斉藤一美 ニュースワイド SAKIDORI! 毎週月曜日~金曜日 15:30~17:50 ON AIR
facebook
twtter
facebook
twitter

記事

  • 第722回:相模原殺傷事件初公判

    一美キャスターお休みの1週間。3日目と明日4日目は『永野景子 ニュースワイドSAKIDORI!』です!
    今日は、水曜コメンテーター文筆家の古谷経衡さん、文化放送・報道スポーツセンターの鈴木敏夫デスクでお送りしました。
    ▼オープニング、少し欠けてのご登場となった古谷さん。みんなハラハラしながら見守っていました。
    saki20200108 (4).JPG

    気になるニュースをサキドリする『ニュースオフサイド』
    3年半前、神奈川県相模原市の知的障害者施設で入居者19人が殺害された事件。植松聖被告の初公判の模様を詳しくお伝えしました。

    横浜地裁前から、細木美知代記者のレポート。
    今日の裁判、傍聴席26席に対し1900人余りの人が殺到しました。倍率はおよそ75倍。
    傍聴整理券がなかなか配り終わらず、開廷時間は20分以上遅れに。
    裁判傍聴の列20200108.jpg
    裁判長から起訴内容に間違いないか問われた植松被告は「ありません」と述べ、起訴内容を認めたということです。
    今後、刑事責任能力が認められるかどうかが争点となります。
    最初は落ち着いていた植松被告ですが、途中、暴れだし(倒れこみ?)、一時休廷となる場面も。午後は被告不在のまま進められ、15時前に終了しました。
    次回の裁判は明後日10日に開かれます。

    被告と50回以上にわたって接見、100通に上る手紙のやりとりをされてきた月刊『創』編集長 篠田博之さんは、「裁判員裁判だから仕方ないが、3年半というのは時間が経ち過ぎ。事件後すぐの被告は、前のめりになって自分の主張をとうとうと語っていたのが時間が経って変わっていき、毎日単調な日々を過ごし、死刑のことを考えて精神的に追い詰められたような感を受けた。被告を裁くのはもちろんだが、裁判に対しては少しでも事件を解明してほしい。」と語ってくださいました。
    また、弁護士が刑事責任能力はないとしていることについては、「これで争うしか手がなくて、苦肉の策。"(パーソナリティ)障害"という言葉を被告に付けようとした弁護士に対して、被告は"障害"を差別していたのに、自らにその"障害"を付けられるなんて納得がいっていないのだ。」ともおっしゃっていました。
    この裁判の判決は、3月16日に言い渡される予定です。
    saki20200108 (2).JPG
    「今」を切り取る『きょうのナマチュウ』では、イランがアメリカに対し報復攻撃に出たニュースを取り上げました。
    中東情勢に詳しい二人の専門家にお話を伺い、この先、本当に戦争に発展してしまうのかサキドリ!
    ■国際開発センター 畑中美樹さん
    「イランは、次のアメリカ大統領選でのトランプ再選を阻止したい。長期にわたって攻撃し続けることで、「中東を抑えきれていないじゃないか」と非難されるトランプの構図を狙っている。攻撃を仕掛けてはまた報復、その応酬で、いずれ戦争へとなりかねない。」

    ■慶応義塾大学教授 田中浩一郎さん
    「大がかりな攻撃は自重するのかと思ったら、『殉教者ソレイマニ』という作戦名を付け報復。憂慮していたことが起きて、驚いた。イランは全面戦争してもいいということなのか、ここまでで終わりにしようという密約があるのか?トランプ政権の対応はちぐはぐで、一定のパターンを読み解くのは難しい。アメリカ側にどのくらい被害が出ているのかがポイントになる。被害があるのならば、再攻撃になり、いずれ紛争へ。これが怖い。」


    石川真紀キャスターの『SAKIDORIニュースパレード』
    報道スポーツセンターから、「桜を見る会、内閣府が入札前に業者と打ち合わせ」というニュースを伝えてもらいました。
    内閣府は、2018年に会場で飲食物を提供したケータリング業者などと入札公告の1カ月前に面会したことを明らかにし、野党から批判の声があがっています。内閣府担当者は「開催に向け、改善点を聞く場だった」と説明し、問題ないとの認識を示しています。
    saki20200108 (6).JPG

    コメンテーター 文筆家・古谷経衡さんの『今日のオピニオン』 テーマは「危うし憲法改正」
    今年も安倍総理は憲法改正に意欲を見せています。ただ、たとえ安倍4選があったとしても、憲法改正は極めて危ういと古谷さん。
    振り返ってみると、2005、2006年、憲法改正したほうがいいと答えた人が5割を超えていましたが、2018、2019年に調査した憲法改正の是非は、5(反対):4(賛成):1(分からない)。
    70年代から現在に至るまで、改憲すべきだという人の主張は、「攻撃型空母が持てない。敵基地攻撃能力も持てない。日本国憲法があるせいで、自衛隊の装備・国家権力の一部が制限されている。」ということになりますが、現行では集団的自衛権がOKになり、空母もオスプレイも持っている・・・
    変えなければならない理由、テコみたいなものがなくなったために、世論は「もう変えなくてもいいんじゃない?」という流れに。
    「安倍総理が目指す憲法改正は、改憲すべき理由である数々のものごとの事実上達成によって、(改憲が)達成できないという自己矛盾に陥っている。いろんな考え方があると思うが、皆さんも考えてみてください!」と語りました。
    saki20200108 (1).JPG
    『SAKIDORIスポーツ』
    土井悠平アナウンサーが取り上げたのは、今日から開幕の「サッカーAFC U-23選手権タイ2020」について。
    現地で取材されているサッカージャーナリスト 池田タツさんにお電話でお話を伺いました。
    この大会は、日本以外の参加国にとっては東京オリンピックの予選となっていて、ガチンコ対決なんだとか。日本は自ら、そのガチンコの相手とどれだけ戦えるかを見るために臨んでいる部分があるそうです。
    池田さんは注目選手として、鹿島アントラーズ所属のストライカー・上田綺世選手と、浦和レッズ所属の右サイド・橋岡大樹選手を紹介してくださいました。
    ▼シュートのポーズをしてくれた土井アナ。(ものすごくブレてすみません・・・!)
    saki20200108 (3).JPG

    『ニュースパレードアネックス』
    保釈中に逃亡した日産自動車の前の会長、カルロス・ゴーン被告は、日本時間の今夜10時から、レバノンで記者会見を開く見通しです。
    世界中が注目している今回の会見のポイントを西村志野記者に伝えてもらいました。
    ゴーン被告は会見にフランスやレバノンのメディア50社以上を招待しており、日本のメディアは締め出して行う模様。改めて潔白と出国の正当性を主張するとのことです。
    saki20200108 (5).JPG

    本郷赤門前クリニック院長で医学博士 吉田たかよし先生の『SAKIDORIクリニック』
    死亡者が年間最多だという1月を健康に乗り切る方法を教えてくださいました。
    寒い時期は、インフルエンザや風邪をこじらせることに加え、血圧が一気に高くなり、心筋梗塞や脳卒中を起こすため、死亡しやすいのだそう。
    急に冷える脱衣所などは危険!「手足」や「顔」は冷やしても大丈夫ですが、冷えると危ない「首」「お腹」「胸」は暖かくしましょう。


    【今日の1曲】 Winter's Tale ~冬物語~ / 野宮真貴 Duet with 高野寛 feat. Smooth Ace

CALENDAR

< 2020年9月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
TOPへ
radiko