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デイリー「ホッと」トピックス

『ラオスの女性たちが作ったアクセサリーを足立区で販売へ!』

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2018年10月30日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『ラオスの女性たちが作ったアクセサリーを足立区で販売へ!』


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この取り組みの中心メンバーの一人が、ラオスやネパールで学校の建設や
職業訓練支援を続けてきた石原ゆり奈さん(34)。


ラオスの首都・ビエンチャンの作業所で働く、障がい者や貧困家庭出身の
20~30代の女性11人にアクセサリー作りを依頼。
なでしこやヒスイなどをイメージした直径およそ2・6センチの手まりをもとに、
ピアスやかんざし、ヘアゴムなどを作ってもらい、日本で販売するというシステム。


【なぜ、手まりなのか?】
東北地方では手まりの作り手のほとんどが70歳以上と高齢化が進んでおり、
このままでは文化の継承が難しくなってしまうことを知った石原さんが、
「手先が器用なラオスの女性に手まりのアクセサリーを作ってもらえば、
自立支援と日本文化の継承を両立できる」と考えたのがキッカケなのだとか。


作り手となるラオスの女性たちは、ワクチンを接種できずにポリオに感染し、
手足にまひがある人たちが多いのだそうです。
彼女たちの多くは、障がいにより教育や仕事に就く機会が制限されているため、
アクセサリー作りで賃金を得て、自分に自信を持ち、さらには学校に行くなどの夢を
実現してほしいという思いがあるとのこと。


【花蓮(かれん)てまり】
アクセサリーのブランド名は「泥の中から花を咲かせるハスのように、
困難を乗り越えて大輪の花を咲かせてほしい」との願いを込めて。


11月から販売拠点となる足立区の古民家は長く空き家でしたが、
ボランティアに協力してもらい、現在改築作業を進めていそうです。
1階はカフェ、2階は手まり作りの体験や販売ができる工房となる予定。


アクセサリーの価格
ヘアゴムとかんざし――1944円(税込み)
ピアス・イヤリング――3240円(税込み)
など

なお、ホームページからも購入可能です。
「花蓮手まり」のホームページをご覧ください。

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