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11月22日 祝!洋楽ジャパン5周年記念月間...ハッピー・ホリデー・イブ 日本一早い(当社比)クリスマス・ソング大特集!

今週はゲストに秦万里子さんを迎えて、クリスマス・ソング特集をお送りしました。
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*プレイリスト*
Keep Christmas with you/Sesame Street
 *1969年に始まったセサミ・ストリート(日本では71年から)。
  この歌は75年のクリスマス・アルバムで初登場。
  クリスマスの気持ち、温かさや善意を、いつも心の中に
  持ち続けることの大切さを歌った歌。
Home on Christmas Day/Khristin Chenoweth
 *ブロードウェイで活躍後、「グリー」や「ホワイトハウス」など
  テレビや映画へと活動の場を広げている女優・歌手。
  2015年にはトニー賞の司会も務めている。
  この歌は2008年のクリスマス・アルバムに収録。
「この人、クラシックも完璧に歌えるんだけど、
 クラシックの人がポピュラーを歌うときのクセみたいなものが
 全然ないでしょう? 素晴らしいんです」
現在廃盤、もったいない、見つけたらスグ買って! と秦さん。
I'll be home for Christmas/Home Free
 「アカペラでカントリーを歌う人たちなんです」
It's the most wonderful time of the year/Andy Willams
 *元は「アンディ・ウィリアムズ・ショウ」のために書かれた歌。
  63年に出たアンディの最初のクリスマス・アルバムに収録、
  後に誰もが知るクリスマスのスタンダードとなった一曲。
*オープニング・ナンバー*
ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス/クリス・レア
★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


祝!洋楽ジャパン5周年記念月間...洋楽を越えたエッジィな男  ムッシュかまやつのグローバル・サウンドを今こそ聞け!

今回は、洋楽ジャパン史上初めて、日本語で歌われた歌ばかりがオンエアされることになりました。
ゲストは久々のご登場、10月に中村俊夫さんとの共著で、
新刊「エッジィな男 ムッシュかまやつ」を出版されたばかりのサエキけんぞうさん。
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今年惜しくも亡くなられたムッシュかまやつさんが、
いかに世界を先取りした音楽をやっていたか、じっくり語りながら、
その「エッジィ」な音をお聞きいただきました。
*プレイリスト*
あの時君は若かった/ザ・スパイダース
 *1968年、最高6位を記録したヒットナンバー。
  リード・ヴォーカルは堺正章と井上順。
  ムッシュは作曲担当で、後にセルフ・カヴァーも。

なればいい/ザ・スパイダース
 *1966年7月1日発売。「サマー・ガール」のB面。
  ビートルズの「リボルバー」以前にリリースされている=
  世界最先端のサイケデリック・サウンド!

20才のころ/立木リサ&今野雄二
 *オリジナルは70年のソロ・ファースト・アルバム
  「ムッシュー/かまやつひろしの世界」に収録されており
  歌詞を共作したなかにし礼・安井かずみも参加。
  多くのアーティストにカバーされる名曲で、
  ムッシュ本人もお気に入りで、4回セルフ・カバーしている。
  「シングル盤は超レア! リサさんの乳首が透けて見えるんですよ!」
*オープニング・ナンバー*
カム・トゥゲザー/ビートルズ
「最初のシュッ!という音にムをつけるとムッシュ!になるでしょ」(邦丸さん)

エッジィな男 ムッシュかまやつ
ムッシュの知られざるエピソード満載!
音楽ファンなら知っておきたい興味深い事実が次から次に飛び出します。
*サエキけんぞう ライブ情報*
11月23日にサエキさんのバンド「ジョリッツ」のライブがあります。
対バンがLillies and Remains、ゲストに巻上公一さん、DJ高木完さん。

祝!洋楽ジャパン5周年記念月間&カナダ建国150周年  カナディアン・ヒットパレード 80年代編

今週のゲストは中村真理さん。
朝からアジをさばいていて、指が魚臭いのが気になるとのお話でしたが
全然大丈夫ですよ~。
新調したお気に入りの文鳥柄の筆入れを見せてくださいました。
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今年はカナダ建国150周年に当たるとのことで、建国記念日の7月1日を中心に、
現地ではお祭り騒ぎだったそうですが、今回はそれにちなんだ企画。
カナダ出身で、全米チャートを賑わせたアーティストを特集してお送りしました。
*プレイリスト*
Don't Forget Me (When I'm Gone) / Glass Tiger
86年、全米2位の大ヒットを記録したデビュー・シングル。
ブライアン・アダムズがコーラスで参加している。
当時、メンバーがティアーズ・フォー・フィアーズの
「ルール・ザ・ワールド」を気に入っていて、ああいった
シャッフルの曲を作ろうという話になって生まれた。
バンドは83年、オンタリオのニューマーケットで結成。

Safety Dance/ Men Without Hats
モントリオールのドブショック兄弟が中のテクノバンド。
83年全米3位。ニュー・ウエイヴ時代にピョンピョン
飛び跳ねる「ポゴ」が流行ったが、それを辞めさせようとする
クラブのドアマンに対する抗議の歌、なんだそうです。

