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デイリー「ホッと」トピックス

『東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるため、ちょっとユニークな特別展が開催中!』

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2019年8月12日(月・祝) デイリー「ホッと」トピックス
『東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げるため、ちょっとユニークな特別展が開催中!』


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1年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げようと、
江戸時代から現代にかけて、どのようなスポーツが親しまれてきた
のかを振り返る、ちょっとユニークな特別展が、東京・墨田区にある
東京都江戸東京博物館で開催されているそうです。


『江戸のスポーツと東京オリンピック』と銘打たれたこちらの特別展は、
全部で5章で構成されており、江戸時代の競技や武術の様子が描かれた
絵巻物や、明治期に実際に使われた競技用具など、約270点が展示されて
います。


まず、第1章では江戸時代の「スポーツ」として、相撲や流鏑馬をはじめ
とした武芸を特集。今のサッカーのように、町人の間でも親しまれた
「蹴鞠」や、馬の上で専用の綱の付いたつえを使い毬をゴールに入れる
「打毬」など、現代ではなじみの薄い競技も紹介しているそうです。


続いて、第2章からは、明治期以降の日本スポーツの歩みを象徴した展示と
なっています。例えば、1936年のベルリンオリンピック・棒高跳びで活躍した
大江季雄選手と西田修平選手が、お互いの健闘をたたえて、銀、銅メダルを
半分に割り、つなぎ合わせた「友情のメダル」や、幻のオリンピックとなった
1940年の東京オリンピックの関連資料、1964年開催の東京オリンピックに出場
した、円谷幸吉選手のマラソンシューズなども展示されています。


そのほか、1912年のストックホルム大会に出場した、日本初のオリンピック
選手・テニスの三島弥彦選手が大会で着用したユニフォームや、1928年の
アムステルダムオリンピックで陸上の織田幹雄選手が獲得した、日本人初の
金メダルなど、貴重な品々が展示されているそうです。


また、障がい者スポーツとパラリンピックの歩みなども紹介しているほか、
オリンピックとは直接関係ありませんが、プロ野球・巨人軍の選手や監督
として一時代を築いた、川上哲治さんの「赤バット」なども見ることが
できるのだとか!


こちらの特別展『江戸のスポーツと東京オリンピック』は、8月25日(日)まで、
JR・都営大江戸線の両国駅からすぐの場所にある「東京都江戸東京博物館」で
開催中。特別展の観覧料は、一般1000円、大学生・専門学校生・高校生・65歳以上
・東京都以外の中学生は500円、小学生以下・都内の中学生は無料。
月曜日が休館日ですが、本日は通常通り開館しております。
詳しくは「東京都江戸東京博物館」のホームページをご覧ください。

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