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1月30日 大浦龍宇一のオススメした洋楽 VOL.5 アコースティックに癒されたい!

今週は、おなじみ大浦龍宇一さんが登場!
洋楽、そしてギターへの熱い思いをたっぷりご披露くださいました!
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*プレイリスト*
クロスロード/トレイシー・チャップマン
   Crossroads  / Tracy Chapman
イフ・アイ・ダイ・ヤング / ザ・バンド・ペリー
If I Die Young / The Band Perry
セイヴ・ディス・ハート/モリー・タトル
 Save This Heart / Molly Tuttle
*オープニング・ナンバー*
チェンジ・ザ・ワールド/エリック・クラプトン
大浦さんが愛してやまないマーチン・ギターを使ったナンバー...ということで
邦丸さんがセレクトしました。



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


ここからは、大浦さんの熱い思いを聞いてください!

はじめに
少し長くなるが、どうか聞いていただきたい。あぁ、Martin。
このアメリカのギターの存在に出会って僕の人生は固定ツィートされた。トレイシー・チャップマン。Martin好きの火付け役となったのに、この人の名は外せない。We love Martin。ざっくり大きく分けると、2つのタイプに分類されて、つまりは、木の材質の違いだが、マホガニーか、ローズウッドか?
つまりは、「Martinは18か28か?」普通の人にはきっとどうでもいいことだが、ギター好きにはたまらない永遠のテーマがある。1990年代に入ってもネットが深く浸透していない世の中では、「情熱」という自分サイトだけが確かな検索エンジンだった。トレイシーチャップマンがMartinの何のモデルのギターを使っているのか、何度もCD聴いて、その音を模索した。2作品目となるこのCDジャケットの裏表紙に、僕の好きなMartin 00-18を持ったトレイシーチャップマンが写っていた。そうだ。この音は18だ!今までずっとそう思ってきた。
今回洋楽ジャパンXで紹介しようと思って、YouTubeのこのPVをたまたま見たら、嘘でしょ....トレイシーチャップマンが手にしていたのは、Martin D-28という28の方!
28!?このアルバムの音は絶対に18だ! とはいえ自分のデビュー曲「夏の午後」では、PVでは、Martin 00-18を持っているが、実はあのアコギは、Martin D-28の音だ。教えてTracy Chapman。もしかしたら...
そう、いつも真実は扉の向こうにある。音楽は、謎めいたほど、永遠の魅力に飲み込まれるのだ。

1 Tracy Chapman - "Crossroads"
2019年最初の洋楽ジャパンX。これがトレイシーチャップマンの弾く独特なMartinの音だと思う、この曲をチョイスしてみました。このアコギ、このカッティングの音。結局18か28なのか、今また分からなくなってしまいましたけど、それ以上にクセになる味があるから、いいじゃないか。アコースティックに癒されたい!

2  The Band Perry - If I Die Young

カントリーが心の琴線にふれるのは僕だけ?テイラースイフトのプロデューサー、ネイサン・チャップマンによるデビューアルバムの中のリードシングル。
ちなみにこのアルバムには「If I Die Young」が別versionを入れて3つも入っています。ここにも萌え萌え。フィドル、マンドリン、スチールペダル、アコーディオンの世界も大好き!

3 Molly Tuttle - Save This Heart

Molly Tuttleをツイッターでフォローしてます 笑
Martinギターを弾きこなす天才名手TOP3に入るアーティスト。古きよきアメリカ魂を受け継いだ確実なテクニック。この時代、Martinギターの音の素晴らしさを、最大限に伝えることが出来る人。
そんなMartinギターの本場、ブルーグラスの世界から、最近、タッピングギターへと変化してきた女神。Save This Heart。その曲がめちゃめちゃかっこいい!このオープンチューニングでの弾き方を自身のFBで紹介してました。
デビューした頃くらいから高級外車1台分はする極上のMartinヴィンテージギターをいっぱい持っているのは、なぜ??


大浦龍宇一<音楽プロフィール>

1968年生まれ。今年は何かが起きる!
50歳。デビュー25周年です。風に吹かれて。フォーク、アメリカンフォークの世界に流れ着いたことは以前公表しましたが、実は、20代の頃からブルーグラスを聞くとものすごく心が和むということは、今、はじめて話すことです。
28歳の時に駅前の楽器屋で、Martinのビンテージギターに出会った。1946年のMartin 00-18。当時28万円をローンで買いました。その後はとどまるところを知らず、250万のMartinギターにも手に入れました。僕の心の癒しはMartinだったのです。
地方ロケ行くにも、旅行行くにも、Martinの専門雑誌を必ずバックに入れているほどでした。

シンガソングライター。いつしかオリジナル曲も100曲超えて、Martinギターを手に今も弾き語っています。あきずに、あきらめずに、続けていけばできる!風は吹く!自分なりに極みを求め続ける。極み。この燃えるような音楽熱を人のためになるものとして出どころを求めていたら、優しくあたたかく受け止めてくれる場所を、素敵なラジオ番組の中に見つけた。

あぁ、くにまるJAPAN極。いつもありがとうございます。

心はいつもカントリー。目指すはAORな大人になりたい。いつも自分らしくでいいじゃないか。それが大浦龍宇一です。

みなさま。今年もどうぞよろしくお願い致します

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