くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

毎週月曜日〜金曜日 9:00~13:00 文化放送

2月6日 ロックンロール夜明け前 パート2

ゲストは家猫・野良猫あわせて5.5匹ほどの面倒を見ているという愛猫家のサンコンjr.さん!
前回に引き続き「ロックンロール夜明け前」というテーマで黎明期のご機嫌なレコードをご紹介いただきます。
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*オープニング・ナンバー*
ノックは3回 / ドーン
テーマの「夜明け前」と「dawn」にひっかけて。

*プレイリスト*
D Natural Blues / Lucky Millinder
前回ご紹介した、ポール・ウィリアムズ「ハックルバック」の元ネタになったという一曲。

Let It Roll Again / Lucky Millinder
ビッグ・ジョン・グリアーのヴォーカルをフィーチャーしたナンバー。リズム的には均等な8ビートじゃないんですけど、それ以前のビッグバンドよりはR&Bに近づいてきた感じが強いですね。

Boogie At Midnight / Roy Brown
「グッド・ロッキン・トゥナイト」のオリジネイターであるロイ・ブラウン。ワイノニー・ハリスに憧れて、「グッド・ロッキン・トゥナイト」をプレゼントしようとしたら、ワイノニーは最初拒絶。仕方ないので自分が歌ったらヒット。それを見たワイノニーが「やっぱり歌おうかな」とレコーディングして大ヒットした...というお話があるそうです。

Love Don't Love Nobody / Roy Brown
ロイ・ブラウンをもう一曲。ちょっとずつギターがメインどころを弾き、サキソフォンが絡んでくる。だいぶロックンロールに近づいてきました。

Love Don't Love Nobody / James Brown
先ほどのロイ・ブラウンの曲を11年後にJBがカヴァーしたヴァージョン。



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


1月30日 大浦龍宇一のオススメした洋楽 VOL.5 アコースティックに癒されたい!

今週は、おなじみ大浦龍宇一さんが登場!
洋楽、そしてギターへの熱い思いをたっぷりご披露くださいました!
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*プレイリスト*
クロスロード/トレイシー・チャップマン
   Crossroads  / Tracy Chapman
イフ・アイ・ダイ・ヤング / ザ・バンド・ペリー
If I Die Young / The Band Perry
セイヴ・ディス・ハート/モリー・タトル
 Save This Heart / Molly Tuttle
*オープニング・ナンバー*
チェンジ・ザ・ワールド/エリック・クラプトン
大浦さんが愛してやまないマーチン・ギターを使ったナンバー...ということで
邦丸さんがセレクトしました。



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


ここからは、大浦さんの熱い思いを聞いてください!

はじめに
少し長くなるが、どうか聞いていただきたい。あぁ、Martin。
このアメリカのギターの存在に出会って僕の人生は固定ツィートされた。トレイシー・チャップマン。Martin好きの火付け役となったのに、この人の名は外せない。We love Martin。ざっくり大きく分けると、2つのタイプに分類されて、つまりは、木の材質の違いだが、マホガニーか、ローズウッドか?
つまりは、「Martinは18か28か?」普通の人にはきっとどうでもいいことだが、ギター好きにはたまらない永遠のテーマがある。1990年代に入ってもネットが深く浸透していない世の中では、「情熱」という自分サイトだけが確かな検索エンジンだった。トレイシーチャップマンがMartinの何のモデルのギターを使っているのか、何度もCD聴いて、その音を模索した。2作品目となるこのCDジャケットの裏表紙に、僕の好きなMartin 00-18を持ったトレイシーチャップマンが写っていた。そうだ。この音は18だ!今までずっとそう思ってきた。
今回洋楽ジャパンXで紹介しようと思って、YouTubeのこのPVをたまたま見たら、嘘でしょ....トレイシーチャップマンが手にしていたのは、Martin D-28という28の方!
28!?このアルバムの音は絶対に18だ! とはいえ自分のデビュー曲「夏の午後」では、PVでは、Martin 00-18を持っているが、実はあのアコギは、Martin D-28の音だ。教えてTracy Chapman。もしかしたら...
そう、いつも真実は扉の向こうにある。音楽は、謎めいたほど、永遠の魅力に飲み込まれるのだ。

1 Tracy Chapman - "Crossroads"
2019年最初の洋楽ジャパンX。これがトレイシーチャップマンの弾く独特なMartinの音だと思う、この曲をチョイスしてみました。このアコギ、このカッティングの音。結局18か28なのか、今また分からなくなってしまいましたけど、それ以上にクセになる味があるから、いいじゃないか。アコースティックに癒されたい!