Working For The Weekend / Loverboy
81年リリース、82年全米29位のヒット。
メンバー3人の共作曲。ある平日、ギタリストの
ポール・ディーンが散歩していると砂浜には人の姿が少ない。
「みんな週末を待ってるん(waiting for)だろうな」と歌のヒントを得た。
それをヴォーカルのマイク・レノが
「みんな週末のために働いてるん(working for)だろうな」と変えた。
ラヴァーボーイは79年、カルガリで結成。

Hallelujah / Leonard Cohen
300ものカバーがあると言われる「現代の名曲」。
ボブ・ディランやジョン・ケール、ジェフ・バックリーなどが
次々に取り上げ、80年代を代表する一曲となった。
もとは84年の「various positions(哀しみのダンス)」に
収録された。同じカナダ人のK・D・ラングは04年にカバー、
バンクーバー五輪閉会式でも披露している(2010年)。
コーエンはモントリオール出身。昨年11月7日、
82歳没、ということで昨日が一周忌でした。

*オープニング・ナンバー*
American Woman / Guess Who
カナダのアーティスト、ってことで(邦丸)



★☆★☆★本編はこちらからお聴きいただけます♪(放送後一週間以内)★☆★☆★


11月1日 祝!洋楽ジャパン5周年...とはまったく関係なくとりマリ&エゴサーチャーズのレパートリーをご紹介!

というわけで、このコーナー「洋楽ジャパンX」、
「洋楽ジャパン」時代から数えて、今回で5周年を迎えました。
洋楽ファンの皆様、今後ともよろしくお願いします。
実は「5周年」に最初に気がついたのはサンコンJr.さん。
前回のご出演時にそういう話になったので、
そんな選曲かと思いきや!
今回はサンコンさんがドラマーを務めるバンド
「とりマリ&エゴサーチャーズ」
ヤマザキマリ(Vo)/とり・みき(Gt)/葛岡みち(Key)
/伊藤健太(Ba)/松井泉(Per)/サンコンJr.(Dr)が
レパートリーにしている曲の原曲をご紹介する企画でした。
✳︎セットリスト✳︎
descalco no parque / Marisa Monte
 *マリーザ・モンチ
  80年代から活躍するブラジルの人気歌手。
  ご紹介したのは2011年のアルバム収録曲で
  ジョルジ・ベンのカバー。
chega de saudade / Lalo Schifrin
 *ボサノバの歴史を代表する名曲中の名曲で、
  日本では「想いあふれて」のタイトルでおなじみ。
  このラロ・シフリン盤は、1962年、
  ボサノバ・ブーム真っ最中にリリースされた名盤、
  「ボサノバ ニュー・ブラジリアン・ジャズ」収録。
Frenesi / Natalie Cole
 *ナタリー・コール、2013年の全編スペイン語のアルバム
  「エスパニョール」の冒頭に収録されたナンバー。
  ナタリーにとって生前最後のアルバムとなってしまいました。
  元は1940年、アーティ・ショウの歌で大ヒットした曲で、
  フレネシは「熱狂、激情、狂乱」といった意味。
Os Grilos / Marcos Valle
 *マルコス・ヴァーリの「オス・グリーロス」は、67年の
  米国デビュー盤デオダート編曲「ブラジリアンス」に収録され
  (当時の題名は「クリケッツ・シング・フォー・アナマリア」)
  さらに翌年の「サンバ68」では愛妻とのデュエットで収録。
  (今回オンエアはこちらのヴァージョン)
  70年の「マルコス・ヴァーリ」にも。意味は「こおろぎ」
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✳︎オープニング・ナンバー✳︎
ティコ・ティコ/東京キューバン・ボーイズ

10月25日 祝!デビュー50周年 初期のピンクフロイドって...プログレ?

今週のゲストは萩原健太さん。
11月1日、デビュー50周年記念の紙ジャケ再発が実現した
ピンク・フロイドの初期作品から、
アコースティックな香りのする小品をまとめてご紹介いただきました。
「ピンク・フロイドって大作のイメージが強くて、
 いかにもプログレプログレ~!って思われがちだけど、
 実はこういういい曲がけっこうあるんですよ」
中学生時代に見た「箱根アフロディーテ」の思い出も
たっぷり話してくださいました!
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*プレイリスト*
・Green Is The Colour
 *1969年、シド・バレット脱退後に発表されたサントラ盤
  「モア」に収録されたナンバー。ロジャー・ウォーターズ作。
・If
 *70年の大ヒット作「原子心母」収録曲。ウォーターズ作。
・San Tropez
 *71年の「おせっかい(Meddle)」収録曲。ウォーターズ作。
・Wot's... Uh The Deal
 *72年のサントラ盤「雲の影」収録曲。ウォーターズとデイヴ・ギルモア作。
*オープニング・ナンバー*
マンチェスターとリバプール/ピンキーとフェラス
「ピンクつながり、ってことで...」(邦丸さん)

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