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  • 第324回:深刻化する介護職員へのセクハラ・パワハラ

    『ニュースオフサイド』で取り上げたのは、介護現場で深刻化するセクハラ・パワハラ。その実態と対策について。

    介護職員の7割が、高齢者やその家族からセクハラなどのハラスメントを受けた経験があることが、介護職員の労働組合「日本介護クラフトユニオン」の調査結果で明らかになりました。

    「日本介護クラフトユニオン」の政策部門長で、先週公表した調査の責任者でもある村上久美子さんに介護現場でのセクハラ・パワハラの実態について、伺いました。

    不必要な接触や性的冗談を繰り返したり、アダルト画像を見せる、キスを迫られるなどのセクハラや、おむつの交換中に顔を蹴られたり、「こんな汚い仕事よくやるな!」と見下した発言をしたりなど攻撃的な態度でサービスを強要するようなパワハラ・・・
    調査の自由記述欄にはかなりショッキングな内容が書かれていたといいます。

    村上さんは「介護の現場で働く人はいなければ、介護を受けたくても受けられない介護難民が増えてしまう。社会的にも真剣に取り組んでいかないといけない問題」だと警鐘を鳴らしています。


    介護現場のセクハラ・パワハラ問題を、 高齢者の方々はどのように受け止めているのでしょうか。 巣鴨で細木美知代記者が取材しました。「7割は多い」「パワハラの現場を見たことがある」などの声、介護のお仕事をされている方は「パワハラはけっこう頻繁にあること。こちらの受け止め方も重要。介護職員が対応を学べる場を設けたり、そもそもの介護職員の増員が不可欠。」だというリアルな声も。


    続いてお話を伺ったのは、ケアマネージャーとしての経験を持つ淑徳大学 結城康博 教授。介護現場のセクハラやパワハラを防ぐための対策は2つ。まずは介護の現場の管理職が対応できるようにマニュアルや学ぶ場を作るということ。そして、利用者は「金を払ってるんだから」という意識で何をやってもいいんだという意識を変えていくということ。
    現場に、性の問題やパワハラにきちんと対応することが出来る良い管理職がいるのといないのとで、大きな差異が出ているのが現状のようです。


    『きょうのナマチュウ』いよいよ今夜ポーランド戦!

    サッカー・ワールドカップ、ロシア大会で、 日本代表は、日本時間の今夜11時、ポーランド戦に臨みます。そこできょうは、ポーランド戦のポイントを整理し、大事な一戦の行方をサキドリ!!

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    渋谷のスクランブル交差点付近に西村志野記者が行っていました。キックオフは夜11時ですからさすがに侍ブルーのユニフォーム姿は...。

    西村記者によると2名、見かけたとのこと!!!!!!

    お一人は女性。ユニフォーム姿で仕事をして、今夜の試合へ気持ちを高めるのだとか。もう一人は小学生で、長友選手のユニフォームを着ていたそうですよ。

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    対戦相手のポーランドはすでにグループステージ敗退が決まっていますが、 ポーランドの方は、今夜の試合をどのような気持ちで観戦するのでしょうか?

    栃木県宇都宮市にあるポーランド料理が味わえるカフェレストラン、 「スモック バベルスキ」の女性店主、 アグニェシュカ・ドブジャニスカ・堀越さんにお話を伺いました。

    アグニェシュカさんは「日本はすごく動きが早い!でも、3対2でポーランドが勝つ!レバンドフスキが決めてくれるはず!」とポーランドの決勝トーナメント敗退が決まったことは残念としながらも、勝利を信じて応援すると話してくださいました。

    最後に、今夜のポーランド戦のポイントを、ロシアで取材中のスポーツライター 戸塚啓さんに聞きました。戸塚さんによると、日本の雰囲気はリラックスして練習が出来ていてとても良い感じだそう。途中交代の3枚のカードをどう使うかがポイントとおっしゃっていました。

    ポーランドは高さがあるので、180㎝以上の選手を起用するならば大迫・本田。俊敏な動きで行くなら香川・乾。GKの川島選手はこのまま起用だろうとのこと。日本、決勝トーナメント進出なるか!?


    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』でお伝えするのは、大坂北部地震当日、交通まひで大阪府職員の出勤2割未満というニュース。

    震度6弱を記録した大阪府北部地震の発生時刻は午前7時58分ごろで、多くは公共交通機関が運行停止 した影響を受けたとみられています。

    府は「災害等応急対策実施要領」で、震度6弱以上の地震を観測した 時は、事情がある場合を除いて全職員を非常配備すると定めており、今後、南海トラフ巨大地震への対応を強化する方針で、 新たに設置する委員会で初動対応などについて議論していきます。

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    コメンテーター、精神科医で映画監督の和田秀樹さんの今日の『オピニオン』。

    テーマは「非難するだけでは犯罪はなくならない」。

    海外では、依存症などで犯罪を犯した者に対しても服役しながらカウンセリングを受させるなど、再発防止のために教育プログラムをしっかりと組んでいるが、日本はまだまだ。

    和田さんは「犯罪者を悪者だとただ非難するだけではダメ!1番大事なのはこれ以上被害者を増やさないこと。そのためには再発防止のためにすることがある。」と語ってくださいました。

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    『SAKIDORIスポーツ』は土井悠平アナウンサーが担当。

    取り上げたのは、野球のトラッキングシステムについて。 様々なスポーツデータの取得、分析を行っているデータスタジアム株式会社 ベースボール事業部の山田じゅんやさんにお話を伺いました。

    データを見ることで 、選手のプレーの凄さが分かりやすくなるということで、野球の楽しみ方に広がりを感じたそうです。


    『ニュースパレードアネックス』 国会は今も混乱しています。安倍政権が今国会で最重要課題に位置付けている働き方改革関連法案を、与党と国民民主党は合意、立憲民主党などは猛反対の構図。可決となったTPP法案、このあと可決の見通しの働き方改革関連法案、そしてここにきて乱れ始めた野党側の足並みについて、山本カオリ記者が伝えてくれました。


    『SAKIDORI最前線』では、早川茉希レポーターが1年の折り返しの時期に行われる「夏越の祓」という行事についてご紹介!

    早川さん20180628最前線.jpg


    【今日の1曲】 スモーキン・ブギ/ダウン・タウン・ブギウギ・バンド

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