2  The Band Perry - If I Die Young

カントリーが心の琴線にふれるのは僕だけ?テイラースイフトのプロデューサー、ネイサン・チャップマンによるデビューアルバムの中のリードシングル。
ちなみにこのアルバムには「If I Die Young」が別versionを入れて3つも入っています。ここにも萌え萌え。フィドル、マンドリン、スチールペダル、アコーディオンの世界も大好き!

3 Molly Tuttle - Save This Heart

Molly Tuttleをツイッターでフォローしてます 笑
Martinギターを弾きこなす天才名手TOP3に入るアーティスト。古きよきアメリカ魂を受け継いだ確実なテクニック。この時代、Martinギターの音の素晴らしさを、最大限に伝えることが出来る人。
そんなMartinギターの本場、ブルーグラスの世界から、最近、タッピングギターへと変化してきた女神。Save This Heart。その曲がめちゃめちゃかっこいい!このオープンチューニングでの弾き方を自身のFBで紹介してました。
デビューした頃くらいから高級外車1台分はする極上のMartinヴィンテージギターをいっぱい持っているのは、なぜ??


大浦龍宇一<音楽プロフィール>

1968年生まれ。今年は何かが起きる!
50歳。デビュー25周年です。風に吹かれて。フォーク、アメリカンフォークの世界に流れ着いたことは以前公表しましたが、実は、20代の頃からブルーグラスを聞くとものすごく心が和むということは、今、はじめて話すことです。
28歳の時に駅前の楽器屋で、Martinのビンテージギターに出会った。1946年のMartin 00-18。当時28万円をローンで買いました。その後はとどまるところを知らず、250万のMartinギターにも手に入れました。僕の心の癒しはMartinだったのです。
地方ロケ行くにも、旅行行くにも、Martinの専門雑誌を必ずバックに入れているほどでした。

シンガソングライター。いつしかオリジナル曲も100曲超えて、Martinギターを手に今も弾き語っています。あきずに、あきらめずに、続けていけばできる!風は吹く!自分なりに極みを求め続ける。極み。この燃えるような音楽熱を人のためになるものとして出どころを求めていたら、優しくあたたかく受け止めてくれる場所を、素敵なラジオ番組の中に見つけた。

あぁ、くにまるJAPAN極。いつもありがとうございます。

心はいつもカントリー。目指すはAORな大人になりたい。いつも自分らしくでいいじゃないか。それが大浦龍宇一です。

みなさま。今年もどうぞよろしくお願い致します

1月23日 年末年始、惜しくも旅立たったミュージシャンたち

新年早々ではありますが...冬場は、旅立たれる人が多い季節、
様々なミュージシャンたちの訃報が飛び込んできています。
...ということで今回は、12月から1月にかけ、他界された人々を偲んで
萩原健太さんに選曲をお願いしました。
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*プレイリスト*
愛の証し / キャプテン&テニール
Do That To Me One More Time / Captain&Tennille
1980年の№1ヒット。
1975年「愛ある限り」の大ヒットで知られるデュオ。
「二人はもう離婚していましたが、テニールはキャプテンの最期を看取ったそうです」

