記事

• 第710回：コンビニのビジネスモデルは変わるのか？

  

  月曜コメンテーターの金子恵美さんお休みの今日は、憲法学者の小林節さんをスタジオにお迎えしました。
  
  明日、1年3カ月ぶりに開催される日韓首脳会談のポイントをサキドリした『ニュースオフサイド』

  神戸大学大学院の木村幹教授によると、そもそも進展があるようなちゃんとした会談になるのか、挨拶だけで終わるのかがポイントで、日韓両国が形式的な問題のすり合わせで終わるのなら、「まぁ、会えたことだけでも大きな一歩だよね。」という着地点になるだろうとのこと。
  
  では、韓国側はどう見ているのか、ソウル大学専人研究員の吉方べきさんに伺いました。

  関係が最悪と言われる中で、開かれることに意味があり、年内に関係改善の突破口が開かれるのか、ソウルでも大きな注目を集めているという今回の会談。

  日本側の輸出管理の厳重化を緩めてほしい韓国ですが、簡単に解決にはいかないのではないかという見方です。

  また、首相を辞任したイナギョン氏が、次の大統領選に出るという話は出ているそうで、来春の総選挙で日韓関係が争点になるかは、現時点で具体的な話をするところまでには至っていないというお話でした。

  

  「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』
  経済産業省がコンビニ業界の人手不足をめぐり検討会を開催。
  全店24時間営業というビジネスモデル、どう変化していくのでしょうか？
  
  この有識者検討会の内容を伝えてくれた田中正史記者。

  
  全国一律の24時間営業体制について「経営環境や地域社会の需要・認識の変化を踏まえ検討すべきだ」と見直しを要請。また、本部と加盟店とのコミュニケーション不全により環境変化を十分に捉えられていないこと、年末年始も営業が求められる加盟店の現状についても店主の負担軽減に向け「店舗の事情に応じて（休日を）柔軟に認める」ことを促しました。
  
  
  お話を伺ったのは、流通アナリストでコンビニジャーナリストの渡辺広明さん。

  学生のバイトの登竜門だったコンビニエンスストアですが、学生自体が減っているため、当然、人手不足に。

  基本的には人が来ないところは24時間開ける必要はないし、込み合うところは開けて、人手不足に関しては本部がオーナーをサポートすべきだと指摘。

  改善の提案として、本部からの派遣制度の充実、そしてセルフレジの導入の2つを挙げ、「セルフレジは最初は戸惑うかもしれないけれど、慣れれば簡単！切符を買わないでもＳｕｉｃａやPASMOで電車に乗れるようになったし、セルフのガソリンスタンドも使えるようになったはず！」と語ってくださいました。
  
  
  石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』

  報道スポーツセンターから、17時からの全国ネットニュース番組『ニュースパレード』でお伝えする主な内容をご紹介！
  今日は、危険運転の処罰見直しに関するニュースも取り上げました。

  森法務大臣が、自動車運転処罰法に規定する危険運転の構成要件の見直しをする方針を明らかにしたということです。他人の車の前に割り込み、自分の車を停車させるような行為は、現行法では危険運転に当たるかどうかで法的に争いがあるため、構成要件として明文化させます。

  
  
  コメンテーター憲法学者の小林節さんの『今日のオピニオン』 テーマは「カジノ反対！」

  横浜市のカジノを含む統合型リゾート施設（ＩＲ）誘致について、「カジノの是非を決める横浜市民の会」共同代表も務めている小林さんが、なぜ反対なのかを語り下ろしてくださいました。

  「日本で2番目に豊かな都市・横浜。問題なのは、そのお金の使い方で、箱もの行政をやめればいい。博打は、刑法185条で違法とされていて、麻薬と同じで絶対悪。博打は"もの"を生産しない。ギャンブルは博打であって正当化する理由もなければ、依存症の人間を作らないためにはやらないことが１番。」

  

  
  『SAKIDORIスポーツ』
  砂山圭大郎アナウンサーが取り上げたのは、レスリングの話題です！

  

  東京五輪代表選考を兼ねた全日本選手権が、駒沢体育館で行われました。

  代表が決定した枠もあれば、未だ決定していない枠もあります。

  もっとも激戦と言われたのが、女子50キロ級。リオデジャネイロ五輪48キロ級金メダルの登坂絵莉選手、世界選手権代表の入江ゆき選手、昨年世界一の須崎優衣選手という三つ巴の階級です。

  

  準決勝で登坂選手をやぶった須崎選手が、決勝では入江選手を２－１で退け、３年ぶり２度目の優勝を果たしています。来年3月のアジア最終予選で2位以内に入れば代表に。

  今日はこの三人の、試合後のコメントをお聴きいただきました。

  

  
  『ニュースパレードアネックス』
  300人のサンタクロースが登場するクリスマスパレードを前に、丸の内の会場から、西村志野記者のレポートをお送りしました。

  

  丸の内フリックスクエア周辺、17時からシャンパンゴールドのライト100万球が輝いていました。

  丸の内中通里りと言えば、先週、ラグビー日本代表がパレードで練り歩いた場所でもありますね。

  ブランドショップが並ぶ、1.5キロがイルミネーションで彩られています。
  今日はこのあと18時から300人のサンタクロースによるパレードが行われ、ミニスイーツ（キャンディー）のプレゼントが配布されるということです。

  ▼ちなみにこちらは、駒沢オリンピック公園で昨日行われた『東京グレートサンタラン２０１９』の様子。

  

  放送作家でコラムニスト 山田美保子さんの『芸能アラカルト』
  語っていただいたのは、昨日の「M-1グランプリ」、そして悪性リンパ腫を患っていることが明らかになった元フジテレビの笠井信輔アナウンサーについて。

  以前、某女性誌の独身男性アナウンサーのプライベートを取材する企画で、笠井アナのことも取材した美保子さん。プライベートを明かさないといけない企画で嫌がられることの多いなか、笠井アナは自宅に招いてくださり、お茶やショートケーキ、さらにはホカホカのおしぼりまで出してくれたと言います。しかも、その記事が発売される直前にご結婚となった笠井アナはわざわざ「独身じゃなくなってしまいました」と自ら連絡までしてくれたのだとか！

  サービス精神の塊のような笠井アナだからこそ、美保子さんご自身の経験もまじえて、「本当に無理はなさらないで欲しい」と語ってくださいました。

  

  【今日の１曲】　ら・ら・ら / 大黒摩季
  

  【斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI!】2019年12月23日 20:22