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デイリー「ホッと」トピックス

『南極点到達の偉業を紹介する企画展が開催中!』

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2019年5月7日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『南極点到達の偉業を紹介する企画展が開催中!』


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立川にある「国立極地研究所」では現在、日本人が初めて南極点に
到達してから50年を迎えたのを記念した企画展、『南極点をめざして~極点旅行50年記念~』が
開催されているそうです!


ちなみに、日本人が初めて南極点に到達したのは、1968年12月19日のこと。
第9次南極地域観測隊の隊員が、昭和基地を出発して83日目にたどり着きました。
その際、昭和基地と南極点との往復距離は、なんとおよそ5200キロに及びました!


今回の企画展では、そのときの昭和基地出発から南極点到達までの道のり、
雪上車の開発、第9次観測隊員のインタビュー記事などを通して、
当時の様子を詳しく伝えています。


そんな数ある展示のなかでも、特に今回の見どころとなっているのが、
絵本作家・関屋敏隆(せきや・としたか)さんが手がけた絵本
『南極点 夢に挑みつづけた男 村山雅美』の原画展示。


伝統的な染色技法の一つ「型染め」を活用した「型染版画」という技法を用い、
第9次南極地域観測隊の極点旅行を中心とした南極観測の歴史が描かれています。


また、そのほかにも、当時の総理大臣から贈られた「顕彰状」の実物や、
隊員が自ら「極点に到着、おめでとう。よかっと」と記した日誌など、
貴重な品々が展示されています。


ちなみに、先日、第9次南極地域観測隊のメンバーが会場を訪れ、
「雪上車1台が途中で使えなくなったので、寝る所がなく、
通路(2段ベッドと2段ベッドの間)に簡易ベッドを置いて寝ていた」という
当時のエピソードなども披露されていたのだとか。


こちらの企画展『南極点をめざして~極点旅行50年記念~』は、
東京・立川市にある「国立極地研究所 南極・北極科学館」で、5月31日まで開催中。
開館時間は午前10時から夕方5時まで。入館料は無料です。
なお、日曜・月曜・祝日は休館日となっています。


国立極地研究所へは、立川駅からバスの利用が便利です。
詳しくは、「国立極地研究所」のホームページをご覧ください。

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