将棋棋士・加藤一二三さん
2017年2月9日(木) 極シアター
本日の『極シアター』には、プロ棋士の加藤一二三さんをお迎えしました。
加藤さんは1940年、福岡県のお生まれ。1954年、当時の最年少記録となる
14歳7ヵ月でプロ棋士になると、そこからわずか4年で史上最速・最年少の
18歳でプロ最高峰のA級へと上り詰め、「神武以来の天才」と世間を驚かせ
ました。その後、「名人」、現在の竜王にあたる「十段」「棋王」「王将」
など、数多くのタイトルを獲得。2000年には、これまでの功績が認められ
紫綬褒章を受章されています。 先日、残念ながら引退が決まってしまい
ましたが、その直後の対局で見事に勝ち星を挙げ、史上最年長勝利を更新
するなど、その気力は、まだまだ衰えることを知りません。また、最近は
テレビのバラエティ番組などでも活躍されており、"ひふみん"の愛称で
幅広い世代から親しまれています。
まず第一幕では、羽生善治さんが10代だったころに対局した時の思い出を
はじめ、これまでの棋士人生を振り返っていただきました。
続いて第二幕では、女性アイドルと共演した際の裏話（一緒に踊ったそう
です）や、バラエティ番組でオーケストラの指揮者にチャレンジした時の
様子などをお話しいただきました。
そして第三幕では、ネット上などに広がっている数々の『ひふみん伝説』
について、その真相に迫ってみました。伝説の中で、特に衝撃的だった
のは「駒を打ち込んだ際に盤が割れた」というエピソードで、これには
さすがの邦丸さんもビックリしていました。
★☆★☆★本編は