斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
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  • 第51回 ヌード展!

    加納担当の《サキドリ最前線》
    最終回は...この春注目の美術館!


    横浜美術館で現在開催中『ヌード展』です。
    誰もが持っている、からだ。
    一番身近なホットトピックを集めた展示。

    加納ちゃんー20180329 (3).JPG
    一美さんも「ヌード展、興味あります!」と前のめり。


    19世紀イギリス・ヴィクトリア朝の神話画や
    マティス・ルノワールといった印象派
    ピカソなどの現代絵画
    ロバート・メイプルソープなどの写真や彫刻作品、
    およそ130点もの作品。
    それぞれの芸術家たちが「人間の裸体~ヌード」をどのように表現しているか、その変遷をたどることができます。

    横浜美術館の学芸員 長谷川珠緒さんにお話を伺ってきました。
    見どころのひとつは...日本初展示!ロダンの《接吻》

    接吻03.jpg


    180cm以上の大理石からなる男女の熱い接吻が表現された作品。
    3.8トンもの大きな作品が、照明デザイナーによる調整の元
    360度見舞わせる、特別スペースで展示されています。

    男女ともに筋肉や肉付きの良さを眺めるだけで、
    大理石に命が宿ったように生き生きとした「肌」を感じることができ、
    息をのみました。


    接吻02.jpg

    女性の腰に添えられた、この右手に痺れる女性が多いのだとか!


    ヌードを通して、芸術家が何を表現しようとしたのか、
    またその当時の社会的背景やモラルがあったうえで
    描かれる「ヌード」には、
    自分の想像と相まって、どこまでも広く広く世界がひろがっていきます。

    「ヌード」の表現の仕方が、
    昔は「理想像」だったのが...
    現代に近づけば近づくほどリアルになっていきます。


    ヌードは
    「エロティシズム」だけではなく、
    「悲哀」や「生命」といった、人にまつわる様々な要素を含んでいて
    とても面白かったです。

    ヌードの軌跡200年をたどる展示。
    横浜美術館「ヌード展」~6月24日まで。


    加納ちゃんー20180329 (2).JPG

    さて、今回で加納有沙がご紹介する《サキドリ最前線》は終わりです。
    来週からは、新メンバーが加わり、紹介してくれます。
    わたくし加納は、木曜日のサブキャスターを担当することになりました。
    4月からもどうぞ宜しくお願い致します。        加納有沙

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