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デイリー「ホッと」トピックス

『渋沢栄一が愛した味を再現したコーヒーが登場!』

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2021年3月23日(火) デイリー「ホッと」トピックス
『渋沢栄一が愛した味を再現したコーヒーが登場!』


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NHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公として描かれているほか、
2024年度に発行される予定の新1万円札の肖像画にも選ばれている、
明治・大正期の実業家・渋沢栄一。


その渋沢栄一が愛したとされる味を、現代によみがえらせた
コーヒーが登場し、話題となっているそうです!


その商品を開発したのは、茨城県・ひたちなか市に本店がある、
人気コーヒーチェーン『サザコーヒー』。


こちらの『サザコーヒー』では、渋沢栄一が幕末にフランスへと渡ったときの
日記や資料を通して、当時、フランスへ向かう船内や現地のカフェ、
ホテルの部屋などで楽しんでいたとされるコーヒーの研究を進めていました。


歴史の専門家などにも協力してもらい研究を進めた結果、当時、渋沢栄一が
飲んでいたコーヒーの豆の産地を、エチオピアとイエメン産のモカであると推定。
さらに、別の文献も調べた結果、焙煎は「やや深煎りのフレンチロースト」
だったと断定し、商品化に向けて動き出しました。
そして、誕生したのが『渋沢栄一 仏蘭西珈琲物語』と名づけられた新商品。


ちなみに、お店のイートインで注文すると、コーヒーとは別に熱々のミルクが
付いてくるそうですが、こちらは、渋沢の日記のなかに、
「食後、カッフェーという豆を煎じた湯に砂糖と牛乳を加えて飲み、
胸中がすこぶる爽やかになった」という記述に由来するのだとか。
『サザコーヒー』によりますと、実際、当時の渋沢は、今でいうところの
"カフェオレ"として味わっていた可能性が高いということです。


こちらの『渋沢栄一 仏蘭西珈琲物語』は、『サザコーヒー』の店舗で販売しています。
イートインですと1杯・700円。豆は200グラム・1500円、
今、スタジオでいただいている1杯用のカップオンタイプは5袋・1000円で販売中です。
豆とカップオンタイプに関しては、オンラインショップからもお買い求めいただけます。
詳しくは、『サザコーヒー』のホームページをご覧ください。


なお、『サザコーヒー』では、江戸幕府最後の将軍・徳川慶喜が1867年に、
大坂城でフランス公使らに振る舞ったとされるコーヒーを再現した、
『徳川将軍珈琲』という商品なども扱っているそうです。

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