くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

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3月13日 春うららに聞きたくなった『お馬鹿さん』なヒットパレード

今週は、中村真理さんがスタジオに登場。
穏やかな春の季節に聞きたくなった曲を集めていたら、タイトルに「Fool」という言葉がつく歌ばかりになりました、ということで「お馬鹿さん」なヒット曲を集めてご紹介しました。
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*プレイリスト*
恋はくせもの / ダイアナ・ロス
Why Do Fools Fall In Love / Diana Ross
 
✳オリジナルはフランキー・ライモン&ティーンエイジャーズで
 1956年にR&Bチャート1位、全米6位。その後、
 ビーチ・ボーイズ等数多くのアーティストにカヴァーされている。
 ダイアナのヴァージョンは81年に全米7位を記録。

恋のあやまち / リック・スプリングフィールド
What Kind Of Fool Am I / Rick Springfield

 *1982年に全米21位を記録。
  アルバム「Success Hasn't Spoiled Me Yet
(邦題:アメリカン・ガール)」からのシングル。
  有名なスタンダードとは同名異曲。

フール(旧題・青春のいたずら) / クリス・レア
Fool(If You Think It's Over)

✳1978年のデビュー盤、ガス・ダッジォンがプロデュースの
「何がベニーに起こったか」から、全米12位の大ヒット。
アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位に。
 グラミー賞ソング・オブ・ジ・イヤーにノミネートされるが
 ビリー・ジョエル「素顔のままで」に阻まれた。

ラヴフール / ザ・カーディガンズ
Lovefool / The Cardigans

 *1996年の世界的大ヒット。アメリカでは集計ルールにより
  HOT100にはランキングされなかったが、エアプレイ等の
  チャートで№1を獲得している。

*ピンチヒッター砂山アナのため、オープニング・ナンバーはなし



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


3月6日 ウルフルズの新曲「リズムをとめるな」のリズムについて考えてみる

今週はサンコンjr.さんがスタジオに登場。
ウルフルズの新曲「リズムをとめるな」の「リズム」を
どんな風に構築していったのか、
そしてそのヒントになった曲の数々をご紹介いただきました。
ウルフルズファン、そしてドラムに興味ある方には参考になったはず!
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*プレイリスト*
・A Raggedy Ride / Barbara Acklin
レコード会社の秘書からソングライター、歌手へと転身。
この曲は69年のセカンド・アルバム冒頭に収録。
スウィングアウト・シスター「アム・アイ・ザ・セイム・ガール」
(=ヤング・ホルト・アンリミテッド「ソウルフル・ストラット」)
のオリジナルも収録。シャイ・ライツのユージン・レコード夫人。

・I've Got Money / James Brown
1962年のシングルB面曲。全米93位を記録。
 後のファンク路線の先駆け、知られざる名曲と言われる。
クレイトン・フィリアウの「暴走するドラム」、
 ぶった切るギターコード、ジュディ・ガーランド
「トロリー・ソング」を引用したホーンのフレーズ...
「1962年にこのリズムはすごすぎる!」

・Spread / OutKast
アトランタのヒップホップ・デュオが2003年に出した
 メガヒット2枚組「スピーカーボックス ザ・ラヴ・ビロウ」
収録のナンバー。

*オープニング・ナンバー*
「僕のリズムを聞いとくれ / サンタナ」
邦丸さん、ずっと歌ってました~!



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


2月27日 負けるな!闘病中のミュージシャンたち

今週のゲストは萩原健太さん。
闘病中のミュージシャンたち、その代表曲を聞きながら、エールを贈るという企画をお届けしました。
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*プレイリスト*
ショー・ミー・ザ・ウェイ/ピーター・フランプトン
Show Me The Way / Peter Frampton
1975年のメガ・ヒット「フランプトン・カムズ・アライヴ」から
シングルカットされ全米6位を記録。フランプトンは先日、
筋力が徐々に低下する封入体筋炎を患っていることを公表、
今年の夏~秋にかけ北米で「さよならツアー」を行う。

悪いあなた / リンダ・ロンシュタット
You're No Good/ Linda Ronstadt
リンダの出世作、1974年に全米№1に輝いた。
1990年代から甲状腺の病気に冒されていたと言うリンダ、
2005年以来パーキンソン病に罹患し「もう歌えない」。
「先日、ドリー・パートンのイベントに、エミルー・ハリスと共に出席して...歌は歌えませんでしたが、それだけで会場が感動に包まれていました」
西海岸のアイドル的存在として、みんなたリンダに認めてほしくて音楽をやっていた時代があった、と健太さん。

