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デイリー「ホッと」トピックス

『ガスミュージアムで「LNG50周年~石炭・石油から天然ガスへ~かわる原料 ささえる技術」展が開催中!』(前編)

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2019年7月25日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『ガスミュージアムで「LNG50周年~石炭・石油から天然ガスへ~かわる原料 ささえる技術」展が開催中!』(前編)


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このコーナーでも、たびたび取り上げている、東京都・小平市にある
『東京ガス・ガスミュージアム』。


そんな『ガスミュージアム』において、現在、『「LNG50周年~石炭・
石油から天然ガスへ~かわる原料 ささえる技術」展』という企画展が
開催され、賑わっているということで、小尾さんがお邪魔してきました。


あらためまして、こちらの『東京ガス・ガスミュージアム』というのは、
明治時代のはじめにガス灯が灯って以来、台所やお風呂・暖房など、
いつも私たちのくらしと共にあったガスの歴史を楽しみながら学べる
博物館となっています。ガス灯がともる緑豊かな庭園と、明治時代の
建物を復元した、モダンなレンガ造りが印象的です。


そんなガスミュージアムにある「ガス灯館」の2階・ギャラリーで
開催されているのが、『かわる原料 ささえる技術展』という企画展。


今から50年前の昭和44年(1969)11月4日、LNG(液化天然ガス)を積んだ
「ポーラ・アラスカ」号が、アラスカより東京ガス根岸工場に到着。
それまで都市ガスの原料は「石炭」や「石油」だったが、「LNG」の導入は
高度経済成長期の旺盛なエネルギー需要や、社会問題化していた大気汚染に
対する切り札となったそうです。
ただし、LNGの導入には『LNG三大プロジェクト』と呼ばれる「受入基地の
建設」「導管網の新設」「一軒一軒のお客さま宅にあるガス器具の調整」
というとても困難な3つのプロジェクトを行う必要があったという。
また、LNG利用を支えるため、超低温に対応した新たなタンクやガス管の
導入、ガスメーターや点火装置など新技術も開発する必要があったのだとか。
今回の企画展では、そういったLNG導入に合わせて実施された「LNG三大
プロジェクト」を中心に、私たちのくらしを支えている技術についても
紹介しています。


明日も、こちらの企画展についてお伝えします。
お楽しみに!

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