愛なき世界で / ペギー・ヤング&ザ・サヴァイヴァーズ
Trying To Live My Life Without You / Pegi Young & The Survivors
ペギーさんは、ニール・ヤングの元妻。
ニールは、長年連れ添ったペギーさんといきなり離婚して、
女優 ダリル・ハンナと再婚しちゃったんですよ!
大いに男を下げて、そして今回、ペギーさんが亡くなったことで、
もっと男を下げちゃいました(笑)。
二人の間の子どもは、ニール・ヤングがドラッグに溺れていたりしたこともあって、
二人とも障害者だったりするんです。
ペギーさんは、障害者支援にも積極的で、ニールと二人で20年も
慈善コンサートを続けていたんです(健太さん)

ふたりの誓い / カーペンターズ
For All We Know / The Carpenters
ベーシスト、ジョー・オズボーンの追悼。
「明日に架ける橋」や「夢のカリフォルニア」「悲しき初恋」など、
200ものTOP40ヒットにかかわっていた、ザ・レッキング・クルーのベーシスト、
ジョー・オズボーンは、またアマチュア時代からカーペンター兄妹にアドヴァイスを与えていた
いわば「師匠」的な存在でもありました。
「どうやったらこんなベースライン、考え付くんでしょうね...」(健太さん)

明日なきさすらい / ドビー・グレイ
Drift Away / Dobie Gray
ギタリスト、レジー・ヤングの追悼。
この人もセッション・ギタリストとして幅広く活躍し、
エルヴィスの「イン・ザ・ゲットー」や「サスピシャス・マインド」
ニール・ダイアモンド「スウィート・キャロライン」などで知られています。

*オープニング・ナンバー*
ヴェンチュラ・ハイウェイ / アメリカ
Ventura Highway / America
これもジョー・オズボーンの名演。


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


1月16日 ロックンロール夜明け前

今週は、元日、家族でロマンスカーに乗って箱根に遊びに行ったというサンコンjr.さんが登場!
1940年代の音源から、ロックンロールの息吹を感じさせてくれる5曲をご紹介いただきました!
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*プレイリスト*
The Deacon's Hop / Big Jay McNeely
Good Rockin Tonight / Wynonie Harris
The Hucklebuck / Paul Williams
The Hucklebuck / Frank Sinatra
Ain't That Just Like a Woman / Louis Jordan
*オープニング・ナンバー*
長い夜/シカゴ
「夜明け前、ってことで」(邦丸さん)


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


1月9日 新春特別企画!タイムスリップ1979

あけましておめでとうございます!
今年も「洋楽ジャパンX」よろしくお願いします。
新年のトップバッターは、中村真理さん。k20190109j.jpg
いまからちょうど40年前、1979年のヒット曲から選りすぐりの名曲をセレクトしていただきました。
邦丸さん22歳、真理さんも同学年なので!
そしてなんと!二人とも大学を留年したという衝撃の過去が明らかに...
*プレイリスト*
My Sharona / The Knack
(マイ・シャローナ / ザ・ナック)
1979年を代表するビッグヒット、「マイ・シャローナ」。
フジロックで見たことがあるという真理さん。
シャローナは実在の女性で、歌の作者であるダグ・フィージャーが2010年に世を去るとき、過去に別れた相手でもあるにもかかわらず、その最期を看取ったんだそうです...
Got To Be Real / Sheryl Lynn
(ガット・トゥ・ビー・リール / シェリル・リン)
かつて「Djデブジャン」として、この曲をテーマに、
DJをしていたという邦丸さん。当時の話で盛り上がりました。
シェリル・リンはゴング・ショウで見出されたんだそうです!
In The Navy / Village People
(イン・ザ・ネイビー / ビレッジ・ピープル)
ビレッジ・ピープルの「YMCA」に次ぐビッグヒット。
なんとホントにアメリカ海軍の依頼で作られた歌なんだって!
Chuck E.'s In Love / Rickie Lee Jones
(恋するチャック / リッキー・リー・ジョーンズ)
最後はどこかけだるいナンバー。
リッキー・リーとトム・ウエイツがかつて付き合っていた、
というエピソードを中心にお話いただきました。
*オープニング・ナンバー*
What A Fool Believes / The Doobie Brothers
(ホワット・ア・フール・ビリーブス/ドゥービー・ブラザーズ)
1979年のヒットナンバーから、邦丸セレクション。


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


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