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デイリー「ホッと」トピックス

『遊びながら「食品ロス」について学べるカードゲームが登場!』

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2019年5月14日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『遊びながら「食品ロス」について学べるカードゲームが登場!』


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楽しく遊びながら、社会問題となっている「食品ロス」に関する
知識を身につけることができるというカードゲーム、その名も『食べ残しNOゲーム』が発売され、
話題となっているそうです。


こちらのゲームを考案したのは、当時小学6年生で、現在は中学3年生となった栗田哲くん(14)。


小学6年の夏に参加した、アクティブラーニングに取り組むフリースクール
「未来価値創造大学校」で「社会問題を解決する商品やサービスを考える」
という課題を与えられると、栗田くんは、まず「日本をよくしたい!」という
大きな目標を掲げました。


しかし、日本の課題はたくさんあることと、目標が大きいため、課題を絞ること
からスタート。お父さんが飲食店を経営しており、「将来はお父さんの仕事を継ぎたい」と
思っていた栗田くんは、まずお父さんの会社が経営する飲食店での
課題発見をするためにフィールドワークを行いました。
すると、お客さんの食べ残しがあり、たくさんのキャベツが捨てられていることに
気づいたといいます。


その後、食べ残しについて調査を行ったところ、日本全体・世界でも問題に
なっていることを発見し、これらの課題が「食品ロス」ということが分かった。
また、世界には飢餓に苦しんでいる人たちがいることを知り、この課題を
自分のテーマにすることを決めました。


そして、食べ残しの原因は、客の「食べたい量」と店側の「提供する量」の差だと
考えた栗田くんは、この量を合わせると勝つカードゲームを考案しました。
そこから何回も試作を重ね、ようやく『食べ残しNOゲーム』が完成しました。


ゲームの進行役・お金の管理をする「マスター」と、お客さまに商品を提供する
「プレイヤー」(すし屋さん・パスタ屋さん・ラーメン屋さん・パン屋さん)に
分かれてゲームを行います。


・まず、マスターはプレイヤーに2万円ずつ配る。
・プレイヤーは、それぞれの開業資金をマスターに支払う。
・そこから、まず1番のプレイヤーがサイコロを振り、「お客さまカード」を引く。
 そのお客さまカードに対して、他のプレイヤーがアクションカードを使って、
 自分のお店に客を呼んだり、ハプニングを起こしたりする。
・来店したお客さんの所持金以内で、できるだけ食べられる量ぴったりになるように、
 メニューカードで商品を提供。食べられる量ぴったりだと、売り上げプラス3,000円。
 食べ残しがあると売り上げマイナス5,000円などとなる。
・最終的に、一番多くのお金を持っている人の勝利となる!


こちらの『食べ残しNOゲーム』は、税込3888円で発売中。
詳しくは、『食べ残しNOゲーム』の公式サイトをご覧ください。

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