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2018年の漢字は...「災」!
こんばんは、竹田です。
本日のサキドリは、京都にて生中継をいたしました!
というのも、きょう12月12日は、「いいじ いちじ(いい字 一字)」で漢字の日です。
毎年今年1年の世相を表す漢字一字とその理由を全国から集め、最も応募数の多かった漢字を
京都・清水寺の森貫主が揮毫して、発表します。今年は、去年に比べて4万票も多く集まった193214票のうち、最も多かった漢字が
「災」でした。北海道、大阪、島根での地震、西日本豪雨、大型台風の到来、記録的猛暑など、日本各地で起きた大規模な自然「災」害により、多くの方々が被「災」しました。
自助共助による防災意識も高まり、新元号となる来年に向けて、多くの人が「災」害を忘れないと
心に刻んだ年となりました。「災」は、中越地震が起きた2014年にも選ばれましたので、今回で2回目。
2014年は、自然災害の脅威について理由としてあげる方が多かったようなんですが、
今回は、自助共助といった助けあいの意識の向上を理由に挙げる方が目立ったようです。また自然災害だけではなく、スポーツ界のパワハラ問題や大学不正入試問題などの人「災」を
理由に挙げる方も多かったそうです。「災」以外は、平成が終わるということで2位が「平」3位が「終」もランクイン。
観光客の方にお話を聞くと「やっぱり"災"だったか」「平成最後だから明るい漢字で終わりたかった」「気持ちが暗くなります」といったちょっと残念がる声が聞かれ、
「来年は明るい、楽しい漢字がいい」という期待感を示す方が多かったです。来年は、平和を感じられる漢字が選ばれるといいですね。
今回選ばれた漢字は、今週土曜日より、京都・漢字ミュージアムで展示されます。
過去のことしの漢字もみられますよ!