「立会川龍馬通り繁栄会」は、京浜急行・立会川駅からすぐの
場所にあります。百数十年前に龍馬が歩いたかもしれない街を歩きながら、
幕末に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

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