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デイリー「ホッと」トピックス

『視覚障がい者のための「出張型ネイルサロン」が人気に!』

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2019年2月18日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『視覚障がい者のための「出張型ネイルサロン」が人気に!』


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ひとりのネイリストの女性が、"目が見えなくてもオシャレを
楽しんでほしい"との思いで、視覚障がい者のための
「出張型ネイルサロン」を立ち上げ、話題となっているそうです。


視覚障がい者向けのネイルサロンというのは全国でも珍しく、
お客さんからは「通常のサロンよりも気軽に利用できる」と、
たいへん好評なのだとか。


【出張型ネイルサロン「ネイルルブライユ」】
※「ルブライユ」はフランス語で点字。
※点字は、自身も全盲だったフランス人のルイ・ブライユさんに
 よって考案されたもの。

こちらのお店を立ち上げたのは、埼玉県上尾市にお住いの佐藤優子さん(38)。
佐藤さんは2016年に大手のネイルサロンを退職し、
介護施設でネイルを施すボランティアをスタート。
すると、目が悪い高齢者が周りの人たちから
「かわいい」と褒められて喜ぶ姿を見て、起業することを決意。
去年の2月に「ネイルルブライユ」をオープンしました。
 

施術する際「くすんだピンク色に、透明のジェルを分厚く載せて立体感を出すね」など、
色味や形を丁寧に説明しながら作業を進めていきます。
また、佐藤さんは、ネイルを触覚でも楽しんでもらおうと、
ストーンを点字状に並べた点字ネイルを考案。


利用した視覚障がいのあるお客さんからは、「こんなお店を待ちわびていた」
「想像するだけで頭のなかがカラフルになる」といった声が届いているのだとか。


また、最近は、視覚障がい者が外出の際に使う白杖を可愛くデコレートする
サービスを開始し、こちらも好評とのこと。


埼玉県内や東京都内に出張しているほか、上尾市内に盲導犬と一緒に入ることが
できる店舗も構えています。
お客さんの9割ほどが視覚障がい者だが、障がいに関心を持つ人を増やそうと、
晴眼者も受け入れているのだとか。


料金はメニューによって大きく異なりますが、
障がい者手帳の提示で2割引きになるメニューなども。


詳しくは「ネイルルブライユ」のホームページをご覧ください。
こちらのページは弱視のかたでも比較的読みやすいように工夫されています。

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