くにまるジャパン 極 文化放送 番組サイト

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12月26日 来し方行く末をニール・ヤングと考える2018年歳末

2018年の洋楽ジャパンX,トリはやはり萩原健太「師匠」。
12月19日に、二ール・ヤングの発掘ライヴ・シリーズ最新盤、
「ソングズ・フォー・ジュディ」がリリースされたのに合わせ、
これまでに10枚ほど出たシリーズの中から、
弾き語りの名曲・名演を集めてご紹介いただきました!
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*プレイリスト*
孤独の旅路
   Heart of Gold (2018 "Songs for Judy" 1976 rec) 2:53
*1972年の大名盤「ハーヴェスト」収録、シングルは
  全米№1。1976年11月、クレイジー・ホースとの
  全米ツアーからアコースティック・セットを集めたライヴ盤
  「ソングズ・フォー・ジュディ」(12月19日発売)から。

エクスペクティング・トゥ・フライ Expecting To Fly
(2008 "Sugar Mountain Live At Canterbury House 1968") 2:38
 *初出は1967年「バファロー・スプリングフィールド・アゲン」。
  シングルは全米98位を記録している。このヴァージョンは、
  2008年リリースのミシガン州アン・アーバーでのライヴ
  「シュガー・マウンテン ライヴ・アット・カンタベリー・ハウス
  1968」収録。(1968年11月9日、10日収録)

オハイオ Ohio (2007 "Live At Massey Hall 1971") 3:40)
 *70年5月4日、オハイオのケント州立大学で、米軍カンボジア
  爆撃反対集会に集まった学生に州兵が発砲、4人が射殺される
  悲惨な事件が起きた。ニールはすぐこの歌を書き、CSN&Yで
  録音、17日後に発売され、全米14位を記録。
  今回は「ライヴ・アット・マッセイ・ホール 1971」から
  (71年1月19日収録、2007年リリース)

シー・ザ・スカイ・アバウト・トゥ・レイン
   See the Sky About to Rain
(2013 "Live at the Cellar Door" 1970 rec))
 *74年「渚にて」A面2曲目。バーズのカヴァーでも知られる。
  70年の11月~12月にかけ録音されたワシントンDCでの
  「ライヴ・アット・ザ・セラー・ドアー」から。(2013年)

*オープニング・ナンバー*
セイ・セイ・セイ / ポール・マッカートニー&マイケル・ジャクソン
「ヘイセイももうじき終わるし、
 今朝、たっぷりトッピングしたカレーを食べたらBGMにかかってたんですよ」
(邦丸)

★萩原健太さんのイベントが新宿ネイキッド・ロフトで12月30日に行われます!
CRT&レココレpresents vol.232
『CRT忘年会・平成の洋楽で年越しNIGHT』
OPEN 17:30 / START 18:30
※通常より1時間早いスタートです。ご注意ください。
料金: 1800円(+1drinkから)
※ご予約・お問い合わせはネイキッドロフト店頭電話 & webにて。
【電話】03-3205-1556 (16:30〜24:00)
※ご入場は先行予約→予約→当日、でそれぞれの当日先着順になります。
今年もお世話になりました。年の終わりはMC3人とお客さんの年間ベストや、CRTで特集できなかったアルバムなどをじゃんじゃか爆音で聴きながら忘年会です!平成最後の年末ですから、この30年間の"ニッポンの洋楽"も振り返ってゆきましょう。
【出演】萩原健太(音楽評論家)、祢屋康(レコード・コレクターズ編集部)、能地祐子(音楽評論家)


★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


12月19日 秦万里子の特選クリスマス・ソング・コレクション パート2

去年に引き続き、クリスマス前にお越しいただいた秦万里子さん。
「この時期に呼んでいただいたということは、またクリスマスソングを
 やれということかなと...」
ということで、ふだんは耳にすることがあまりないけれど、
実は絶品! なクリスマスソングを4曲、ご紹介いただきました。
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*プレイリスト*
あめにはさかえ/ケルティック・ウーマン
 Hark the Herald Angels Sing / Celtic Woman
 *2012年のクリスマス・アルバムから。
  翌年、ダブリンでクリスマス・ソングのライヴを行い、
  その模様を収録したDVDつきの盤も翌年出ている。
  もともとは1840年に作曲されたメンデルスゾーンの
  祝典歌のメロディに歌詞を付けた讃美歌。