青春の光と影 / ジョニ・ミッチェル
Both Sides Now /Joni Mitchel
69年の2ndアルバム「クラウズ(邦題・青春の光と影)」収録曲ですが、
今回は2000年リリースの「ある愛の考察 ~青春の光と影」収録の再録ヴァージョンをお送りしました。
ジョニは2015年3月に自宅で倒れている所を発見され「脳動脈瘤」で自宅療養中。
「ジョニも久しぶりにJTと会った時の写真が公開されましたね」
妙なコードをつけるのが得意で、西海岸のミュージシャンたちはみんなジョニに褒められたくて妙なコードを工夫していた...と健太さん。

シャロウ / レディー・ガガ&ブラッドリー・クーパー
Shallow / Lady Gaga & Bradley Cooper)

最後は昨年公開された「アリー/スター誕生」を代表する一曲。
アカデミー賞歌曲賞を受賞したシーンは忘れられません。
「パフォーマンスの時、あ、ブラッドリー・クーパーってやっぱりそんなに歌はうまくないんだなってわかった(笑)」
ガガは全身に耐えがたい激痛が走る「繊維筋痛症」と長らく闘病中です。

*オープニング・ナンバー*
恋の診断書/キャロル・ダグラス
Doctor's Orders / Carol Douglas
相模原のディスコで邦丸さんの友達が踊りまくっていたという曲!


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


2月20日 鈴木慶一のロック半世紀前 その3 1969年の巻

今週のお客様は、一昨年、去年に続き3回目の登場となった鈴木慶一さん。
一昨年の1967年、去年の68年に続き、今回は69年のロックを俎上に。
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*プレイリスト*
・夜は許してくれない/Controversial Spark
慶一さんのバンド、コントロヴァーシャル・スパークの、
出たばかりの2枚目のアルバムから1曲。
・ギミー・シェルター/ローリング・ストーンズ
ロックが転機を迎えた69年。
どうしてもオルタモントの悲劇に言及しないわけにはいきません。
「女性ボーカルを入れて、この頃からミックの省エネ時代が始まります。
 ライ・クーダーのフレーズをパクった疑惑もささやかれてます」
・イージー・ライダーのバラード/ロジャー・マッギン
映画「イージー・ライダー」のサントラから。
この映画は何度も繰り返し見ました。
これを見て、音楽を作る人になりたいな、と思ったのです(慶一)
・ヴィクトリア/キンクス
69年はロック・オペラの年でもありました。
ザ・フーはトミーを、
そしてキンクスは「アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡」を。

*オープニング・ナンバー*
恋の干草/ファウンデーションズ
69年のヒット曲リストから邦丸さんがセレクト。
なんで恋の干草なんだろう...と、スタジオで盛り上がりました!


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


2月13日 グラミー賞 レコード・オブ・ジ・イヤー物語

今回のゲストは、中村真理さん。
日本時間の月曜日、今年のグラミー賞が発表されたのにちなんで、過去に「レコード・オブ・ジ・イヤー」を獲得した名曲をご紹介いただきました。
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*プレイリスト*
イッツ・トゥ・レイト/キャロル・キング
It's Too Late / Carole King
1972年の受賞曲。
当初はI Feel The Earth MoveのB面だったが
DJたちが圧倒的にこちらを支持し、結果的に大ヒット。

素顔のままで/ビリー・ジョエル
Just The Way You Are / Billy Joel
79年の受賞曲。
ビリーは当初、個人的な歌なのでレコーディングしたくないと
言い張ったそうですが、フィービ・スノウとリンダ・ロンスタットの
薦めにより、レコーディングすることに...

愛の魔力/ティナ・ターナー
What's Love Got To Do With It / Tina Turner
85年の受賞曲。
アイクとの別離後、大ヒットがなかったティナを
なんとかもう一度輝かせようというマネジャーが曲を選んだ。
愛なんてどうでもいいという歌の内容にティナは反発したが、
結果的にキャリアを代表するヒット曲に...

ティアーズ・イン・ヘヴン/エリック・クラプトン
Tears in Heaven / Eric Clapton
91年に転落死した息子を偲ぶ歌。
ビリーの曲同様、エリックはシングル・カットに
難色を示したそうですが、「同じ思いの人を救える」という
プロデューサーのアドバイスにリリースを決意。

*オープニング・ナンバー*
グラマラス・ライフ/シーラ・E
グラミー、グラマー、グラマラス...というわけで、この曲。


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