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デイリー「ホッと」トピックス

『伊能忠敬が愛した煎茶を使った"バウムクーヘン"が人気に!』

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2021年2月17日(水) デイリー「ホッと」トピックス
『伊能忠敬が愛した煎茶を使った"バウムクーヘン"が人気に!』


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あらためまして、伊能忠敬は江戸時代におよそ17年をかけて日本全国を測量し、
日本初となる実測地図『大日本沿海輿地全図』を完成させた人物として
知られています。


今の千葉県・九十九里町で生まれた忠敬は、17歳のとき、今の香取市の
伊能家に婿養子として入りました。
すると、忠敬は地元のお茶屋さんに依頼して、独自の配合による渋みの強い煎茶を
作ってもらうようになったそうです。
そして、その味を再現し、今は『忠敬好み(ちゅうけいごのみ)』という銘柄で
販売されています。
地元では、伊能忠敬のことを「ちゅうけいさん」と呼んで親しまれていることから、
『ちゅうけいごのみ』という商品名になっているということです。


ちなみに、伊能忠敬の時代には、現在のような深蒸しの技術がなかったため、
荒茶に高温で長時間火入れをして仕上げていたそうです。
『忠敬好み』は当時と同じ製法で丹念に仕上げているため、現在、
主流となっている製法では出すことができない、
芳ばしい香りと渋みが引き立った味わいなのだとか。


そんななか、成田市にある観光農園『成田ファームランド』が、
地元出身の偉人が愛した煎茶『忠敬好み』を使ったバウムクーヘンを開発!
『忠敬茶(ちゅうけいちゃ)バウム』と名づけられたこちらの商品は、
『忠敬好み』をベースに、豊潤なバターの香りをアクセントとして加え、
外側は抹茶でコーティングした、まさに和洋折衷のバウムクーヘンとなっています。
食感はしっとりと柔らかく、口のなかいっぱいに甘さとほろ苦さの
バランスが絶妙な、煎茶の香ばしさが広がるのだとか。


こちらの『忠敬茶バウム』は、1個・税込1800円となっています。
『成田ファームランド』の売店で扱っているほか、オンラインショップからも
2個セット・税込3600円でお買い求めいただけます。


また、同じく『忠敬好み』を使用した『忠敬茶(ちゅうけいちゃ)プリン』という、
煎茶の風味たっぷりの和風プリンも販売しているそうですので、
詳しくは、『成田ファームランド』のホームページをご覧ください。

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