感性リサーチ代表・黒川伊保子さん
2019年2月25日(月)極シアター
本日の『極シアター』には、「感性リサーチ」代表の黒川伊保子さんを
お迎えしました。
大学卒業後、コンピュータメーカーにてAI(人工知能)開発に携わり、
脳とことばの研究を始めます。やがて、脳機能論の立場から、
語感の正体が「ことばの発音の身体感覚」であることを発見。
AI分析の手法を用いて、世界初の語感分析法である
『サブリミナル・インプレッション導出法』を開発し、
マーケティングの世界に新境地を開拓した、
感性分析の第一人者でいらっしゃいます。
「脳は、性別と年代別に、驚くほど違う意識の質を持っている」
黒川さんは、このような脳のホルモンバランス別の意識の方向性を精査し、
それぞれの脳に「心地よい」ことばの音を割り出しました。
これにより、語感の男女年齢別の脳への訴求度も算出することができます。
すなわち、黒川さんのシステムをもってすれば、商品名の語感を明らかにし、
その語感がターゲット市場(想定した買い手)にとって心地よい音かどうかを
数値的に評価できるのです。
こうした研究をベースに開始した商品名の語感分析サービスは、
市場が多様化する21世紀ならではのマーケティング手法として、
脚光を浴びています。
また、独自の脳の研究からくりだされる、男女脳の可笑しくも哀しい
すれ違いを書いた随筆や、語感の秘密を紐解く著作も人気を博し、
テレビ出演、雑誌の脳トレ、恋愛特集のコメンテイターとしても
幅広く活躍していらっしゃいます。
そんな黒川伊保子さんをお迎えし、今回は「男性脳と女性脳の違い」
「7という数字と脳の関係」「車のデザインや食べ物・ファッション
といった分野における7年周期」などについてお話しいただきました。
また、リスナーの皆さんからの相談にもお応えいただきました!
☆黒川伊保子さん著書情報
●『女の機嫌の直し方』(インターナショナル新書)
●『妻のトリセツ』(講談社+α新書)
●『ヒトは7年で脱皮する 近未来を予測する脳科学』(朝日新書)
★☆★☆★本編は