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デイリー「ホッと」トピックス

『ペルー発祥のお酒「ピスコ」の人気が上昇中!』(前編)

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2020年1月16日(木) デイリー「ホッと」トピックス
『ペルー発祥のお酒「ピスコ」の人気が上昇中!』(前編)


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今日と明日の二日間は、最近、人気が高まっているというお酒
「ピスコ」についてお伝えします。


「ピスコ」というのは、ペルー南部にあるピスコ地方発祥のブドウの蒸留酒。
色は無色透明で、アルコール度数は40度前後。樽熟成をしないため、ぶどう
品種の違いをはっきりと楽しむことが出来るのが特徴で、さわやかな風味と
優しい口当たりのピスコサワーやカクテルとして楽しむ人が多いそうです。


また、ペルー国内では原料や製法などについて、法律で厳格に定められており、
ピスコ地方を含む太平洋沿岸の地域で製造され、ブドウも指定された8種の
いずれかを使用することが絶対条件となっているのだとか。
 

近年、世界的にペルー料理への注目が高まるなか、それに伴い欧米などでは
ピスコを使ったカクテルが人気となっていましたが、日本では認知度が低い
まま......。そんななか、おととしの春、ペルー料理店の関係者などを中心に、
一般社団法人「日本ピスコ協会」を設立。そして、去年の春頃からピスコを
広めるための活動を本格化させたところ、ピスコを提供するお店が増えはじめ、
ようやく日本でも人気が高まってきたそうです。


ちなみに、日本では「とりあえずビール」という人が多いですが、
ペルーでは「とりあえずピスコサワー」が定番とのこと。
実際、2月の第一土曜日が「ピスコサワーの日」に定められるなど、
ペルー国内では大人なら誰もが知る存在なのだとか。


そんなピスコを提供するお店のひとつが、横浜の関内にある
「バー スーパーノヴァ」。こちらでは3年ほど前、オーナー
バーテンダーの石井豊さんが、たまたまピスコの存在を知り、
その歴史や製法などを調べるように。


ピスコを通じて日系人が多く暮らすペルーと日本の深い関わりや、
日本にまだ伝わっていないペルーのカクテルに興味を持ち、お店
での提供を決意。現在は、本場のモノよりも少し甘さを抑え、
さっぱりとした味わいに仕上げたピスコサワーを提供しているそうです。


ちなみに、2月の第一土曜日「ピスコサワーの日」には、ぺル-産の
ピスコ約20種類の飲み比べや、現地で使われるキーライムと日本で
使われるペルシャライムをそれぞれ使って作るピスコサワーの飲み比べ
などを行っています。


こちらの「バー スーパーノヴァ」は、みなとみらい線・馬車道駅から歩いて
3分ほど、JR京浜東北根岸線・関内駅からも歩いて5分ほどの場所にあります。
詳しくは、お店のホームページなどをご覧ください。


明日もペルー発祥のお酒「ピスコ」を提供しているお店をご紹介します。
お楽しみに!

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