9月18日 グレン・キャンベルの素晴らしき世界
今週末から、グレン・キャンベルの晩年を記録し、グラミー賞を受賞、アカデミー賞にもノミネートされた映画「アルツハイマーと僕 グレン・キャンベル 音楽の奇跡」が公開されるのを記念して、萩原健太さんが彼の代表曲をドーン! とご紹介くださいました。
また初日の21日 土曜日には、新宿シネマ・カリテにて、健太さんと能地祐子さんのトークショーも行われます。皆様ぜひお出かけください。
*プレイリスト*
1)ウイチタ・ラインマン
Wichita Lineman
*1968年から翌年にかけ全米3位の大ヒット。
作者はジミー・ウェッブで、オルガンでも参加している。
カンザス州ウィチタの電線保安要員の唄。
「グレン・キャンベルは、ジミー・ウェッブの曲でいくつかヒットを飛ばしていますが、
これが近年いちばん評価の高い作品なんです」
2)カミング・ホーム
Coming Home
*1975年夏、コカ・コーラのCMソングとして日本で大ヒット。
オリコンで26位。文化放送「オールジャパン・ポップ20」で最高位4位、年間19位を記録
3)ラインストーン・カウボーイ
Rhinestone Cowboy
*1975年日本で「カミング・ホーム」が大ヒットしていた頃全米№1に輝いた。
「アメリカ人特有の外向きの明るい声...
そしてギターもめちゃくちゃ上手いんです」
4)アディオス
Adios
*2017年のラスト・アルバム 表題曲。ジム・ウェッブ作。
「アメリカ人なら誰もが知るスーパースターなんですが、
2011年にアルツハイマーを公表して、
そこから本人の希望で、家族で構成したバンドとともに
150本以上のツアーを行ったんです。
そのころの記録が今回の映画になっていて...
歌詞は覚えられないからプロンプターを見ながら、
でもメロディーは完璧だし、ギターソロもバリバリだし。
アルツハイマーは彼からいろんな物を奪いましたが、
音楽と、そして家族の愛だけは奪うことができなかったんですね」
*オープニング・ナンバー*
レッツ・ワーク・トゥギャザー/キャンド・ヒート
Let's Work Together / Canned Heat
「キャンベルといえば缶詰、缶詰といえばキャンド・ヒート...」(邦丸さん)
★☆★☆★本編は