荒野の果てに/ザ・ピアノ・ガイズ
 Angels We Have Heard on High /The Piano Guys
 *ピアノとチェロのデュオで、メンバーにはプロデューサーと
  映像クリエイターも名を連ねている。
  演奏場面をユニークなヴィデオに収録、youtubeに投稿し
  人気を得、ソニーと契約したというキャリアの持ち主。
  この曲は2013年のクリスマス・アルバム冒頭の一曲。
  サブタイトルに「クリスマス・ウィズ・32フィンガーズ・
  アンド・8・サムズ」とあり、4人がグランド・ピアノの周りで、
  ピアノの弦を弾いたり擦ったりする楽しそうなヴィデオが
  アップされています。

貴方に楽しいクリスマスを/ジュディ・ガーランド
Have Yourself A Merry Little Christmas / Judy Garland
 *1944年の主演映画「若草の頃」(Meet Me In St.Louis)の
  オリジナル曲で、その後誰もが知るスタンダードとなった名曲中の名曲。
 「この歌は、アルペジオと普通の音階が交互に出てくる、
  歌ってみると、ホントに難しい一曲なんです」(秦万里子さん)

ディス・クリスマス/ダニー・ハサウェイ
 This Christmas / Donny Hathaway
 *1970年のシングルで、72年にヒットを記録。
  R&Bのクリスマス曲としては定番中の定番。
  「なんでヒットするまで2年もかかったか。
   まだ70年当時は、黒人が作ったクリスマスソングが
   ヒットするなんてありえないという状況だったんです。
   でも、72年までの2年間で劇的に状況が変わり、
   この歌も無事にヒットすることができたんです」

*オープニング・ナンバー*
「7時のニュース/きよしこの夜」サイモン&ガーファンクル

★秦万里子さんのライヴがあります!
 12月26日:秦万里子 クリスマスを過ぎてもハートはクリスマスVol.2@千代田区内幸町ホール
会  場 千代田区内幸町ホール
アクセスマップ
http://www.uchisaiwai-hall.jp/access/
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-5-1
TEL 03-3500-5578
日  時 2018年12月26日(水)
OPEN 18時30分
START 19時00分
チケット 全席指定
前売券 5,500円(税込)
当日券 6,000円(税込)
※前売券が終了した場合、当日券の発行はございません



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★

12月12日 何かと多忙な歳末に贈る、大掃除がはかどるヒットパレード!

今週は中村真理さん、2か月ぶりのスタジオご登場!
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何かと気忙しいこのシーズンにぴったりの、
「大掃除がはかどるヒットパレード」をお送りしました。
*プレイリスト*
Why Can't This Be Love / Van Halen
デイヴ・リー・ロスに代わり、サミー・ヘイガーがリード・ヴォーカルになってから初のシングル。
「横浜のタワーでかかってて、あんまりカッコいいからその場でシングル買っちゃいました」(真理さん)
お風呂の目地なんか磨くのに、ぴったりな歌じゃない? と、邦丸さん。
1-2-3 / Gloria Estefan & Miami Sound Machine
「マイアミ・サウンド・マシーン」から、リード・シンガーの名前を全面に打ち出した
「グロリア・エステファン&...」になってからのヒット曲。
お風呂に洗剤をスプレーするのにぴったりかも(邦丸)
The Glamorous Life / Sheila E
ホントはアポロニアのために書いた曲だったけど、途中で飽きたプリンスが、シーラEに提供。
One Vision / Queen
映画で何かと話題のクイーン。
ライヴ・エイドの経験を経て書かれたナンバーで、フレディ生前最後のツアーのオープニング曲。
「これは間違いなく、レンジや換気扇掃除向きだね」(邦丸さん)
*オープニング・ナンバー*
マルタ島の砂/ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス
「きょうのテーマにぴったりな曲だと思って」(邦丸さん)


