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  • タトゥーを巡る今後の日本

    こんばんは、竹田有里です。

    ラグビーの国際統括団体は、ラグビーW杯日本大会に出場する選手やサポーターに公共のジムやプールでは上着を着てタトゥーを隠すように求めたとイギリスメディアが報じました。
    NZ代表の「オール・ブラックス」は、「選手たちがこの方針に従うつもり」と明らかにしました。

    こうしたタトゥーを巡る動きに、日本はどうこれから対応していくのか!?
    サキドリしました!!

    都留文科大学の山本芳美さんによると、そもそも海外の成人のおよそ4人に1人がタトゥーを入れているんだそうです!
    大学院でも、タトゥーを入れている留学生もいて、中には小さい頃、通過儀礼としてタトゥーを入れられたというアフリカの学生もいます。
    魔除けになるんだそう。

    ただやはり、日本では「暴力団」のイメージがあったり、
    もともとは囚人を区別するために刺青を入れたという由来があったりと
    ネガティブなイメージがまだまだ強く、ガッツリ入っているタトゥーを見るとあまりいい気分はしないという方も多いのではないでしょうか。

    大分県の天ヶ瀬温泉では、「湯あみ着」の導入を開始。
    そもそも見晴らしいのよい露天風呂や混浴で、「裸はちょっと‥」という女性の意見や宗教上肌を人前で出せないという方からの意見で導入されたそうです。
    もちろん男性もOK!
    男性も女性も宗教も刺青の有無も関係なく、より多くの人に温泉の魅力を感じてもらうためには、「湯あみ着」の導入は良いアイディアですね。


    ところで、BBC放送では、「日本では刺青が暴力団関係者と関連づけられる」と紹介、「温泉などでは刺青に理由に入浴を断る例がある」と説明しています。

    海外でよく取材をしていると、日本での当たり前の常識が、その土地では非常識・タブーになることは多々あります。

    もちろん世界的な"タトゥーの常識"を、インバウンド需要の恩恵を受ける日本も少しづつ受け入れたり、対応を考えなくてはいけませんが、日本人も海外の方もお互い気持ち良く過ごすためには、その土地の文化や慣習を知る必要もあるのではないでしょうか。
    海外のメディアが、「自分たちの"常識"が日本では"非常識"になることがある」と報じたことに、日本メディアも参考にすべきなのではと感じました。


    さて、明日のサブキャスターは、永野景子デスクですよ〜⭐️

    お楽しみに〜!

    (怖い顔ですみません...)

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