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デイリー「ホッと」トピックス

『浮世絵と写真を通して、"東京の今昔"を知ることができる企画展が開催中!』

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2020年7月27日(月) デイリー「ホッと」トピックス
『浮世絵と写真を通して、"東京の今昔"を知ることができる企画展が開催中!』


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現在、東京・江東区にある『豊洲シビックセンター』で、
江戸時代の浮世絵と現代の写真を見比べることにより、
時空を超えて東京の今と昔の風景を楽しんでもらおうという
写真展が開催され、多くのお客さんで賑わっているそうです。


『江戸東京時空散歩 浮世絵と写真で見る今昔』と銘打たれた
こちらの写真展を企画されたのは、江東区在住の写真家・鷹野晃さん。
鷹野さんはライフワークとして東京の風景を撮り続けており、
これまでにも『東京100年散歩』という写真集を出版されるなど、
写真を通じて歴史を振り返る活動を展開されています。


そんな鷹野さんが企画された今回の写真展では、日本橋や銀座・新宿
・渋谷など都内88ヶ所の風景を取り上げており、江戸時代の浮世絵や、
明治〜昭和期の写真などに映し出された、かつての東京の風景とほぼ
同じアングルで鷹野さんが撮影した今の風景をパネルにまとめ、
そこに解説文を添えて紹介しています。


たとえば、江戸時代の浮世絵師・歌川広重が、橋から見える船や遠くに
望む富士山などを描いた作品『深川萬年橋』の場合、今も同じ場所にある
萬年橋の上から、広重の浮世絵の構図を参考にしながら、鷹野さんが撮影
した風景写真を一緒に展示しているそうです。


また、浮世絵だけではなく、昔の写真と今の写真を比較するという
パターンもあります。たとえば、1919年に銀座4丁目の交差点で撮影
された写真と、今年3月に鷹野さんが撮影した写真が展示されており、
当時の写真には、かつて銀座を走っていた都電や、その後の関東
大震災で焼失することとなる洋服店などが映し出されているそうです。


こちらの写真展『江戸東京時空散歩 浮世絵と写真で見る今昔』は、
8月10日まで、『豊洲シビックセンター』の1階ギャラリーで開催
されています。開館時間は午前9時から午後9時まで。入場は無料。
なお、本日は休館日となっていますが、明日以降は最終日まで毎日
開催されています。会場となる『豊洲シビックセンター』は、
東京メトロ有楽町線、または、ゆりかもめの「豊洲」駅からすぐの
場所にあります。詳しくは、『豊洲文化センター』のホームページを
ご覧ください。

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