くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

毎週月曜日〜金曜日 9:00~13:00 文化放送

1月27日 2021年も『50周年記念盤』は大豊作!

今週のゲストは、萩原健太さん。
「ここ数年、ロック名盤の『50周年記念盤』が山ほどリリースされてますが、
 実は50年前の1971年って、ホントに名盤が多いんです。
 今年もすごい音源が次々に出てくるに違いない! って勝手に予想して(笑)
 そんな名盤・名演奏をピックアップしてお送りします」
P1020432.JPG
*プレイリスト*
1)ホワッツ・ゴーイン・オン(デトロイト・ミックス)/マーヴィン・ゲイ 
Marvin Gaye / What's Going On (Detriot Mix
「これはもう出てるんですけど、20周年、30周年、40周年...と、
 そのたびにいろいろ発掘音源が出ているので、今回は目新しいものはありません。
 その代わり、過去のそうしたレア音源なんかを全部まとめて聞きやすくしたのが、
 ストリーミングでも楽しめるようになっています。この機会にぜひ!」
*アルバム「ホワッツ・ゴーイン・オン」タイトル曲。
 マーヴィンは当時デュエット相手のタミー・テレルの病気、結婚の破綻、
 薬物問題、税金問題、所属モータウンとのトラブルなど深刻な状況だった。
 そこへ、フォー・トップスのオビー・ベンソンからこの歌を提示され、
 またヴェトナム帰還兵だった弟フランキーの体験談などにも刺激され、
 従来のモータウン調を歌わせたいゴーディら首脳陣が反対する中、
 歌を仕上げ、録音し、ヒットさせ、アルバムへと発展させていった。
2)ブラック・ドッグ/レッド・ツェッペリン
Led Zeppelin / Black Dog
「当時これが弾けたらその学校の№1ギタリストと言われましたね」(邦丸さん)
「ギターは9,9,9,5...って訳のわからないリズムなのに、
 ジョン・ボーナムはひたすら8を刻み続ける。すごい!」
*1971年11月リリースの通称「レッド・ツェッペリンⅣ」、
 ツェッペリン史上最大のセールスを記録した作品のA面1曲目で
 最初のシングルとなり、全米15位を記録した。アルバムの大半は
 英国ハンプシャーの歴史的建造物ヘッドリー・グランジで、
 ストーンズのモバイル・スタジオを使って録音された。
3)クライ・ベイビー/ジャニス・ジョプリン
Janis Joplin / Cry Baby
「不完全な形で世に出ることになったアルバムですが、これも名盤です。
 50種年盤が出ないわけがない(笑)
*1971年1月発売のアルバム「パール」A面2曲目。
  アルバムは70年9月から録音が始まったが、10月4日にジャニス急逝。
  逝去当日に録音予定だった「生きながらブルースに葬られ」はインストに、
  「クライ・ベイビー」のB面となった「ベンツが欲しい」は仮歌で収録。
  「ミー・アンド・ボビー・マギー」は全米1位の大ヒットとなり、
  第二弾としてカットされた「クライ・ベイビー」も42位まで上昇。。
4)ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ/キャロル・キング 
Carole King / Will You Love Me Tomorrow
「あの頃日本の女性歌手でも、好きな歌手は? と聞かれると、
 100%『キャロル・キングです』と答えてましたね」
「同級生の女の子が持っていて、彼女の家のステレオで聞かせてくれたんだけど、
 貸してくれなかったんです。野村君に貸すと傷つく、同じところばっかり聞くって」(邦丸さん)
*1971年2月10日リリースされた永遠の名盤「つづれおり」。
  アルバムは6年にわたりチャートにランキングされ続けた。
  B面3曲目に収録された「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」は
  1960年、シュレルズで全米№1を記録したキング=ゴフィンの名曲。
  日本では「イッツ・トゥ・レイト」のB面に収録されたが、
  アメリカでは「空が落ちてくる」がB面だった。
  グラミーではレコード・オブ・ジ・イヤー(イッツ・トゥ・レイト)、
  ソング・オブ・ジ・イヤー(君の友だち)など合計4部門受賞。。


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★

radiko.jp 文化放送を今すぐ聴く!