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12月5日 最高だぜ!トニー・ジョー・ホワイト

今回は、サンコンjr.さんによる、10月に心臓発作で急逝したシンガーソングライターで
スワンプ・ロックの大御所、トニー・ジョー・ホワイトの特集!
サンコンさんがお持ちの、アナログ音源でたっぷりお届けしました!
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*プレイリスト*
Polk Salad Annie
ポーク・サラダ・アニー
「ポーク・サラダ」はpokeweedという、
ルイジアナやジョージアの沼地に自生する草。
貧しい白人たちが、これを摘んで茹でて食用にする。
エルヴィスのカヴァーでおなじみのナンバー。

One Rainy Night In Georgia
雨のジョージア
ブルック・ベントンのカヴァーが大ヒット。
「ポーク・サラダ・アニー」とこの歌は、
1967年にボビー・ジェントリーの「ビリー・ジョーの唄」を聞いた
トニー・ジョーが「こういうのなら俺にも書ける!」と、
最初に書き上げた2曲でした。

Stud Spider
「いやあ、この歌を文化放送でかけられるなんて...」
とにかくカッコいい!

You Are Loved By Me
1976年のファンには評判が悪いというアルバム「アイズ」から。
でもバリー・ホワイト調のご機嫌にソウルフルなナンバー。

*オープニング・ナンバー*
ブラック・アンド・ホワイト / スリー・ドッグ・ナイト



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11月28日 間もなく三回忌 デヴィッド・ボウイの80年代を振り返る

今週はサエキけんぞうさんが、来年1月に三回忌を迎えるデヴィッド・ボウイにフォーカス。
キャリアを振り返るボックス・セットの第4弾「ラヴィング・ジ・エイリアン」から、
聞きどころをピックアップしてご紹介いただきました。
サエキさん、発売中の「レコード・コレクターズ」に、このボックスの特集記事を執筆!
こちらもぜひごらんになってください。
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*セットリスト*
1)レッツ・ダンス
言わずと知れた世界的大ヒットナンバー。
「クラブで偶然ナイル・ロジャースに出会い、プロデュースを頼んだ...と言われてますが、
 実は、そういうこともあったのは確かなようですが、
 二人できちんと会って、ジャズの話で盛り上がったんだそうです。
 そういうきちんとしたバックグラウンドがあっての、このヒット曲なんです」
2)ラヴィング・ジ・エイリアン
「80年代のボウイは売れ線狙い、の一言で片づけられがちですが、
 この曲のように美しい作品もたくさんあるんです」
3)デイ・イン・デイ・アウト
「80年代サウンドって、いま聞くと、本当にドラムとかうるさくて、
 仕方のない面はあるにせよ、ちょっと聞くに堪えない部分があるんですね。
 で、この曲を含むアルバム「ネヴァー・レット・ミー・ダウン」の、
 ボウイの声だけ残して、演奏はすべてイマ風に差し替えたディスクがついていて、これがまたいいんですよ!」
...しかし、ボックス販売のため、そのディスクだけ分売することはないんだそうです(涙)

*オープニング・ナンバー*
「20thセンチュリー・ボーイ/Tレックス」(ボーイつながり、ってことで...)

*サエキけんぞうさん登場 イベントのおしらせ*
11月29日 代官山「晴れたら空に豆まいて」
 ウイングス「ロンドン・タウン」40周年、
 本人も再現不能なあの歌声を感涙のパフォーマンスで!

 出演:伊豆田洋之(いずたひろゆき) ゲスト:種ともこ 山本英美
午後6時開場 7時開演 プロデュース・司会 サエキけんぞう

12月5日 新宿ロフト
サエキさん参加のバンド、ジョリッツのレコ発ライブ
 「oNEWnoWAVE(オニュウノウェイヴ)
 午後6時開場 6時半開演
ニューアルバム「ジョリッツ暴発」もよろしくお願いします!

2019年1月10日 渋谷ロフトナイン
サエキけんぞうのコアトーク「追悼デヴィッド・ボウイvol.2」
トークゲスト SUGIZO(スギゾー)(LUNA SEA、X JAPAN)、
吉村栄一(評伝 デヴィッド・ボウイ >著者)ほか
午後6時開場 7時開演



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