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デイリー「ホッと」トピックス

『足立区に、取り壊し寸前だった日本家屋を改装した、和風レストランが誕生!』

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2021年1月5日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『足立区に、取り壊し寸前だった日本家屋を改装した、和風レストランが誕生!』


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足立区の千住地区に、取り壊し寸前だった築80年を超える
日本家屋を改装した和風レストランがオープンし、話題となっているそうです!


1938(昭和13)年に建てられた木造2階建ての邸宅を改装して生まれた、
和風レストラン『和食板垣』。
こちらは、もともとは戦前に東京市議会議員
として活躍された板垣信春(いたがき・のぶはる)さんというかたの自宅だった
建物だそうです。


その後、板垣さんの息子さんなどが暮らしてきましたが、
相続により売却されることになりました。
それを受けて、地元では、せっかくの歴史ある建築物を取り壊さずに済む方法を
模索しましたが、そういった条件での買い手はなかなか見つからなかったそうです。


その結果、建物を取り壊してマンションを建設する方向で話が進み始めるなか、
現在、『和食板垣』のオーナーを務める近藤温思(あつし)さん(36)が、
名乗りを挙げます。
千住地区で代々300年も続く葬儀社の10代目であり、板垣邸の近くで生まれ育ったという
近藤さんは、「街のシンボルを取り壊されたくない」という、
強い思いで立ち上がったそうです。


そして、実際に建物を購入することになった近藤さんは、板垣邸の魅力を多くの
人に感じてもらうにはレストランがベストだと考え、コロナ禍で多くの飲食店が
苦境に立たされているなか、去年の11月に『和食板垣』をオープンさせました。


近藤さん自身は料理の経験が無かったため、懐石料理店で修業を積んだ料理人に
来てもらい、本格的な和食を提供されているそうで、地元では早くも評判の
お店になっているのだとか。


今後は、同じ敷地内にカフェやコミュニティスペースなども設ける予定となっており、
多くのかたに"板垣邸の魅力"を感じてほしいとのことです。
また、現在、国の登録有形文化財にも申請しているそうです。


こちらの『和食板垣』は、北千住駅から歩いて10分ほどの場所にあります。
営業時間は、昼の部が午前11時から午後2時まで、夜の部が夕方5時半から
よる10時まで。
水曜日が定休日となっています。
詳しくは、『和食板垣』のホームページをご覧ください。

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